データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
♦ ♦ ♦
2026年7月1日(水)朝刊 朝刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥70,062 ★6/30東京終値・史上初の7万円台(+594円/+0.86%)。本日7/1は寄り付き前
Dow 52,182 6/29確定終値・初の5万2千ドル台。6/30NYは小幅安(−0.24%)・JOLTS堅調/消費者信頼感まちまち
S&P 500 7,440 6/29確定+1.18%。6/30NYはほぼ横ばい(+0.03%)、テック回復続く
Nasdaq 25,820 6/29確定+2.07%。6/30NYは+0.29%でAI反発が持続
USD/JPY ¥162.4 ★6/30東京で一時162.41=39年半ぶり安値。介入警戒最高潮、本日も162円台で攻防
原油(Brent) $72.0 WTI $69.5前後。停戦観測で2026高値から約-20%、ホルムズ通航ルールで綱引き
水曜朝刊。月末・四半期末を越え2026年後半入り。最大のニュースは『日経平均が6/30に史上初の7万円台(70,062円・+594円/+0.86%)に到達した』こと ―― ただしその裏で円は6/30東京で一時162円41銭=39年半ぶり安値を更新し、片山財務相『断固たる措置』で介入警戒が最高潮。円安が輸出株を押し上げる“諸刃の最高値”だ。本日7/1は日銀短観(4-6月)+米ISM製造業/ADP雇用、7/2に米6月雇用統計と、相場の方向を決める指標ラッシュが続く。AIは当社の隣接領域に新材料 ―― Anthropicが6/30に科学者向けワークベンチ『Claude Science』を公開ベータで投入し、『新モデルではなくワークフローで勝つ』戦略を鮮明にした

日経平均、6/30に史上初の7万円台(70,062円・+594円) ―― だが円は同日162円41銭=39年半ぶり安値で、片山財務相『断固たる措置』に介入警戒が最高潮。円安が輸出株を支える“諸刃の最高値”で2026年後半入り。本日7/1は日銀短観(4-6月)+米ISM/ADP、7/2に米雇用統計と相場の方向を決める指標ラッシュ。AIはAnthropicが科学者向け『Claude Science』を公開ベータ投入(6/30)、『新モデルでなくワークフローで勝つ』戦略を鮮明に ―― 当社の“モデルより業務設計”という提案軸と重なる

社長、おはようさん。水曜の朝刊や。6月の締めくくりで大きな節目を越えた ―― 日経平均が6/30に史上初めて7万円台(70,062円・前日比+594円/+0.86%)に乗せた。ただ素直に喜べんのは、同じ6/30に円が東京で一時162円41銭まで売られ、1986年12月以来およそ39年半ぶりの円安・ドル高を更新したからや。片山さつき財務相は『断固たる措置が含まれる』と踏み込み、介入警戒は最高潮。つまり今の最高値は“円安が輸出株を押し上げる”という諸刃の構図の上にある。ここから先は指標が方向を決める ―― 本日7/1は日銀短観(4-6月期、大企業製造業のDIと設備投資計画の上方修正幅が焦点)に米ISM製造業・ADP雇用、そして7/2の米6月雇用統計が今週最大の節目だ。米国は6/30にJOLTS求人が5月760万件と2年ぶり高水準で労働市場の底堅さを示した一方、消費者信頼感は『職が見つけにくい』が2021年1月以来の高さで、強弱まちまち。地政学は米イランがホルムズ海峡の通航ルールを巡り綱引きを続け、原油は停戦観測で2026年高値から約-20%(Brent $72前後)。AIは当社の隣接領域で新展開や ―― Anthropicが6/30に科学者向けワークベンチ『Claude Science』を公開ベータで出した。新しいAIモデルではなく、60超のスキル・コネクタで研究ワークフローそのものを束ねる“仕組み勝負”で、これは当社が常々言う『モデルそのものより業務設計で価値を出す』という方針とぴたり重なる。

2026年の前半最終日、6/30に日経平均は史上初めて7万円の大台に乗せた。終値は70,062.32円、前日比+594.21円(+0.86%)。AI・半導体株の底堅さに加え、同日に進んだ急激な円安が輸出採算改善の思惑を通じて株価を押し上げた。だがその円安こそ最大の懸念材料だ。ドル円は6/30東京市場で一時1ドル=162円41銭近辺まで下落し、1986年12月以来およそ39年半ぶりの円安・ドル高水準を更新。午前10時前の中値決済に向けた輸入企業など実需の円売りが直接の引き金で、米国のインフレ再燃→利上げ観測によるドル高、相対的に低い日本の政策金利(1.0%)が根っこにある。片山さつき財務相は『必要に応じていつでも適切に対応する』『断固たる措置が含まれることは日米財務相会合でも確認した』と踏み込み、政府・日銀の再介入警戒は最高潮にある。 DataParadeへの示唆 最高値更新は朗報だが、土台が『円安→輸出株高』である点に留意がいる。経理部のドル建て発注は、162円・39年半ぶり安値かつ介入警戒が目前のため本日も原則見送り・小口に限定し、緊急性のない発注は7/2の米雇用統計後まで待つ。介入が入れば数円規模の円高ブレがあり得るため、もし160円割れまで戻れば来週分をまとめて拾う好機とみる。円安持続は飲食・小売クライアントの輸入原価・エネルギーコストを押し上げるため、分析部はコスト感応度の試算を更新し、営業部は月次提案に『円安持続シナリオでの原価上振れ』を明記する。 [日本経済新聞 (円相場 一時162円台 39年半ぶり 6/30)] [日本経済新聞 (強いドルに平時の買い 162円迫り介入警戒)] [東京新聞 (39年ぶり162円台迫る 介入効果サッパリ)]

週後半は指標が相場の方向を決める。本日7/1(水)は国内で日銀短観(4-6月期)が最大の注目材料で、大企業製造業の業況判断DIと、3月調査時点で前年比+3.3%増だった2026年度の設備投資計画(全産業)がどこまで上振れるかが焦点。3〜5月の工作機械受注が極めて好調なため上方修正への期待が高い。同日に米ISM製造業景況指数(6月)・米ADP雇用(6月)、そして7/2(木)夜に米6月雇用統計が控える。米国は6/30、5月のJOLTS求人が約760万件と2年ぶり高水準(市場予想の約-10%減を大きく覆す)で労働市場の底堅さを示したが、コンファレンスボードの消費者信頼感はガソリン安で小幅改善する一方、『職が見つけにくい』との回答が22.5%と2021年1月以来の高さに上昇し、強弱が交錯した。米株は6/29に二つの安心材料(米イラン一旦停止合意・最高裁がFRB独立性堅持)で急反発した後、6/30NYは小幅まちまち(Dow−0.24%・S&P+0.03%・Nasdaq+0.29%)で反発の持続力を試している。 DataParadeへの示唆 日銀短観の設備投資上方修正は、当社が支援するデータ分析・DX投資の追い風を測る一次情報になる。設備投資計画が強ければ、クライアントのIT・分析投資予算にも前向きな読みができ、営業部は下期の提案を強気主軸で組める。逆に米雇用統計が強すぎれば利上げ観測→ドル高→円一段安となり介入リスクが跳ねるため、経理部のドル建て発注判断は7/2夜の結果を最優先で確認する。分析部は短観の業種別DIから飲食・小売クライアントの設備・人件費トレンドを読み、月次レポートの景況コメントを更新する。 [財経新聞 (来週の3つのポイント 日銀短観・米雇用統計)] [CNN Business (JOLTS 5月 求人2年ぶり高水準 6/30)] [TheStreet (米株 6/30 テック回復続く)]

テクノロジー & AI
★Anthropic、科学者向けワークベンチ『Claude Science』を公開ベータ投入(6/30) — 60超のスキル/コネクタでゲノム・プロテオミクス・創薬の研究ワークフローを束ねる。『新モデルではなくワークフローで勝つ』戦略。最大$30k×50件の助成、応募は7/15まで
Anthropic は6/30、科学者向けAIワークベンチ『Claude Science』を公開ベータで投入した。研究者がよく使うツール・パッケージを統合し、監査可能な成果物を生成、計算資源への柔軟なアクセスを提供する。ゲノミクス・単一細胞・プロテオミクス・構造生物学・ケモインフォマティクス向けに事前設定された60超のスキル/コネクタを持つ汎用調整エージェントが核で、3Dタンパク質構造やゲノムブラウザトラックをそのまま描画する。重要なのは『新しいAIモデルでも、生物学に特化した高性能モデルでもない』点 ―― 中身は既存の Claude(Opus 4.8 等)で、勝負どころは“ワークフロー”だと明言。Claude Pro/Max/Team/Enterprise 向けに提供し、最大$30,000のクレジットを伴う『AI for Science』50件を支援(応募7/15締切・9〜12月実施)。
当社の核心メッセージ『価値はモデルそのものより業務設計(ワークフロー)で出る』を、供給元の Anthropic 自身が製品で体現した形だ。これは提案の強力な裏付けになる ―― クライアントに『最新モデルを買うより、御社の業務に合わせたスキル/コネクタ設計が効く』と説明する際の実例として使える。製薬・大学・研究機関を持つ取引先や、教育クライアントの研究DX案件で『Claude Science 型のワークベンチ設計』を当社が伴走する提案余地がある。開発部は60超スキルの設計思想を、自社のアケミBot・自動レポート群のスキル化に応用する。
Anthropic (Claude Science AI workbench) TechCrunch (workflow not a new model 6/30) STAT News (Claude Science 6/30)
OpenAI、次世代『GPT-5.6 Sol』を6/26プレビュー+Broadcomと推論最適化チップ(6/24) — AI三極の最先端競争は『ほぼ互角』のまま、モデルと自社シリコンの両輪で攻勢
OpenAI は6/26に次世代モデル『GPT-5.6 Sol』をプレビューし、6/24には Broadcom と共同で LLM 推論に最適化したチップを発表した。あわせて Google の SynthID を採用しAI生成コンテンツの電子透かしに対応するなど、業界横断の連携も進む。Anthropic(Opus 4.8/Claude Science)・Google(Gemini 3.5/Omni)と並び、最先端競争は各社『ほぼ互角』のまま、モデル性能と自社シリコン(コスト・供給)の両輪で差別化を競う構図が続く。
三極が拮抗し、自社チップでコスト・供給を握りにいく流れは当社のコスト構造に追い風。Anthropic を主軸にしつつ、用途次第で安価・高速な他社モデルを併用するマルチモデル設計の妥当性が増す。開発部は四半期内に『用途別モデル選定ガイド』を更新し、推論コストの低下を自動レポート群・アケミBotの拡張余地に織り込む。
OpenAI News LLM-Stats (AI Updates June 2026)
Google、検索バーを Gemini 3.5 Flash で全面AI化+『Gemini Omni』投入 — 月間トークン処理が7倍の3.2京超、開発者850万人。安価・高速モデルで大量デプロイ戦略
Google は検索バーを Gemini 3.5 Flash で全面駆動し、従来のリンク一覧ではなくクエリに応じてAI要約ページを生成する方式へ移行。世界理解・マルチモーダル・編集を進めた『Gemini Omni』も投入した。月間トークン処理は7倍の3.2京(quadrillion)超、毎月850万人超の開発者が Google のモデルでアプリを構築しており、安価・高速モデルの大量デプロイでエコシステムを拡大している。
検索のAI化が標準になれば、クライアントのSEO・コンテンツ戦略(特に飲食・小売・教育の集客)に構造変化が及ぶ。広報部・制作部は『AI要約ページに拾われる構造化コンテンツ』への最適化を提案メニューに加える。大量バッチ・動画系では安価な Gemini Flash の併用余地があり、開発部のマルチモデル設計に反映する。
Google Blog (Google I/O 2026 keynote) Google Cloud Blog (AI announcements this month)
(昨日夕刊既報・据え置き)Claude Managed Agents に自己ホスト型サンドボックス(公開ベータ)+MCPトンネル(研究プレビュー) — エージェントを自社インフラ(Cloudflare等)で動かし社内の非公開MCPへ安全接続。今日の Claude Science と併せ『仕組みで業務に入り込む』動きが連続
昨日夕刊で報じた通り、Anthropic は Claude Managed Agents に自己ホスト型サンドボックス(公開ベータ)とMCPトンネル(研究プレビュー)を追加。ツール実行を自社インフラや Cloudflare 等で動かしつつ、社内の非公開MCPサーバーをインターネットに晒さず利用できる。本日の Claude Science(研究ワークフローの束ね)と合わせると、Anthropic が『モデル提供』から『業務ワークフローへの埋め込み』へ軸足を移していることが連続して見て取れる。
据え置き。自社サンドボックス+社内MCPトンネルは、アケミBot・自動レポート群を『データを外に出さずエージェント化』する実装の道筋。Cloudflare はすでに当社レポートの置き場で相性が良い。開発部は launchd で回す定期ジョブのうち載せ替え候補の棚卸しを継続する。
Claude by Anthropic (Managed Agents updates) The New Stack (MCP tunnels & sandboxes)
経済・市場ニュース
★日経平均、6/30に史上初の7万円台(70,062円・+594円/+0.86%) — AI・半導体株の底堅さ+急激な円安が輸出採算改善期待を通じて押し上げ。2026年前半を最高値で締め後半入り
日経平均は6/30(火)の東京市場で史上初めて7万円の大台に乗せ、終値70,062.32円・前日比+594.21円(+0.86%)で2026年前半を史上最高値で締めくくった。AI・半導体株の底堅さに加え、同日に進んだ円安(ドル円162円台)が輸出企業の採算改善思惑を通じて指数を押し上げた。月末・四半期末(Q2末)のリバランス売買が交錯する中での大台到達で、上昇の主因が円安と一部ハイテクである点には留意が必要。
最高値は朗報だが、土台が『円安→輸出株高』と一部AI株主導である点に留意。クライアントの株価連動KPI(小売の高額品需要等)は追い風シナリオを主軸にしつつ、円安が反転(介入成功)した際の輸出株調整リスクを注記として添える。本日7/1の日銀短観と7/2の米雇用統計を見て、営業部は下期提案の最終トーンを確定する。
日本経済新聞 (マーケット) 日経CNBC (日経 連日最高値 一時7万円乗せ)
★ドル円、6/30に162円41銭=39年半ぶり安値を更新 — 過去の11.7兆円介入も効果続かず、利上げを伴わぬ介入の限界が露呈。片山財務相『断固たる措置』で当面は上値が重い可能性も
ドル円は6/30東京で一時162円41銭近辺まで下落し1986年12月以来およそ39年半ぶりの円安・ドル高を更新。政府・日銀は4〜5月に過去最大の11兆7,349億円の円買い介入を実施したが効果は持続せず、6/16の0.25%利上げ後も米利上げ観測がこれを相殺し円安が続いた。市場には『利上げを伴わない介入は効果が限定的』『165円も視野』『日本固有の弱さ』との見方がある一方、片山財務相の『断固たる措置』発言で当面は上値が重くなる可能性も指摘される。為替の方向は本日7/1の指標群と7/2の米雇用統計が左右する。
経理部の基本線は『162円・介入警戒・雇用統計待ち』で本日もドル買いは見送り・小口。介入で160円割れまで円高が進めば来週分の発注をまとめて検討する好機。ただし過去の介入が一時的だった事実を踏まえ、高値追いは避け7/2夜の結果で方向を確認してから動く。円安継続は飲食・小売の輸入原価・物流コストに波及するため、分析部はコスト感応度を更新する。
日本経済新聞 (一時162円台 39年半ぶり 6/30) 楽天証券トウシル (11兆円介入はなぜ失敗したか)
★本日7/1は指標ラッシュ — 日銀短観(4-6月)+米ISM製造業/ADP雇用、7/2に米6月雇用統計。短観は大企業製造業DIと設備投資計画(3月+3.3%)の上方修正幅が焦点
本日7/1(水)は国内で日銀短観(4-6月期)が最大の注目材料。大企業製造業の業況判断DIと、3月調査で前年比+3.3%増だった2026年度の設備投資計画(全産業)の上方修正幅が焦点で、3〜5月の工作機械受注が好調なため上振れ期待が高い。同日に米ISM製造業景況指数(6月)・米ADP雇用(6月)、7/2(木)夜に米6月雇用統計が控える。FOMCは年内追加利上げを示唆しており、堅調な雇用なら利上げ観測→ドル高→円一段安、介入リスク上昇につながる。
日銀短観の設備投資上方修正は、当社が支援するデータ分析・DX投資の追い風を測る一次情報。設備投資が強ければクライアントのIT・分析予算にも前向きな読みができ、営業部は下期提案を強気主軸で組める。経理部のドル建て発注は、雇用統計が強い→円一段安・介入リスク増のシナリオを想定し、7/2夜まで判断を留保する。
財経新聞 (日銀短観・米雇用統計 6/27) ソニー銀行 (米雇用統計 7/2発表分の注目点)
米6/30、JOLTS求人が5月760万件で2年ぶり高水準(予想の約-10%減を覆す)— 一方で消費者信頼感は『職が見つけにくい』22.5%が2021年1月以来の高さ。雇用統計前に強弱まちまち
6/30発表の米5月JOLTS求人は約760万件と2年ぶりの高水準で、市場が予想した約10%減(約697万件)を大きく覆し労働市場の底堅さを示した。一方、コンファレンスボードの6月消費者信頼感はガソリン安を背景に小幅改善したが、現状の労働市場認識は悪化し『職が見つけにくい』との回答が22.5%と2021年1月以来の高さに上昇。求人は強い・体感は弱いという交錯した内容で、7/2雇用統計前の地ならしとなった。
強い求人と弱い体感の交錯は、利下げ/据え置き観測を一方向に振らせない。Fedの判断は7/2雇用統計次第で、ドル円162円攻防の行方も同じく雇用統計が決める。営業部は強気主軸を維持しつつ、雇用統計の結果でトーンを微修正できる『二段構え』を準備する。
CNN Business (JOLTS 5月 6/30) Conference Board (Consumer Confidence)
市場指標サマリー(6/30確定ベース・7/1寄り付き前)
指標水準前日比・備考
日経平均70,062.32★6/30東京終値・史上初の7万円台(+594.21円/+0.86%)。本日7/1寄り付き前
Dow52,182.746/29確定+0.59%・初の5万2千ドル台。6/30NYは小幅安(−0.24%)
S&P 5007,440.436/29確定+1.18%。6/30NYはほぼ横ばい(+0.03%)
Nasdaq25,820.146/29確定+2.07%。6/30NYは+0.29%でAI反発持続
USD/JPY162.41★6/30東京で一時162.41=39年半ぶり安値。片山財務相『断固たる措置』で介入警戒最高潮
原油(Brent)$72.0WTI $69.5前後。停戦観測で2026高値から約-20%、ホルムズ通航ルールで綱引き
BTC$60,000前後$60k近辺で戻り鈍く、リスク選好の体温計として中立〜慎重
※本日7/1(水)は東京市場の寄り付き前。日経平均は6/30東京確定終値70,062.32円(+594.21円/+0.86%・史上初の7万円台)。米株は6/29 NY確定終値(Dow 52,182.74・+0.59%=初の5万2千ドル台、S&P500 7,440.43・+1.18%、Nasdaq 25,820.14・+2.07%)を基準とし、6/30 NYは小幅まちまち(Dow−0.24%・S&P+0.03%・Nasdaq+0.29%)で反発の持続力を試す段階(6/30大引け確報は次回更新)。USD/JPYは6/30東京で一時162.41=1986年12月以来およそ39年半ぶりの円安・ドル高を更新、片山財務相『断固たる措置』で再介入警戒が最高潮。原油はBrent $72前後・WTI $69.5前後で、停戦観測により2026年高値から約-20%。米イランはホルムズ海峡の通航ルールを巡り綱引き継続。BTCは$60,000近辺で戻り鈍い。本日7/1の日銀短観・米ISM/ADP、7/2の米雇用統計が当面の方向を決める。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・6/30時点)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)37,663,71428.2%
保険36,956,79027.7%
債券27,398,21920.5%
投資信託20,939,46115.7%
預金・現金・暗号資産5,997,4934.5%
年金4,661,5803.5%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産133,618,303週初(6/29)比 ±0/前週6/28比 −29,482 (−0.02%)
※MoneyForward ME 連携データ(W27=6/29〜7/5の最新スナップショット、6/30取得)。週初6/29と同値で実質横ばい、前週末6/28(133,647,785円)比は−29,482(−0.02%)。各銘柄の前日比はいずれも0円で、評価額は週前半の引け値ベースで据え置かれている。株式の主な評価益はゆうちょ銀行 +104%・三井物産 +60%・QQQ +60%・小松製作所 +57%・JT +43%、投資信託は eMAXIS Slim S&P500 が最大+128%。評価損は GMOインターネット −36%・UNICONホールディングス −20%・Jリート −8%。ドル建て資産(QQQ/VYM/HDV/SPYD)は162円の円安で円換算評価が上振れる方向だが、次回スナップショットで反映見込み。口座番号・金融機関別残高明細は非掲載。
為替・暗号資産&マーケット
★ドル円162円、再介入の『実効性』に懐疑論 — 利上げを伴わぬ介入は効果が続かず、日米金利差と実需が円を押し下げる構図。160円割れまで戻れば来週分のドル買いを再検討
ドル円は6/30に162円台へ下落し39年半ぶり安値を更新。政府・日銀の再介入警戒は強いが、市場では『過去の円買い介入は効果が長続きせず、日米金利差と実需(輸入企業のドル買い)が円安の根っこにある』との懐疑論が根強い。4〜5月の11.7兆円介入も持続効果を欠いた。『165円も視野』『日本固有の弱さ』との声がある一方、片山財務相の『断固たる措置』発言で当面は上値が重くなる可能性も。為替の方向は本日7/1の指標と7/2米雇用統計が左右する。
経理部の基本線は『162円・介入警戒・雇用統計待ち』で本日のドル買いは見送り・小口。介入で160円割れまで円高が進めば来週分のドル建て発注をまとめて検討する好機。介入が一時的なら円安再加速もあり得るため高値追いは避け、7/2雇用統計後の方向確認を優先する。BTCは財務エクスポージャゼロだが、教育・Web3系クライアントのリスク選好の温度感として確認。
日本経済新聞 (39年半ぶり円安『165円も視野』6/30) 国際通貨研究所 (円買い介入再開の背景)
(昨日夕刊既報・据え置き)ビットコインは$60k近辺で戻り鈍く — 米株のAI反発でもBTCは回復せず、リスク選好の体温計として中立〜慎重。ETF流出・規制法案遅延・資金のAI株シフトが重し
昨日夕刊既報の通り、ビットコインは$60,000近辺で戻りが鈍い。米株がAIトレード復活で急反発(6/29 Nasdaq+2.07%)したのに対しBTCは回復が鈍く、ETF流出・規制法案の遅延・資金のAI株シフトが重し。株とは異なるリスクオフの残存を示す『非同調』が続いている。
据え置き。当社はBTCの財務エクスポージャゼロで直接の損益影響はないが、リスク選好の体温計として重要。米株反発でもBTCが戻らない非同調は、リスクオン回復が万全でないサイン。教育・Web3系クライアントの提案温度感は中立〜やや慎重を継続。
Fortune (BTC価格 6/29)
今週・来週の注目イベント
7/1 (水) 本日★日銀短観(4-6月期)— 大企業製造業DIと設備投資計画(3月+3.3%)の上方修正幅が焦点/米ISM製造業(6月)・米ADP雇用(6月)。日経7万円台・円安162円攻防の地合いを左右
7/2 (木)★米6月雇用統計(日本時間夜)— 今週最大の節目。非農業の伸び・失業率がFedの利下げ/据え置き観測とドル円162円攻防を決める
7/3 (金)米6月ISM非製造業(サービス業)景況指数ほか。独立記念日(7/4)前で米市場は短縮・薄商いの可能性
7/8 (水)Anthropic 新プライバシーポリシー発効 — 政府発行ID+生体情報の収集開始
7/15 (火)★Claude Science『AI for Science』助成 応募締切(最大$30k×50件、9〜12月実施)/Claude Code 週次上限+50%の特別措置 締切(7/13)
10月にもAnthropic IPO見通し($965B評価・上場時$1兆超)。一方OpenAIは上場を2027年へ先送り検討 — AIの『出口』の巧拙が問われる節目
アケミのひとこと
社長、おはようさん。水曜の朝刊やで。まず大きな節目から ―― 6/30に日経平均がとうとう史上初めて7万円台に乗せた。終値70,062円、前日比+594円や。ええニュースやけど、手放しでは喜べん理由があってな。同じ日に円が東京で一時162円41銭まで売られて、1986年12月以来、なんと39年半ぶりの円安・ドル高を更新したんよ。つまり今の最高値は『円が安いから輸出株が買われとる』いう、ちょっと諸刃の構図の上にある。片山財務相は『断固たる措置が含まれる』とかなり踏み込んで、介入警戒は最高潮や。だから経理部のドル建て発注は、今日も無理せん。急ぎやない分は明日7/2の米雇用統計を見てからでええ ―― もし介入で160円割れまで戻ったら、来週分をまとめて拾う好機やで。ただ過去に11.7兆円も使うた介入が結局続かんかった事実もあるから、高値追いはせんとこな。今週は指標ラッシュや。今日7/1は日銀短観(4-6月)が主役で、大企業の景況感と『設備投資をどれだけ上積みしたか』が焦点。工作機械の受注がええから、強めに出る期待がある ―― これが強ければ、お客さんのIT・分析投資の予算にも前向きな読みができるんよ。そんで明日7/2の米雇用統計が今週いちばんの山場や。アメリカは昨日、求人(JOLTS)が2年ぶりの高水準で『労働市場は底堅い』いう一方、消費者の体感は『職が見つけにくい』が2021年以来の高さで、強いんか弱いんか正直まちまちやった。さて社長、今日のAIのネタはうちの“隣”で起きた面白い動きや。Anthropicが6/30に、科学者向けの『Claude Science』いうワークベンチを公開ベータで出した。ポイントは『新しいモデルやない』いうこと ―― 中身はいつもの Claude(Opus 4.8)で、勝負どころは60個超のスキルやコネクタで“研究のworkflowそのもの”を束ねたところや。これ、うちが前から言うとる『モデルそのものより、業務の設計で価値を出す』いう考えと、ほんまにぴったり重なる。お客さんに『最新モデルを買うより、御社の業務に合わせた仕組み作りが効きまっせ』と説明するときの、最高の実例になるで。昨日夕刊の自己ホスト型サンドボックスとも地続きで、Anthropicが“モデル売り”から“業務に入り込む”方向に軸足を移しとるのがよう分かる。さて、今日は日銀短観を見て、明日の雇用統計に備える一日や。月またぎで数字が一時的に荒れても慌てんとってな。2026年の後半、ええスタート切っていこ。ほな、今日も気張っていこな。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.