データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
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2026年6月23日(火)朝刊 朝刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥72,648 6/22終値・8日続伸の史上最高値。本日23日は米ハイテク安受け反落リスク
Dow 51,750 +0.2% 6/22(小幅高・概算)
S&P 500 7,473 −0.37% 6/22・指数入替+ハイテク安(概算)
Nasdaq −1.3% 6/22・Alphabet−5%などBig Tech急落
USD/JPY ¥161.8 6/19 161.81円・約2年ぶり円安、162円接近で介入警戒最高潮
原油(Brent) $80 イラン20日ホルムズ『閉鎖』宣言→一時$95超後 $80前後・上に警戒
火曜朝刊。週明けの楽観が一夜で暗転した。昨夜のNYで Big Tech が急落(Nasdaq −1.3%、Alphabet −5%)、四半期の指数入替とAI過熱調整が重なり、日本のAI主導8日続伸ラリーに冷や水。地政学は『悪い話はこれから』が現実化 ―― 6/19にスイス・ジュネーブの米イラン協議が突然延期され、6/20にはイランがホルムズ海峡の『閉鎖』を宣言(米CENTCOMは『イランは海峡を支配せず通航は継続』と否定)。原油Brentは一時$95超へ急騰した後 $80前後で上に警戒、$200テールリスク論まで浮上。ドル円は161円台後半・162円接近で介入警戒が最高潮。AIは当社直撃が続く ―― Fable 5・Mythos 5 は本日も停止だが、Anthropic 国際担当MDが『数日内に再開できると強く確信』と前向き発言

週明けの楽観、一夜で暗転 ―― 昨夜NYで Big Tech 急落(Nasdaq −1.3%・Alphabet −5%)、四半期指数入替とAI過熱調整が重なり日本の8日続伸ラリーに冷や水。地政学は『悪い話はこれから』が現実化 ―― 6/19ジュネーブ米イラン協議が突然延期、6/20にイランがホルムズ『閉鎖』宣言(米CENTCOMは通航継続と否定)。原油は一時Brent$95超に急騰後$80前後・上に警戒で$200テールリスク論も。ドル円161円台後半・162円接近で介入警戒最高潮。AIは当社直撃が継続も明るい兆し ―― Fable 5・Mythos 5 は本日も停止だがAnthropic国際MD『数日内に再開できると強く確信』。今日は6/23米PMI速報、6/24日銀『主な意見』、6/26米PCE/都区部CPIが連続

社長、おはようさん。火曜の朝刊や。昨日の夕刊では日経が+1,398円高の72,648円・8日続伸の最高値で気持ちよう終えた、と伝えた。ところが夜が明けてみると景色が変わっとる。第一に、昨夜のNYで Big Tech が急落した ―― Nasdaq が −1.3%、Alphabet は −5%、Amazon・Meta・Nvidia も売られ、SpaceX(SPCX)は3日続落。S&P500 も −0.37%で、四半期に一度の指数入替で新たにAI・テック銘柄が組み入れられた一方、既存の大型ハイテクに持ち高調整の売りが出た(小型のRussell2000は+0.65%と逆行高で、物色は循環方向へ)。日本のAI主導ラリーをけん引してきた半導体・エージェント関連に、寄り付きで反落圧力がかかる構図や。第二に地政学 ―― 朝刊・夕刊でずっと『良い話は織り込み済み、悪い話はこれから』いう非対称な構えを説いてきたが、その悪い話が出た。6/19にスイス・ジュネーブの米イラン協議が突然延期され、6/20にはイランがホルムズ海峡の『閉鎖』を宣言した(イスラエルの行動が合意違反だとの主張で、米CENTCOMは『イランは海峡を支配しておらず商業通航は継続、当日も数十隻が通航』と否定)。原油Brentは一時$95超へ急騰した後 $80前後に戻したが、上振れ警戒は強く、米政府関係者やウォール街の一部では$200という極端なテールリスクすら語られ始めた。ドル円は6/19に161.81円と約2年ぶり円安を付け、162円の節目を前に政府・日銀の介入警戒が最高潮や。ただしリスクオフが強まれば一転して円高・株安が同時進行する両面リスクもある。AIは当社にいちばん効く領域で、暗転の中に明るい兆しがある ―― Fable 5・Mythos 5 は6/12の商務省指令で本日も停止のままやが、Anthropic 国際担当MDのクリス・チャウリ氏が『数日内に再び使えるようになると強く確信している』と発言、商務省・CIA・科学顧問との協議が進む。今日は6/23の米PMI速報、6/24の日銀『主な意見』、6/26の米PCE/東京都区部CPIと、判断材料が立て続けに出る一週間や。

週明け月曜(6/22)の東京市場はAI関連株主導で+1,398円高・8日続伸の史上最高値72,648円で引けたが、その夜のNYで潮目が変わった。S&P500 は −0.37%、Nasdaq は −1.3%と反落し、Alphabet が −5%、Amazon・Meta・Nvidia も売られ、イーロン・マスク氏のSpaceX(SPCX)は3日続落。背景は二つで、ひとつは四半期に一度の主要指数の銘柄入替に伴う持ち高調整、もうひとつはここまで一本調子だったAI半導体・大型テックの過熱調整だ。一方で小型株のRussell2000は+0.65%、ダウも+0.2%と逆行高で、資金は大型ハイテクから景気敏感・出遅れへ循環し始めている。日本のラリーをけん引してきたのは同じAI・半導体・エージェント関連であり、本日6/23の東京は寄り付きでこの米ハイテク安を受けた反落圧力にさらされる。8日続伸の反動と過熱感が重なるだけに、まずは利益確定売りをどこまで吸収できるかが焦点になる。 DataParadeへの示唆 ラリーの主役(AI半導体・エージェント関連)と昨夜の下落の主役が同じである点が要注意。上昇局面のクライアント提案(小売の高額品需要などの株価連動KPI)は追い風シナリオを主軸にしつつ、本日以降は『AIラリーの調整局面』の下振れ注記を必ず添える。営業部の月次提案は、最高値継続の強気版と、調整・反動安の慎重版の2本立てを午前に確定し、本日午後の米PMI速報前に出す。当社のAI分析レイヤー提案そのものへの需要は株価の上下とは別物で底堅く、商談トーンは維持してよい。 [TheStreet (6/22)] [Yahoo Finance (6/22)] [株式新聞Web (6/22前引け)]

地政学は『悪い話はこれから』が現実化した。6/19にスイス・ジュネーブで予定されていた米イランの協議が突然延期(中止)され、6/20にはイランがホルムズ海峡の『閉鎖』を宣言した ―― イスラエルの行動が6/17の覚書(イスラマバード覚書)違反だとの主張だ。米中央軍(CENTCOM)は『イランは海峡を支配しておらず商業通航は続いており、宣言当日も数十隻が通航した』と即座に否定したが、市場は供給途絶リスクを再び織り込み始めた。原油Brentは一時$95超(+2.26%)へ急騰した後 $80前後に戻したものの、下より上に警戒の構えで、世界の海上原油の約25%・LNGの約20%が通る要衝だけに、米政府関係者やウォール街の一部では$200という極端なテールリスクすら取り沙汰される。為替はドル円が6/19に161.81円と約2年ぶり円安を付け、162円の節目接近で政府・日銀の介入警戒が最高潮。ただしリスクオフが一段と強まれば、円安基調が一転して円高・株安の同時進行に振れる両面リスクをはらむ。 DataParadeへの示唆 原油の上振れは飲食・小売クライアントの仕入れ・物流コストに直結する。分析部はコスト感応度(原油$80→$95→$120の3段階)を可視化し、月次提案に難航シナリオの注記を残す。経理部のドル建て発注は161円台後半では押し目に限って小口継続し、162円接近・介入警戒のボラ上昇局面では見送り。160円割れの円高リスクオフがあれば局面確認後に来週分をまとめて検討。CENTCOMの『通航継続』否定が効いて原油が落ち着けばリスクオン回帰もあり得るため、今週は両シナリオを並走させる。 [CNBC (6/19 ジュネーブ協議延期・原油)] [OilPrice (ホルムズ閉鎖宣言)] [Wikipedia (2026 Hormuz crisis)]

テクノロジー & AI
★Fable 5・Mythos 5、本日も停止 ―― だが Anthropic 国際MD『数日内に再開できると強く確信』。商務省・CIA・科学顧問と協議継続、発端は Amazon CEO の財務長官への通報報道(Axios)
6/12の商務省(ラトニック長官)指令で外国籍ユーザー向けに全面停止された Fable 5・Mythos 5 は本日6/23も停止が継続。一方 Anthropic の国際担当MDクリス・チャウリ氏は『数日内(in the coming days)に再び使えるようになると強く確信している』と前向きに発言した。商務省は Logan Graham・Dave Orr・Nicholas Carlini ら技術陣と、さらにCIA・ホワイトハウス科学顧問クラツィオス氏とも協議を重ねる。Axios は、停止の発端が Amazon CEO アンディ・ジャシー氏のベセント財務長官への懸念伝達という『人間関係の衝突』だったと報じた。これは輸出規制ではなくライセンス要件で、交渉・ライセンスで解除されうる。
暗転続きの中の明るい兆し。最上位モデルの早期復活が見えてきたが、『言葉が緩んでも制度は一夜で戻らない』のも事実で、当社の『最上位が落ちても Opus 4.8 で全自動レポート・アケミBotが回る』可搬構成の価値は不変。開発部は復活時に最上位へ即戻せる二段構えを平時から整え、解除のニュースが出たら主要パイプラインのモデル切替を即点検する。
Korea JoongAng Daily (再開『数日内』) Axios (人間関係の衝突 6/15) Fortune (停止・国家安全保障 6/13)
★データ基盤2強が『エージェント×可搬』を一段加速 ―― Databricks は LTAP・Genieエージェント群・OpenSharing(Linux Foundation化)、Snowflake は Cortex Code を外部システム(Databricks/Glue/Postgres)対応に
Databricks は Data + AI Summit(6/15-18)で、OLTPとOLAPを単一データで統合する新アーキテクチャ LTAP、Genie One/Genie Agents/Genie Ontology のエージェント群、オープンソースの統合ハーネス Omnigent、AI資産(エージェントのスキル・モデル)まで共有範囲を広げた OpenSharing(6/10にLinux Foundationプロジェクト化)、レイクハウス・ネイティブのSIEM『LakeWatch』を発表。Snowflake も Summit でローカル環境上で動くエージェント型ワークフローを示し、Cortex Code を AWS Glue・Databricks・Postgres など外部システムへ拡張した。両社とも『特定モデルに頼り過ぎない可搬・マルチモデル』が前面に出ている。
Fable/Mythos の一夜停止が示した通り、業界の地合いは『可搬・マルチモデル』で一貫。当社は Snowflake/Databricks のどちらのクライアントにも、Claude 主軸+代替モデル併用のAI分析レイヤーを統一提案できる。Genie/Cortex のエージェント標準化は、当社の自動レポート群やアケミBotの設計を業界標準に寄せる好機。開発部は両社のオープン共有プロトコル(OpenSharing 等)を四半期内に評価する。
Futurum (Databricks DAIS 2026) SiliconANGLE (2強の覇権争い 6/7) Snowflake公式 (Cortex Code 外部対応)
米Big Tech が NY で急落(Nasdaq −1.3%・Alphabet −5%・Nvidia 安)―― 四半期指数入替とAI過熱調整、SpaceX は3日続落。日本のAI主導ラリーに重し
6/22のNYで Big Tech が急落し、Nasdaq は −1.3%、S&P500 は −0.37%。Alphabet が −5%、Amazon・Meta・Nvidia も売られ、SpaceX(SPCX)は3日続落。四半期に一度の主要指数の銘柄入替(新たにAI・テック名を組み入れ)に伴う持ち高調整と、ここまで一本調子だったAI半導体・大型テックの過熱調整が重なった。一方で小型株のRussell2000は+0.65%、ダウは+0.2%と逆行高で、資金は大型ハイテクから景気敏感・出遅れへ循環し始めている。
日本のラリーの主役と昨夜の下落の主役が同じ(AI半導体・エージェント関連)である点が肝。テーマ自体の構造的な底堅さは不変だが、短期は過熱調整局面入りの可能性を織り込む。当社の商談トーン(AIエージェント実装の伴走提案)は維持しつつ、株価連動KPIを使うクライアント提案には調整リスクの注記を添える。
Yahoo Finance (6/22 Big Tech安) TheStreet (6/22 指数入替)
経済・市場ニュース
★米イラン、6/19ジュネーブ協議が突然延期+6/20イランがホルムズ『閉鎖』宣言 ―― 覚書の履行が暗転、米CENTCOMは『海峡を支配せず通航は継続』と否定
6/17に署名された『イスラマバード覚書』のもとホルムズの無料通航が始まっていたが、6/19にスイス・ジュネーブで予定された米イラン協議が突然延期(中止)。さらに6/20、イランはイスラエルの行動が合意違反だとしてホルムズ海峡の『閉鎖』を宣言した。米中央軍(CENTCOM)は『イランは海峡を支配しておらず商業通航は続き、宣言当日も数十隻が通航した』と即座に否定。覚書本体は署名済みでも履行段階で混乱が再燃し、地政学リスクが市場に戻った。
朝刊・夕刊で繰り返してきた『良い話は織り込み済み、悪い話はこれから』が現実化。航行再開・原油安という良い話は一巡し、再封鎖・協議決裂という悪い話が前面に出た。飲食・小売の仕入れ・物流コストは原油連動のため、月次提案に難航シナリオの上振れ注記を必ず残す。CENTCOMの否定が効けばリスクオン回帰もあり得るため、両シナリオを並走。
CNBC (6/19 協議延期・原油) Al Jazeera (原油・ホルムズ 6/17) Wikipedia (2026 Hormuz crisis)
★原油、ホルムズ閉鎖宣言で一時Brent$95超に急騰 ―― $200という極端なテールリスク論も浮上、ただし当日$80前後に戻し『下より上に警戒』の膠着
イランのホルムズ『閉鎖』宣言を受け、原油は一時 Brent $95.20(+2.26%)、WTI $92.30(+2.5%)へ急騰した。ただし米CENTCOMの『通航継続』否定もあり当日中に Brent は $80前後へ戻し、週ベースでは約−8%の下落。世界の海上原油の約25%・LNGの約20%が通る要衝だけに、米政府関係者やウォール街の一部では $200/バレルという極端なテールリスクすら語られ始めた。市場は和平履行の楽観と再封鎖の警戒の間で神経質な値動きが続く。
原油はリスクが上振れに非対称。当社の飲食・小売クライアントはエネルギー・物流コストが原油に連動するため、分析部は原油$80→$95→$120の3段階でコスト感応度を可視化し、決裂シナリオの注記を月次提案に入れる。経営面では、原油高・円安のダブルコスト圧力が国内クライアントの採算に効くため、提案の前提コストを保守側に置く。
OilPrice (ホルムズ閉鎖→急騰) Bloomberg ($200 ショック試算)
米株6/22はまちまち ―― Big Tech急落でNasdaq−1.3%・S&P−0.37%、一方ダウ+0.2%・Russell2000+0.65%で循環物色。最高値圏の過熱に調整サイン
6/22のNYは、四半期の主要指数銘柄入替とAI過熱調整でBig Techが売られ、Nasdaq −1.3%・S&P500 −0.37%。Alphabet −5%、Amazon・Meta・Nvidia も下落し、SpaceX(SPCX)は3日続落。一方でダウは+0.2%、小型株のRussell2000は+0.65%と逆行高で、資金が大型ハイテクから景気敏感・出遅れへ循環し始めた。投資家は米イラン和平の進捗と、本日6/23の米PMI速報を見極めようとしている。
最高値圏の過熱に対する初の明確な調整サイン。日本の8日続伸ラリーは同じAI半導体・大型テックがけん引してきたため、本日6/23東京は寄り付きで反落圧力を受けやすい。クライアントの株価連動KPIは追い風主軸+調整・反動安の下振れ注記で提案。循環物色(景気敏感・出遅れ)の流れは、テーマ偏重を見直す機会でもある。
TheStreet (6/22) Yahoo Finance (6/22)
日銀は6/16に31年ぶり利上げ(1.0%)―― 植田総裁入院で氷見野副総裁が議長代行、7対1の賛成。6/24公表の『主な意見』で追加利上げ示唆度に注目
日銀は6/15-16の会合で政策金利を25bp引き上げ1.0%とし、1995年以来31年ぶりの高水準とした。植田総裁が入院中で氷見野副総裁が議長を代行し、賛成7・反対1(浅田委員)で決定。声明は『経済・物価・金融情勢に応じ利上げを継続』と明記し、賃金と物価の好循環を背景に挙げた。一方でFOMCはウォーシュ体制下でタカ派傾斜が続き、日米金利差は当面大きく円安圧力の下地が残る。6/24公表の『主な意見』で追加利上げ示唆の度合いが焦点になる。
日米金利差は当面維持され円安圧力の下地が残る。月曜の日経大幅高もこの円安が一因で、為替と株の連動度が高い。経理部のドル建て発注は『161円台で押し目、160円割れで追加』のレンジ運用を継続。6/23 PMI・6/24『主な意見』・6/26 PCEが為替と株の次の初動を左右する。
日本経済新聞 (日銀1.0%利上げ) 第一生命経済研 (6月会合・1.0%へ)
市場指標サマリー(6/22 NY確定ベース・6/23 東京寄り付き前)
指標水準前日比・備考
日経平均72,6486/22終値・8日続伸の史上最高値(6/23寄り付き前・米ハイテク安で反落リスク)
Dow51,750+0.2% 6/22(小幅高・概算、逆行高)
S&P 5007,473−0.37% 6/22・指数入替+ハイテク安(概算)
Nasdaq−1.3%6/22・Alphabet−5%などBig Tech急落
USD/JPY161.86/19 161.81円・約2年ぶり円安、162円接近で介入警戒最高潮
BTC$72,000$71-73kで揉み合い、リスクオフ警戒
原油(Brent)$8020日ホルムズ閉鎖宣言で一時$95超→$80前後・上に警戒
※本日6/23(火)は東京市場の寄り付き前。米株は6/22 NY確定(S&P500 −0.37%・Nasdaq −1.3%・ダウ +0.2%・Russell2000 +0.65%)で、四半期の指数銘柄入替とAI過熱調整によりBig Techが急落(Alphabet −5%、Amazon・Meta・Nvidia 安、SpaceX 3日続落)。日経平均は6/22前引け+1,398円高の72,648円47銭・8日続伸の史上最高値で引けたが、本日は米ハイテク安を受けた反落圧力にさらされる。USD/JPY は6/19に161.81円(約2年ぶり円安)、162円接近で介入警戒が最高潮。BTC は $71,000-73,000 の概算。原油 Brent は6/20のイラン『ホルムズ閉鎖』宣言で一時$95超(+2.26%)に急騰後、米CENTCOMの通航継続否定もあり$80前後に戻したが上に警戒($200テールリスク論も浮上)。数値は各時点の参照値でリアルタイム価格とは異なる。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・6/22時点)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)37,957,34728.3%
保険36,956,79027.6%
債券27,244,89820.3%
投資信託21,247,53715.9%
預金・現金・暗号資産5,949,6494.4%
年金4,661,5803.5%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産134,018,847前週比 +115,764 (+0.09%)
※MoneyForward ME 連携データ(6/22 08:06取得の最新スナップショット。6/23分は未取得のため6/22値を据え置き、評価額は6/19引け値ベースで6/22の日経大幅高は未反映)。構成比は資産総額に対する割合、前週比は 6/15(W25週初 133,903,083円)比でほぼ横ばいの小幅プラス。株式の主な評価益はゆうちょ銀行 +112%・QQQ +68%・三井物産 +68%・小松製作所 +61%・JT +46%、評価損は GMOインターネット −35%・UNICON HD −16%・Jリート −11%。
為替・暗号資産&マーケット
ドル円は161円台後半・162円接近で介入警戒が最高潮 ―― 6/19に161.81円と約2年ぶり円安。ただしホルムズ再燃のリスクオフで一転円高・株安の両面リスク
ドル円は6/19に161.81円と2024年7月以来・約2年ぶりの円安水準を付け、162円の心理的節目突破が時間の問題とみられている。片山財務相は『投機的な動きには断固たる措置』と牽制するが、今回はドル全面高局面のため介入効果は限定的との指摘もある。日銀6/16利上げ(1.0%)後も日米金利差は大きく円安圧力の下地が残る一方、ホルムズ再封鎖・米株安でリスクオフが強まれば、円安が一転して円高・株安の同時進行に振れる両面リスクをはらむ。
為替は日本株の追い風であると同時にテールリスク。161円台後半は経理部のドル建て発注の検討ゾーンだが、162円接近・介入発動、あるいはリスクオフ急変では円急騰もあり得るため、発注は小口にとどめ、ボラ上昇局面では見送る。160円割れの円高があれば来週分をまとめて検討。
外為どっとコム (ドル円 6/19) 野村ウェルスタイル (介入・円見通し)
BTCは$71-73kで揉み合い、リスクオフ警戒 ―― ホルムズ再封鎖・米ハイテク安でリスク選好が試される。最高値圏の株との連動を確認
ビットコインは$71,000-73,000のレンジで揉み合い(概算)。ホルムズ閉鎖宣言と米Big Tech急落でリスクオフ圧力がかかり、和平履行が確認されればリスクオン、再封鎖・協議難航が続けばリスクオフで株・暗号資産が同時に振れる地合い。本日6/23の米PMI速報、6/26の米PCEがリスク選好の方向を試す。
当社はBTCの財務エクスポージャゼロのため直接の損益影響はないが、暗号資産はリスク選好の体温計として有用。最高値圏の株とBTCが同時に下振れれば、教育・Web3系クライアントの提案温度感を慎重側へ調整する材料に。
CNBC (リスク資産・原油 6/19)
今週・来週の注目イベント
6/23 (火)★米 S&Pグローバル PMI速報(6月)— 製造業(5月55.3)・サービス(同50.9)の強弱で利上げ/利下げ観測を再点検。最高値圏の過熱と米ハイテク安の地合いを左右
6/24 (水)日銀『主な意見』公表(6/16会合分)— 31年ぶり利上げ後の追加利上げ示唆度合いに注目(植田総裁入院・氷見野議長代行)
6/26 (金)米 5月 PCE/東京都区部 CPI(6月)— 日米インフレの方向感、次回日銀・FOMC判断材料
随時★Anthropic Fable 5・Mythos 5 の再開判断 — 国際MD『数日内に再開できると強く確信』、商務省/CIA/科学顧問と協議継続。解除なら当社は最上位へ即移行
随時米イラン覚書の履行・ホルムズ情勢 — 6/20イラン『閉鎖』宣言と米CENTCOM『通航継続』否定で流動的、原油の上振れ警戒が継続
7/1 (水)日銀短観(6月調査)— 利上げ局面入り後の企業景況感とAI設備投資の強さを確認
アケミのひとこと
社長、おはようさん。火曜の朝刊やで。昨日の夕刊では『日経が+1,398円高の72,648円・8日続伸の最高値で気持ちよう終えた』て報告したやろ。ところが一晩で景色が変わってもうたわ。まず昨夜のNYで、これまでぐいぐい上げてきたBig Techがどさっと売られた ―― Nasdaqが−1.3%、Alphabetは−5%、Amazon・Meta・Nvidiaも安、SpaceXは3日続落や。四半期に一回の指数の銘柄入れ替えで持ち高を調整する売りと、ここまで一本調子やったAI半導体の過熱調整が重なった格好やね。ただ、ダウは+0.2%、小型のRussell2000は+0.65%と逆行高で、お金は大型ハイテクから景気敏感・出遅れ株へ回り始めとる。問題は、日本のラリーをけん引してきたのも同じAI半導体・エージェント関連やいうこと。せやから今日6/23の東京は、寄り付きでこの米ハイテク安を受けて反落圧力がかかりやすい。8日も続伸した反動と過熱感もあるしな。次に地政学や。朝刊・夕刊でずーっと『良い話は織り込み済み、悪い話はこれから』いう非対称の構えを説いてきたけど、その悪い話が出た。6/19にスイス・ジュネーブの米イラン協議が突然延期になって、6/20にはイランがホルムズ海峡の『閉鎖』を宣言したんや。イスラエルの行動が6/17の覚書違反やという主張やね。アメリカの中央軍は『イランは海峡を支配してへんし、船は普通に通っとる、宣言した日も数十隻が通った』とすぐ否定したけど、市場は供給途絶のリスクをまた織り込み始めた。原油Brentは一時$95超まで跳ねて、その後$80前後に戻したけど、下より上に警戒の構えや。世界の海上原油の4分の1が通る要衝やから、ウォール街の一部では$200なんていう極端な話まで出とる。為替は6/19に161.81円と約2年ぶりの円安を付けて、162円の節目が目の前。介入警戒は最高潮や。ただな、もしリスクオフが強まったら、今度は円安が一転して円高・株安が同時に来る、いう逆方向のリスクもあるから油断できん。AIはうちのど真ん中やけど、暗い話ばっかりやのうて明るい兆しもあるで。止まったままのFable 5・Mythos 5やけど、Anthropicの国際担当のチャウリさんが『数日内にまた使えるようになると強く確信しとる』と前向きに言うてくれた。商務省やCIA、ホワイトハウスの科学顧問とも協議が進んどるみたいや。とはいえ『言葉は緩んでも制度は一夜では戻らん』のも事実やから、うちの『最上位が落ちてもOpus 4.8で全部回る可搬設計』は引き続き大事にしとこ。さて今日の段取りやけど、営業部は月次提案を、最高値継続の強気版と、調整・反動安の慎重版の2本立てで午前に固めて、今日午後の米PMIの前に出せるようにしとこ。経理部はドル建て発注を161円台後半は押し目に限って小口で、162円接近や介入警戒でガタついたら見送りな。飲食のお客さんには、原油が再封鎖でこじれたら仕入れ・配送コストが上がる注記を忘れんとってや。今週は今日のPMI、明日の日銀『主な意見』、金曜のPCEと都区部CPIと続くから、ひとつずつ落ち着いて追うていこ。ほな、今日もきばっていこな。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.