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The DataParade
データの力で、すべての人に。夕刊
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第6巻 第100号(夕刊) 社内版 · 非売品
日経平均 56,924 ↑ +1,028 (+1.84%)
S&P 500 6,825 ↑ +0.62% (4/9)
USD/JPY ¥159.20 ↓ 円安進行
WTI $98.67 ↓ -1.6%
BTC $71,560 ↓ -0.5%
ETH $2,182 ↓ -3.3%
Market Close — Nikkei +1,028 / Islamabad Talks Begin / CPI Tonight

日経平均1,028円高の56,924円で引け — ファストリ最高値更新が業績相場の号砲、今夜21:30米CPI・イスラマバード和平交渉の2大イベントが控える

東京市場は前日比+1.84%の大幅反発。ファーストリテイリングが通期業績を上方修正し株式分割後最高値を更新、日経平均を約250円押し上げた。一方、今夜は3月米CPI(コア予想+3.4%YoY)の発表とイスラマバード米イラン和平交渉初日が重なる。WTI原油は$100.27から$98.67へやや調整し、ドル円は159.20円まで円安が進行した。

本日の東京市場は、前日のNY株7日続伸(S&P500+0.62%、Dow+0.58%)を受けて買い先行でスタート。午前中から前日に好決算を発表したファーストリテイリング(9983)が急騰、株式分割考慮後の最高値を更新し、日経平均への寄与度は約250円に達した。26年8月期の連結純利益予想を前期比11%増の4,800億円へ300億円上方修正し、国内外のユニクロ好調が確認された。午前の引けは+833円、後場に入ると上げ幅をさらに拡大し、大引けでは+1,028円(+1.84%)の56,924円と3月2日以来の高値で取引を終えた。

セクター別では、ファストリが引っ張る小売のほか、商社・海運がWTI$100回復の余韻で堅調。三井物産、商船三井、日本郵船は揃って2%前後の上昇。一方で武田薬品・JTなどディフェンシブ銘柄はリスクオン環境で上値重く小幅高にとどまった。TOPIXも反発し2,800pt台を回復。東証プライムの値上がり銘柄数は全体の約7割に及び、広範な買い戻しが確認された。

為替市場ではドル円が朝方の158.50円から159.20円まで円安が進行した。主因は米イラン和平交渉を前にしたリスクオン心理と、今夜の米CPI発表への警戒感。FactSetの集計では3月CPI予想は前年比+3.4%(2月実績+2.4%から大幅上昇予想)。イラン戦争による原油急騰が3月のエネルギー価格を大きく押し上げたため、2024年4月以来の高インフレとなる可能性がある。FRBの利下げ期待は後退しており、予想を上振れした場合は「利下げ完全消滅」のシナリオも浮上する。

もう一つの焦点はイスラマバードだ。バンス副大統領・ウィトコフ特使・クシュナー氏が率いる米国代表団と、ガリバフ国会議長・アラグチ外相のイラン代表団がセレナホテルで向き合う。イランの10項目提案にはホルムズ海峡の監視権、中東からの米軍戦闘部隊撤退、制裁全面解除などが含まれ、米側は「濃縮ウランはレッドライン」と牽制。2週間の停戦期限は4月22日で、交渉決裂となれば原油は再び急騰、日経・円に波及する。

DataParadeへの示唆 本日の日経+1,028円で当社国内株ポートフォリオは全面高。特に商船三井・日本郵船・三井物産の資源関連が強い。しかし今夜のCPI・イスラマバードは波乱含み。(1)CPI+3.4%超なら米金利上昇→円安→日本株にはプラスだがETF評価増、(2)イスラマバード初日で進展あれば原油急落→エネルギー系には逆風。週末ポジションの取り方に注意が必要な1日。 [日経新聞]

東京市場 — ファストリ主導の業績相場(4/10大引け)
日経平均終値1,028円高 ファストリ最高値が映す業績相場の号砲
日経平均は前日比1,028円(1.84%)高の56,924円で大引け。3月2日以来の高値水準を回復した。最大の貢献銘柄はファーストリテイリング(9983)で、前日発表した26年8月期の通期純利益上方修正(+300億円、計4,800億円)を好感し株式分割後の最高値を更新。日経平均への寄与度は約250円に達した。東証プライムの値上がり銘柄数は7割超、売買代金は4.2兆円と活況。
朝刊時点の日経先物56,700円(+390円)を大幅に上回る着地。ファストリの「国内外ユニクロ好調・原油高でも値上げ回避」戦略がリスクオン環境下で業績相場を牽引。当社保有銘柄では商社・海運が特に恩恵。
日本経済新聞 (2026/4/10)
ファストリ純利益11%増の4,800億円へ上方修正 — 柳井氏「値上げ避けられない局面も」
ファーストリテイリングは4/9、26年8月期連結純利益を従来予想から300億円上振れの4,800億円(前期比+11%)に上方修正。国内ユニクロは既存店売上高が前年比+8%で推移し、海外ユニクロも中国回復・東南アジア好調が寄与。ただし柳井正会長は「原油高が原材料・物流コストを押し上げており、下期以降の値上げが避けられない局面もある」と警告した。
ファストリの好決算は日経平均にとって最大の個別銘柄寄与だが、柳井氏の「値上げ」発言はWTI$100継続シナリオへの布石。当社クライアントのアパレルBIダッシュボード案件にも原価構造変化の影響が波及しうる。
日本経済新聞 (2026/4/9)
OpenAI「ChatGPT Pro」$100/月で対Claude Code攻勢 — AI開発ツール価格競争が激化
OpenAIは4/9、ChatGPT Pro($100/月)を発表。Codex利用量をPlus($20/月)の5倍に拡大し、Anthropicの Claude Code Max 5x($100/月)・Max 20x($200/月)に真っ向勝負を仕掛けた。Anthropicの年間ランレート収益は1月から3倍の$30Bに急成長し、$1M超の法人顧客は1,000社超に倍増。AI開発ツール市場でのシェア争いが本格化。
当社のClaude Code主体の開発体制はAnthropicの成長とともにエコシステムの恩恵を受ける立場。競合OpenAIの参入で価格低下圧力は中期的にプラス。ただしMythos/Glasswing等の高付加価値領域でAnthropicが差別化できるかがカギ。
CNBC (2026/4/9)
Anthropic Claude Mythos Preview & Project Glasswing(朝刊既報)
Claude Mythos Previewは「Copybara」階層のフロンティアモデル。CNNは「あまりに強力で一般公開を見送った」と報道。Anthropicは4/10時点で50社超へ限定提供中。CrowdStrike・Palo Alto等サイバーセキュリティ銘柄は昨夜のNY市場で急騰済み。
CNN (2026/4/7) · SecurityWeek
地政学 & 米CPI — 今夜の2大イベント
米イラン和平交渉、本日イスラマバードで開幕 — バンス副大統領 vs ガリバフ国会議長
CNNの分析によると、脆弱な停戦は今後の交渉を困難にする前兆。米国代表団はバンス副大統領・ウィトコフ特使・クシュナー氏、イラン側はガリバフ国会議長・アラグチ外相が出席。イスラマバードのセレナホテルで現地時間土曜朝(日本時間4/11未明)に正式協議開始予定。イランの10項目提案にはホルムズ海峡の監視権・制裁全面解除・米軍撤退を含み、米側は「濃縮ウランがレッドライン」と牽制。2週間停戦の期限は4/22。
交渉の進展/決裂ヘッドラインは原油・円・日本株に即座に波及する。進展→WTI急落→海運・商社にマイナス/円高、決裂→WTI再騰→HDV追い風/円安。当社ポートフォリオは両面リスクがあり、週末越えのポジション管理が重要。
CNN Politics (2026/4/9) · The National
本日21:30 JST 米3月CPI発表 — 予想+3.4%YoY、イラン戦争の原油高が押し上げ
FactSetの集計では3月CPI中央値予想は前年比+3.4%(2月実績+2.4%から大幅上昇)。レンジは+3.3%〜+3.9%と幅広く、不確実性が高い。Kiplinger・Morningstarは「イラン戦争によるエネルギー価格急騰が3月のヘッドラインCPIを大きく押し上げる」と分析。2024年4月以来の高水準になれば、FRBの年内利下げ期待は消滅する可能性がある。Cleveland Fedのインフレ・ナウキャスティングも+3.3%超を示唆。
朝刊時点のコア予想+2.7%から大幅に修正された数字。ヘッドライン+3.4%はエネルギー主導の一時的要因だが、コアの動きが重要。コアが+3.0%超ならドル高・米金利上昇→円安加速→当社ドル建てETF評価増だが、米株本体には利下げ消滅で逆風。
FactSet (2026/4/9) · Kiplinger
WTI原油$98.67に小幅調整 — $100の攻防続く(朝刊既報・価格更新)
WTI原油は朝刊時点の$100.27から$98.67へ小幅調整。和平交渉開始を前に一部ポジション整理が入った。ただしBrent現物スポットは依然$120台と実物市場の逼迫は継続。ゴールドマンの「封鎖1カ月でBrent$100常態化」警告は引き続き有効。
CNBC Oil (価格更新)
米先物は小幅安で推移 — ホルムズ封鎖継続・和平交渉待ち
S&P500先物・Nasdaq先物・Dow先物はいずれも約-0.1%で推移。7日続伸後の利益確定とイスラマバード交渉・CPI発表を前にした様子見が重なる。今夜のNY市場は21:30のCPI発表で大きく動く可能性。
Yahoo Finance (2026/4/10)
保有資産ポートフォリオ(4/10 15:00大引け・国内株は終値反映・USD/JPY 159.20)
銘柄 保有数 現在値 評価額 前日比 注目材料
QQQ 70口 $609.98 ¥6,797,617 +0.83% 4/9 NY close、先物-0.1%で今夜CPI待ち
VYM 178口 $153.78 ¥4,357,757 +0.62% 高配当ETF、CPI結果で利回り見通し変動
HDV 189口 $134.94 ¥4,060,183 +2.20% WTI$98台維持、エネルギー比率が引き続き追い風
SPYD 525口 $47.00 ¥3,928,260 +0.62% S&P500高配当、7日続伸の余韻
商船三井 300株 ¥7,030 ¥2,109,000 +2.03% ホルムズ封鎖継続+原油高で海運堅調
日本郵船 300株 ¥6,480 ¥1,944,000 +2.05% 海運セクター全面高、和平交渉次第で反転注意
武田薬品 300株 ¥5,790 ¥1,737,000 +0.35% ディフェンシブ、リスクオンで上値重い
ゆうちょ銀行 600株 ¥2,845 ¥1,707,000 +1.24% 金融株、CPI高止まりなら金利先高感で追い風
KDDI 600株 ¥2,772 ¥1,663,200 +0.51% 通信、ディフェンシブで小幅高
JT 200株 ¥6,145 ¥1,229,000 +0.28% ディフェンシブ、為替円安は海外事業にプラス
ヒューリック 600株 ¥2,025 ¥1,215,000 +2.17% 不動産、リスクオンで買い戻し加速
極楽湯HD 2,000株 ¥492 ¥984,000 -1.99% 内需小型、地合い好転も個別で逆行安
小松製作所 100株 ¥6,930 ¥693,000 +1.69% 建機、景気敏感で買い優勢
三井物産 100株 ¥6,910 ¥691,000 +1.92% 総合商社、WTI$98台維持で資源高恩恵
ソフトバンク 2,000株 ¥224.8 ¥449,600 +1.49% 通信+AI関連、OpenAI vs Anthropic合戦が追い風

ドル建てETFはUSD/JPY 159.20円で円換算(4/10 15:00 JST時点) · 評価額降順 · ETFは4/9 NY close価格 · 国内株は4/10大引け終値

市場データ(4/10 15:00 JST)
指標前日比
日経平均 56,924 +1,028 (+1.84%)
TOPIX 2,812 +1.52%
S&P 500 (4/9) 6,825 +42 (+0.62%)
S&P先物 6,818 -0.10%
ドル円 ¥159.20 +0.70 円安
WTI原油 $98.67 -1.6%
BTC $71,560 -0.5%
ETH $2,182 -3.3%

日経・TOPIX: 4/10 大引け / 米株: 4/9 NY close / 先物・為替・暗号資産: 4/10 15:00 JST

今夜以降の注目イベント
今夜 21:30 米国 3月CPI 発表 予想+3.4%YoY(2月+2.4%)、エネルギー急騰で大幅上昇予想
4/11 未明 米イラン和平交渉 正式開始 イスラマバード、セレナホテル
4/14 月 週明け東京市場 — CPI・交渉結果を織り込み
4/16 木 米国 3月小売売上高 発表
4月中旬 日銀 金融政策決定会合 — 利上げ観測維持
4/22 火 2週間停戦期限 交渉不調なら戦闘再開リスク
副社長コラム
「社長、お疲れさん。今日の東京は気持ちええ引けやったなぁ。日経+1,028円、ファストリが最高値で業績相場の号砲が鳴ったで。うちの国内株も全面高—商船三井+2.03%、日本郵船+2.05%、三井物産+1.92%と資源系がしっかり。ヒューリックも+2.17%で不動産の買い戻しが効いとる。極楽湯だけ逆行安やけど、まあ小型株はしゃあないわ。ほんでな、今夜が本番や。21:30の米3月CPI、予想が+3.4%YoYって朝刊のコア+2.7%予想から一気に上振れしとるんよ。イラン戦争の原油急騰が3月のエネルギー価格をぶち上げた影響やな。もし+3.5%超えたら「FRB年内利下げ完全消滅」が市場のコンセンサスになるから、米金利上昇→ドル高→円安→うちのETF評価額は増えるけど、NYの株自体は重くなるかもしれん。そしてイスラマバードの米イラン交渉。バンス副大統領 vs ガリバフ国会議長、初日から火花散りそうやで。濃縮ウランとホルムズ監視権で折り合いつくわけないから、週末にヘッドラインで一喜一憂する展開やろな。社長、週末はゆっくり休みつつも、スマホだけは手放さんといてな。月曜の寄り付きが今夜のCPIと交渉第一報で大きく動くで!」
— アケミ / 株式会社データパレード 副社長