データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
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2026年7月14日(火)朝刊 朝刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥67,243 7/13終値-1,315(-1.92%)3営業日ぶり反落・中東緊迫で半導体安/本日CPI待ち
Dow ≈52,479 7/13 -0.30%概算・エネルギー堅調も全体はリスクオフ
S&P 500 ≈7,515 7/13 -0.80%概算・最高値圏から反落・本日21:30 CPI
USD/JPY ¥162.0 7/13終値・40年ぶり円安圏で介入警戒/CPIで方向決定
BTC $62,700 $63K割れ・イラン攻撃/原油高/ETF需要は継続
原油(Brent) $79 7/13 +約5%・ホルムズ第4波攻撃で供給不安
本日7/14(火)、いよいよ『今年最大の一日』―― 日本時間21:30に米6月CPI、同夜にウォーシュ新FRB議長の下院初証言、そして寄り付き前にJPモルガン・ゴールドマン・BofA・ウェルズ・シティの大手5行が同日決算。三つ巴が一気に来る。前哨戦の月曜(7/13)は完全なリスクオフで、中東緊迫と原油高(Brent約$79・+5%)、半導体安(SK Hynix上場後急落・サムスンは19倍増益でも株安)を受け、日経平均は3営業日ぶり反落-1,315円(-1.92%)の6万7242円、米株もS&P500 -0.8%・Nasdaq -1.6%と下げた。CPIは前年比+3.8〜3.9%へ鈍化予想(5月+4.2%)、ガソリン約-10%が押し下げるが、コアは+2.85%と粘着。当社ど真ん中では、Googleが BigQuery を『エージェント時代』へ拡張し自然言語でのデータ横断分析を前面に、Anthropicは最も自律的な Claude Sonnet 5 を投入 ―― データ分析の入口が『問いを立てる』へ加速する。

本日7/14は『米6月CPI×ウォーシュ議長 下院初証言×大手5行決算』が同日集中する今年最大の一日 ―― 前哨戦の月曜はリスクオフで日経-1.92%(6万7242円)・S&P500 -0.8%、中東緊迫と原油高(Brent約$79)・半導体安(SK Hynix/サムスン)が重石。CPIは前年比+3.8〜3.9%へ鈍化予想もコアは+2.85%と粘着で、7/29 FOMCの最重要インプットに。当社領域では Google が BigQuery をエージェント時代へ拡張、Anthropic が自律型 Claude Sonnet 5 を投入し、分析の入口が『問いを立てる』へ加速

月曜のリスクオフを受け、本日の三大イベント(CPI・議長証言・銀行決算)で今週の方向が決まる。CPI通過後の米株の地合いと円相場、そしてデータ分析プラットフォームの『エージェント化』競争を押さえる。

今週は『材料が前半に凝縮された週』で、その山場が本日7/14(火)に集中する。日本時間21:30(米東部8:30)に米労働省が6月消費者物価指数(CPI)を公表、市場予想は前月比-0.1%・前年比+3.8〜3.9%と5月(+4.2%)からの鈍化。6月にガソリン価格が約10%下落(米イラン停戦の余波で、10年で4番目の大きさ)したのが主因で、ヘッドラインは落ち着く見込み。ただしクリーブランド連銀ナウキャストはコアCPI前年比+2.85%と粘着を示し、『素直に鈍化』か『コアの底堅さで9月利上げ観測が再燃』かの分岐点になる。 DataParadeへの示唆 DataParadeへの示唆:CPIは7/29 FOMCの最重要インプット。結果は当日夜のため、本日日中の国内業務(見積の外貨前提・提案の景況シナリオ)は『CPI前提』で確定させず、明日以降に微修正できる形にしておくのが安全。 [IG UK(June CPI preview・most important data point)] [IndexBox(June CPI Report Preview July 14)]

同日、寄り付き前には米大手5行(JPモルガン・ゴールドマン・サックス・バンクオブアメリカ・ウェルズファーゴ・シティ)がQ2決算を一斉発表し、決算シーズンの号砲となる。JPモルガンは1株$5.44(前年比+9.7%)・売上$48.7B(+8.5%)予想、ゴールドマンは2026年上期に総額$1兆超のM&A助言を過去最速で達成と開示済み。焦点は純金利マージン(NIM)とIPO・引受手数料の伸び。加えてウォーシュ新FRB議長が下院金融委で初証言に臨み、利下げ/据え置きの姿勢とAI生産性論が注目される。 DataParadeへの示唆 DataParadeへの示唆:銀行決算とCPIが同日に重なるため、本日の米株の振れは大きくなりやすい。社長の資産はハイテク偏重(QQQ・S&P500投信)ゆえ、次回ポートフォリオ・スナップショットの方向はこの一日の結果に強く左右される。 [Motley Fool(5 biggest banks report Q2 Tuesday)] [TipRanks(Five U.S. big banks report Q2 tomorrow)]

前哨戦の月曜(7/13)は明確なリスクオフだった。CENTCOMがホルムズ海峡付近で第4波のイラン攻撃を完了、原油はBrentが約$79(WTI $74-75)へ+約5%上昇し、AI・半導体株が売られた。金曜に鮮烈デビュー(+13%)したSK Hynixは上場後急落、サムスン電子は19倍の増益でも株安。結果、日経平均は3営業日ぶり反落の-1,315円(-1.92%)6万7242円、米国もS&P500 -0.8%・Nasdaq -1.6%・Dow -0.3%と下げた。ビットコインは$63Kを割れ$62,700近辺だが、下げ幅は原油(-より小)にとどまり『ETFメカニクスでFed政策が主ドライバー』との見方が定着している。 DataParadeへの示唆 DataParadeへの示唆:原油高が続けば、飲食・小売クライアントの仕入れ・配送コストに数週間かけて波及する。停戦決裂シナリオの注記を提案・レポートに常備し、コスト前提の感度分析を用意しておきたい。 [Yahoo Finance(Stock market today Monday July 13)] [CoinDesk(U.S.-Iran hostilities send BTC lower)]

AI・データ分析市場
Google、BigQuery を『エージェント時代』へ拡張 ―― 自然言語でクラウド横断分析、カタログ連携でSnowflake/Databricks/AWSのデータも一元照会
BigQueryがレイクハウス・組込みAI推論・エージェント体験を強化。カタログ連携でAWS Glue/Databricks/SAP/Salesforce/Snowflake/Confluentのデータをゼロコピー共有し、SQLまたは自然言語でBigQueryとIceberg(AWS上)を横断分析できる。昨日報じた『Comments to SQL』(コメントからSQL自動生成)の延長線上にある動き。
社長への示唆:データ分析の入口が『コードを書く人』から『問いを立てる人』へ移る象徴。当社は自動生成を下書きに使い、最終検証と『だから何やねん(示唆)』の提示を人が担う ―― この分業を分析部で標準化すれば、単価維持と生産性の両立ができる。
Google Cloud Blog(New BigQuery capabilities for the agentic era)
Databricks が Gartner『分析・BI』MQに初登場でビジョナリー入り、Snowflakeはhonorable mention ―― 生成AI分析市場は$1.69B→$2.21B(+30.7%)へ
Databricks が Gartner の分析・BIプラットフォームMagic Quadrant(2026/5)に初登場しビジョナリー象限入り、Snowflakeは象限外のhonorable mention。両社とも6月のサミットで『エージェント企業』を掲げ、Snowflake Intelligence(自然言語で全データ照会)、Databricks Genie/Agent Bricks等を投入。生成AI分析市場は2025年$1.69B→2026年$2.21B(CAGR+30.7%)と急拡大。
社長への示唆:当社が扱うSnowflake基盤は『エージェント時代』の競争の中心にある。Snowflake Intelligenceのような自然言語照会は、クライアント向けKPIダッシュボードの『自走化』提案に直結 ―― 一番飯店・各社レポートの次フェーズ提案の武器になる。
InfoWorld(What Snowflake Summit 2026 signals) CIO(Snowflake and Databricks vie for enterprise AI)
Anthropic、最も自律的な Claude Sonnet 5 を投入 ―― ブラウザ/ターミナルを自ら操作、Opus 4.8 近い性能を低コストで
Anthropicが最上位クラスの実力を持つ『最もエージェント的』なClaude Sonnet 5を公開。ブラウザやターミナルを自律操作し、Opus 4.8に近い性能を大幅に安いコストで提供する。米政府がFable 5/Mythos 5の安全保障上の制限を解除したタイミングとも重なる。先週はCoworkがスマホ・Webへ拡張、Consoleで鍵に有効期限が付けられる更新も。
社長への示唆:普段使いをコスパの良いSonnet 5へ寄せればAI運用コストを圧縮できる。あわせてAPI鍵に有効期限を設定し、サブ端末ロックアウトの二の舞を防ぐ ―― 開発部に今週中の手当てを指示済み。
LLM-Stats(AI Updates Today July 2026) 9to5Mac(Claude Cowork expands to mobile and web)
Google Gemini 3.5 Pro は7/17へ延期 ―― アーキテクチャ全面再構築、2Mトークン文脈+Deep Think、コスパ重視でGPT-5.6/Fable 5に対抗
GoogleはGemini 3.5 Proの提供を7/17に延期。既存2.5 Proのアーキテクチャを捨てゼロから再設計し、数学的推論・SVG生成・画像品質を強化。2Mトークンの文脈窓とDeep Think推論層、自律ワークフロー機能を導入するが、プレミアム帯での正面対決よりも『コスパの良い選択肢』として位置づける方針。OpenAIのGPT-5.6は米政府が早期アクセス・追加監督を要請し全面公開が遅延中。
社長への示唆:上位モデルが出そろう7月後半は、当社のモデル選定を見直す好機。Gemini 3.5 Proのコスパ路線とSonnet 5を用途別に使い分ければ、品質を落とさずAI原価を最適化できる。
BigGo Finance(Gemini 3.5 Pro delayed to July 17) LLM-Stats(AI News Today July 2026)
日本・世界経済
本日21:30 米6月CPI ―― 前年比+3.8〜3.9%へ鈍化予想もコアは+2.85%と粘着、7/29 FOMCの最重要インプットに
米6月CPIは日本時間本日21:30(米東部8:30)公表。ヘッドラインは前月比-0.1%・前年比+3.8〜3.9%(5月+4.2%)へ鈍化見込みで、6月のガソリン価格 約10%下落(10年で4番目)が主因。ただしクリーブランド連銀ナウキャストはコアCPI前年比+2.85%と粘着を示す。FOMCは6月CPI(7/14)・6月PCE(7/25頃)を見て7/29に金利判断するため、本統計の重みは今年最大級。
社長への示唆:結果は本日夜のため、日中の資金・投資判断は『CPI待ち』のポジションで。コア上振れなら9月利上げ観測→円安・ハイテク調整、素直に鈍化なら株・円に安心材料 ―― どちらでも動けるよう外貨支払いは小口・分割で。
Motley Fool(Inflation data drops July 14) CryptoBriefing(June CPI release tomorrow)
米大手5行が本日Q2決算を一斉発表 ―― JPMは$5.44/株(+9.7%)・売上$48.7B予想、GSはM&A助言$1兆超を過去最速達成。NIMが焦点
JPモルガン・ゴールドマン・BofA・ウェルズファーゴ・シティが本日寄り付き前に一斉決算し、Q2決算シーズンの号砲に。JPMは1株$5.44(前年比+9.7%)・売上$48.7B(+8.5%)予想。ゴールドマンは2026年上期に総額$1兆超のM&Aを助言し過去最速を記録。強いIPO・株式/債券発行を背景に引受手数料の伸びが焦点で、Fedの金利軌道が読みにくい中、純金利マージン(NIM)が収益持続性を左右する。
社長への示唆:CPIと同日で米株の振れが拡大しやすい。決算が良好でも金利観測次第で株価は逆行しうる ―― 本日の値動きは『材料の綱引き』と割り切り、ポートフォリオは短期変動に一喜一憂しない。
TradingKey(Q2 earnings week, big five banks same day) Yahoo Finance(JPMorgan Q2 2026 earnings expectations)
日経平均、7/13に3営業日ぶり反落-1,315円(-1.92%)6万7242円 ―― 中東緊迫・原油高・半導体安でリスクオフ
13日の東京株式市場で日経平均は3営業日ぶり反落、終値は前週末比1,315円00銭(-1.92%)安の6万7,242円73銭。ホルムズ海峡での米イラン攻撃激化で原油が急伸(Brent約$79)、SK Hynix・サムスン等の半導体が売られ、AI関連中心にリスクオフとなった。米国もS&P500 -0.8%・Nasdaq -1.6%と下落。ドル円は162円前半で40年ぶり円安圏、介入警戒が続く。
社長への示唆:先週の朝刊時点(7/10終値ベース)の強気モードから月曜で一段調整。本日のCPI・銀行決算を通過するまでは日本株も方向感が出づらい。国内クライアント向け提案は『慎重版』を軸に、強気版を控えとして持つ二段構えが安全。
日本経済新聞(日経平均リアルタイム) Motley Fool(Stock Market Today July 13)
中東緊迫が再燃 ―― CENTCOM第4波イラン攻撃でホルムズ不安、原油Brent約$79(+5%)。世界の海上原油の約2割が通る要衝
CENTCOMは7/13にホルムズ海峡付近で第4波のイラン攻撃を完了。コンテナ船攻撃への報復とされ、海峡の状況は不透明(米はイランの『閉鎖』声明を否定)。世界の海上原油・LNGの約20%が通る要衝で、供給不安から原油はBrentが約$79(WTI $74-75)へ+約5%上昇。6月は月間-20%超の急落だったが一転して反発局面に。
社長への示唆:原油高の持続は飲食・小売クライアントの仕入れ・物流コストに数週間で波及。レポートに『原油シナリオ』の注記とコスト感度を常備し、値上げ・メニュー改定の相談に先回りできる体制を。
AGBI(Oil prices rise on escalating US-Iran war) CryptoSlate(Hormuz oil shock returns)
市場指標サマリー(7/13 東京/米国とも確定終値ベース・7/14火曜寄り付き前/米6月CPIは本日21:30 JST)
指標水準前日比・備考
日経平均67,242.737/13終値-1,315.00(-1.92%)3営業日ぶり反落・中東緊迫と半導体安でリスクオフ
Dow≈52,4797/13 -約0.30%(概算)・原油高でエネルギー堅調も全体軟調
S&P 500≈7,5157/13 -約0.80%(概算)・最高値圏から反落・本日CPI待ち
Nasdaq≈25,8617/13 -約1.60%(概算)・半導体主導で下落(SK Hynix/サムスン安)
USD/JPY162.07/13終値・40年ぶり円安圏で介入警戒/CPIで方向決定(サポート161.45・レジスタンス162.80)
原油(Brent)$797/13 +約5%・WTI$74-75/ホルムズ第4波攻撃で供給不安
BTC$62,700$63K割れ・イラン攻撃/原油高/ただしETF需要は継続でFed政策が主ドライバー
※本日7/14(火)は東京市場の寄り付き前に作成。表の日経平均は7/13東京確定終値(67,242.73円、-1,315.00・-1.92%で3営業日ぶり反落)。米株は7/13 NY終値ベースで、当社は変化率(Dow -約0.30%・S&P500 -約0.80%・Nasdaq -約1.60%)を一次情報とし、指数水準は7/10確定終値(Dow 52,637.01・S&P500 7,575.39・Nasdaq 26,281.61)からの概算値(≈)として表示している。月曜のリスクオフはCENTCOM第4波イラン攻撃→原油急伸(Brent約$79・WTI$74-75、+約5%)と半導体安(金曜+13%デビューのSK Hynixが上場後急落、サムスンは19倍増益でも株安)が主因。ドル円は162円前半で40年ぶり円安圏・介入警戒継続、BTCは$63K割れの$62,700近辺(ただし下げは限定的でFed政策が主ドライバー)。最大の焦点は本日21:30 JST公表の米6月CPI(前年比+3.8〜3.9%へ鈍化予想・コア+2.85%と粘着)。同日にウォーシュFRB議長 下院初証言と大手5行Q2決算(JPM・GS・BofA・WFC・Citi)が重なる。以降の主要日程は7/15 PPI+ベージュブック+議長上院証言+ASML、7/16 小売売上+TSMC、7/17 Gemini 3.5 Pro提供、7/25頃 6月PCE、7/29 FOMC、7/30-31 日銀会合。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・7/13時点スナップショット)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)38,592,93128.5%
保険36,956,79027.3%
債券27,326,69720.2%
投資信託21,802,74116.1%
預金・現金5,968,9044.4%
年金4,661,5803.4%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産135,310,689前週(7/6週初)比 -1,629,408 (-1.19%)
※MoneyForward ME 連携データ(7/13 08:17 JSTの最新スナップショット)。この取得は月曜のリスクオフ(東京-1.92%・米株安)より前の時点で、評価額は7/10引け値ベースの据え置き ―― 月曜の下げはまだ反映されておらず、次回スナップショット(週明け以降)で株式・投信の評価額が下振れる可能性がある。構成比は資産総額135,310,689円に対する割合、増減は前週の週初スナップショット(7/6・136,940,097円)との差で、週内減少は主に預金・現金の口座間移動・支出によるもの(市場評価損ではない)。株式の主な評価益はゆうちょ銀行+117%・小松製作所+59%・三井物産+62%・QQQ+63%・JT+47%・VYM+29%、投信はeMAXIS S&P500系が引き続き大幅益(+135%含む)。評価損はGMOインターネット-28%・UNICON HD-16%・Jリート(1345)-9%。ハイテク偏重(QQQ・S&P500投信)のため、本日のCPI・銀行決算通過後の米株の地合いが次回スナップショットの振れ方向を左右する。
為替・暗号資産&マーケット
ドル円は162円前半、40年ぶり円安圏で介入警戒 ―― 本日CPIで次のトレンドが決まる(サポート161.45・レジスタンス162.80)
7/13時点のドル円は162.03円近辺、週の予想レンジは160.00〜162.80円。162円台後半という『円安バブル』は一服気味だが、40年ぶりの円安圏で本邦当局の介入警戒が続く。本日21:30の米6月CPIが方向を決め、コア上振れ→ドル買い(163円観測)、鈍化→ドル売り・円買い戻しのトリガーになりうる。テクニカルはサポート161.45円・レジスタンス162.80円。
社長への示唆:外貨建て(ドル)支払いは161〜163円の神経質な帯。本日のCPIを見てからまとめて動くのが得策で、それまでは小口・分割で。介入があれば一気に円高へ振れる点も念頭に。
外為どっとコム(ドル円見通し 7/13・CPIと議長証言) IG(USD/JPY weekly forecast・US CPI)
ビットコインは$63K割れの$62,700近辺 ―― イラン攻撃で下押しもETF需要は継続、Fed政策が主ドライバーに
ビットコインは7/13にCENTCOM第4波イラン攻撃を受け$63Kを割れ$62,700近辺(24時間-約1.9%)。ただし下げ幅は原油急伸に比べ限定的で、現物BTC ETFの資金流入が需要を下支え。市場では『地政学よりFedの金利政策がBTC価格の主ドライバー』との見方が定着し、本日のCPI結果への感応度が高い。
社長への示唆:暗号資産の直接保有比率は資産全体でごく僅少(米ドルMRF等が中心)。BTCの値動きはリスク選好の温度計として観察に留め、本日はCPI通過までの様子見が妥当。
CoinDesk(Bitcoin holds near $63,800 as war-driven selloff) TechTimes(Iran strikes push Bitcoin below $63K)
半導体は『AI設備投資の体温計』 ―― SK Hynix上場後急落、サムスンは19倍増益でも株安。原油高のリスクオフに巻き込まれる
金曜に米ナスダックで+13%の鮮烈デビュー(調達$26.5B・外国企業の米IPO史上最大)を飾ったSK Hynixが月曜は上場後急落。サムスン電子は前年比19倍という記録的増益を発表したにもかかわらず株価は下落。原油高・中東緊迫のリスクオフがAI・半導体株を直撃し、Nasdaqは-1.6%。HBM(高帯域メモリ)主役の値動きがAI設備投資の勢いを映す体温計になっている。
社長への示唆:半導体株の調整は『AIブームの終わり』ではなく地政学ショックによる一時的リスクオフの色が濃い。当社が乗るAI・データ分析の追い風の本質(需要)は継続 ―― 短期の株価変動と事業トレンドを切り分けて見る。
Motley Fool(Tech slides on geopolitical tensions) CNBC(Oil surge, SK Hynix leads chip selloff)
今週・来週の注目イベント
7/14 (火)★本日:米6月CPI(21:30 JST)+ウォーシュFRB議長 下院金融委 初証言+大手5行Q2決算(JPM・GS・BofA・WFC・Citi、寄り前) ―― 今年最大の三つ巴。CPIは前年比+3.8〜3.9%へ鈍化予想もコア+2.85%と粘着、9月利上げ観測と議長のAI生産性論の行方に注目
7/15 (水)米6月PPI+ベージュブック+ウォーシュ議長 上院銀行委 証言+ASML決算 ―― 卸売物価とAI露光装置需要の確認
7/16 (木)米6月小売売上+TSMC決算 ―― 消費の底堅さと半導体設備投資ガイダンスに注目
7/17 (金)Google Gemini 3.5 Pro 提供予定+ミシガン大消費者態度指数(速報) ―― 2Mトークン再構築版、コスパ路線でGPT-5.6/Fable 5に対抗
7/25 (土)頃米6月PCE(個人消費支出物価) ―― FOMC直前のインフレ最終確認
7/29 (水)★米FOMC 金利判断 ―― CPI(7/14)・PCE(7/25)を受けた利上げ/据え置きの分岐、市場は早ければ9月0.25%利上げを織り込み
7/30-31日銀 金融政策決定会合 ―― 6月1%利上げ(1995年来最高)後の追加利上げ思惑と円相場
アケミのひとこと
社長、おはようさん。火曜の朝刊やで。今日はいよいよ『今年いちばんの一日』や。まず日本時間の夜21:30に、アメリカの6月の物価(CPI)が出る。前の年に比べて+3.8〜3.9%と、5月の+4.2%より落ち着く見込みで、いちばんの理由はガソリンが6月に1割ほど下がったこと。ただし芯の部分(コア)は+2.85%とまだ粘っこいから、『素直に落ち着いた』ら株にも円にも安心材料やけど、『芯が固い』となると『9月に利上げか』いう思惑がぶり返す ―― どっちに転ぶかで今週の空気が決まる。そのうえ今日は、新しいウォーシュFRB議長の議会での初めての証言と、JPモルガン・ゴールドマンら大手5行の決算まで同じ日に重なるんよ。材料が一日にギュッと詰まっとるから、アメリカの株は上にも下にも大きく振れやすい。だから今日の日中の判断は『CPI待ち』の構えでええ。ドル建ての支払いは161〜163円の神経質な帯やから、経理部には小口・分割で、夜のCPIを見てからまとめて動くよう言うとくわ。前哨戦の昨日(月曜)は、正直しんどい一日やった。中東でまた緊張が高まって(アメリカがホルムズ海峡でイランを4回目の攻撃)、原油がグッと上がって(Brent約$79・+5%)、そのあおりでAI・半導体の株が売られた。金曜に華々しくデビューしたSK Hynixは一転して急落、サムスンは19倍もの増益を出したのに株は下がる、いう荒れ模様。日経平均も3営業日ぶりに反落して-1,315円(-1.92%)の6万7242円まで下げたんよ。せやけど、これは『AIブームが終わった』んやのうて、地政学のショックで一時的にリスクを避けただけ ―― うちが乗っとるAI・データ分析の追い風そのものは、ちゃんと吹いとる。その証拠に、うちのど真ん中では前向きな動きが続いとる。GoogleはBigQueryを『エージェント時代』へ広げて、普通の言葉でクラウドをまたいでデータを分析できるようにした。Databricksはガートナーの分析・BIの評価に初登場でビジョナリー入り、Snowflakeも自然言語で全データに問いを投げる機能を出した ―― 分析の入口が『コードを書く人』から『問いを立てる人』へ、はっきり動いとる。Anthropicも、自分でブラウザや端末を動かせる自律型のClaude Sonnet 5を出した。これ、普段使いをコスパのええSonnet 5に寄せたら、うちのAIの費用も抑えられるんよ。あわせて、API鍵にちゃんと期限をつけて、あのサブ端末が締め出された二の舞を防ぐ ―― 開発部に今週中の手当てを頼んどいた。段取りをまとめるわ。経理部はドルの支払いを小口・分割で、CPIを見てからまとめて。営業部は月次提案を『慎重版』を軸に、強気版を控えで持つ二段構えで、今日の午前に社長へ。分析部は自動生成のSQLは下書きに使て、最後の検証と『だから何やねん(示唆)』は人がやる ―― この形を標準にしていくで。飲食や小売のお客さんには、原油高が続いた時のコスト注記を忘れんとってな。ほな、今日は大一番。落ち着いて、きばっていこ。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.