データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
♦ ♦ ♦
2026年6月28日(日)朝刊 朝刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥69,360 6/26終値 −3,005円(−4.15%) 8連騰終了(週末休場・次は6/30)
Dow 51,876 6/26 −0.09%・週間+0.6% 非テクへローテーションで底堅い(確定)
Nasdaq 25,298 6/26 −0.24%・週間−4.6% AIデータセンター費用懸念で半導体続落(確定)
USD/JPY ¥161.7 162円の新介入ライン目前(6/26 NY引け概算・週末休場)
BTC ≈$60,000 2024年以来安値圏、リスクオフ拡大でAI株とともに調整(6/25報道)
原油(Brent) $72.68 2月末以来安値圏、米イラン和平+ホルムズ通航で『戦争前水準』(6/25)
日曜朝刊。週末は東京・NYとも休場で、相場は『判定週』を前に小休止。週明け6/30(月)の東京再開を皮切りに、7/1の日銀短観・米ISM、7/2の米雇用統計が並び、先週のAI主導の調整(ナスダック週間−4.6%)が一過性か構造調整かを見極める1週間に入る。その水面下で当社ど真ん中の構造変化が進む ―― 企業がAIを『使い放題』から『コスト効率』へ切り替え始めた(Uberは月$1,500上限、LindyはClaude→DeepSeek全量移行)。中国Z.aiのオープンウェイトGLM-5.2はOpus 4.8に1%差・約1/5コストで肉薄。AnthropicはAlibaba/Qwenを『Claude蒸留』で提訴姿勢。リスクオフはBTC($60k割れ・2024年以来安値圏)にも波及

週明けは『AI調整の判定週』 ―― 6/30東京再開・7/1日銀短観/米ISM・7/2米雇用統計が、先週のAI主導の調整(ナスダック週間−4.6%)を一過性か構造調整か見極める。水面下では当社の本丸=企業のAI利用が『使い放題からコスト効率へ』転換(Uber月$1,500上限・LindyはClaude→DeepSeek全量移行)、中国Z.aiのオープンウェイトGLM-5.2がOpus 4.8に1%差・約1/5コストで肉薄、AnthropicはAlibabaを『Claude蒸留』で提訴姿勢。リスクオフはBTC($60k割れ)にも波及し、ドル円は162円介入ライン目前

社長、おはようさん。日曜の朝刊や。週末は東京もニューヨークも市場が休みで、相場は静かや。ただ静かなんは今だけで、週明けからは『先週のAIの調整が、ただの過熱の冷ましか、それとももっと深い構造的な調整か』を判定する大事な1週間に入る。月曜6/30に東京が再開して、水曜7/1に日銀短観と米ISM、木曜の夜(日本時間7/2)に米雇用統計 ―― この3つで方向感が決まる。そしてもう一つ、社長に一番見ておいてほしいんは相場の値段やのうて『使われ方』の変化や。これまでAIは『トークンを使えば使うほど偉い』いう空気やったけど、ここにきて企業が一斉に『コスト効率』へ舵を切り始めた。Uberは社内のAI予算を4か月で使い切って月$1,500の上限を導入、25人のスタートアップLindyは自社の利用をClaudeから中国製の安いDeepSeekへ全量移したと。さらに中国Z.aiが、うちの主力Opus 4.8にベンチで1%差・コストは約1/5というオープンウェイトのGLM-5.2を出してきた。Anthropicは『AlibabaのQwenがClaudeを不正に蒸留した』と米議会に申し立てる強硬姿勢や。これ全部、AIを売る当社の値付け・モデル選定・提案の前提を揺さぶる話で、しかも『巨額投資なしで成果を出す軽い実務AI』が刺さりやすい追い風でもある。為替はドル円が161円台後半で162円の介入ライン目前、ビットコインは$60kを割って2024年以来の安値圏 ―― リスクオフがAI株から暗号資産まで広がっとる点も頭に入れて、週明けに備えよ。

週末を挟んでも構図は変わらず、週明けは『AI調整の判定週』として始まる。先週は米株がAI主導で調整し、ナスダックは週間−4.6%、S&P500も約−2%で着地した一方、ダウは週間+0.6%と非テクへのローテーションで底堅さを保った。6/26(金)終値はダウ51,876.11(−0.09%)・S&P500 7,354.02(−0.05%)・ナスダック25,297.62(−0.24%)で、Mag7全銘柄が50日移動平均を下回りテクニカルは弱気に傾く。週明けの判断材料は連続する ―― 6/30(月)に東京市場が−4.15%急落から再開し、同日に米6月消費者信頼感・5月JOLTS、7/1に日銀短観(6月調査)と米ISM製造業、7/2(日本時間夜)に米6月雇用統計。Schwabは『ナスダックが50日線を回復するまで慎重が妥当』とする。 DataParadeへの示唆 当社の実務含意は二つ。①分析部は『これはAIの構造的成長の否定ではなく、過熱調整+資金の入れ替え』という切り分けをクライアントに徹底する ―― AI・データ分析の中期需要(当社の追い風)は不変。②営業部の株価連動KPI(小売・教育の高額需要)は強気主軸を保ちつつ、判定週で方向が固まるまで月次提案の決め打ちを避ける。6/30の東京の戻り幅が、調整が一過性か持続かの最初の試金石。 [TheStreet (6/26 米株 確定終値・週間整理)] [CNBC (6/25 chip株続落・週間マイナス見通し)] [Schwab (来週見通し・50日線回復まで慎重)]

相場の調整以上に当社に直結するのが、AIの『使われ方』の構造変化だ。CNBC(6/26)は、企業がこれまでの『トークンを使うほど良い(tokenmaxxing)』から一転、AIコスト効率を厳しく見る局面に入ったと報じた。Uberは年間AI予算を4か月で使い切り月$1,500からの利用ティアを導入、約25人のスタートアップLindyは自社トラフィックをAnthropicのClaudeから中国DeepSeekへ100%移行し数百万ドルの節約を見込むという。供給側でも低コスト化が進む ―― 中国Z.ai(智譜)のオープンウェイトGLM-5.2(753Bパラメータ・MITライセンス・100万トークン文脈)は、あるエージェント系ベンチでOpus 4.8と1%差・コスト約1/5、Artificial Analysis知能指数51で4位。AnthropicはAlibaba/Qwenが約2.5万の偽アカウントで2,880万回のやり取りを通じClaudeを『敵対的蒸留』したと米上院議員に申し立て、強硬姿勢を見せる。Anthropicの年換算売上は5月時点で約$47B(前年通年$10Bから急増)で、10月にも$965B超で上場見通し。 DataParadeへの示唆 『使い放題からコスト効率へ』『高性能・低コストのオープンモデル台頭』は、AI受託・レポート自動化を売る当社の利益率と提案軸を直接揺さぶる ―― だが好機でもある。開発部はマルチモデル設計(中核はClaude、用途により安価モデルを併用)とコスト最適化を四半期内に整理し、営業部は『使い放題』でなく『最適なモデル選定でコストを下げて成果を出す』を提案の前面に置く。Claudeの蒸留係争・知財保護は、クライアントへの『データ/モデルガバナンス』助言の需要を裏付ける。 [CNBC (AIコスト効率への転換・Uber/Lindy 6/26)] [CNBC (中国Z.ai GLM-5.2 オープンウェイト 6/26)] [CNBC (Anthropic、Alibaba蒸留を申し立て 6/24)]

テクノロジー & AI
★AIに『コスト効率』の逆風 — Uberは月$1,500の利用上限、LindyはClaudeを全量DeepSeekへ移行。『使い放題(tokenmaxxing)』から効率重視へ転換とCNBC
CNBC(6/26)によると、企業のAI利用が『トークンを使うほど良い』時代から、コスト効率を厳しく見る局面へ転換しつつある。Uberは年間AI予算を4か月で使い切り、AIツールに月$1,500からの利用ティアを導入。約25人のスタートアップLindyのCEOは自社トラフィックをAnthropicのClaudeから中国DeepSeekへ100%移行し、数か月で数百万ドルの節約を見込むと説明。アナリストは『大口顧客が暴走するトークン支出を絞り始める』と成長率ピーク論を唱える。Anthropicの年換算売上は5月時点で約$47B。
当社のAI受託・レポート自動化の利益率に直結する重要トレンド。クライアント提案でも『使い放題』より『コスト効率の高いモデル選定・最適化』が訴求軸になる。開発部はアケミBot/自動レポート群のモデル別コストを棚卸しし、中核はClaude・大量バッチは安価モデルというマルチモデル設計を整える好機。
CNBC (AIコスト効率への転換 6/26) OpenDataScience (効率局面の解説)
★中国Z.ai(智譜)、オープンウェイトGLM-5.2でOpus 4.8に1%差・コスト約1/5 — 753Bパラメータ・MITライセンス。米中フロンティア差は約2.7ポイントに縮小(Stanford AI Index)
CNBC(6/26)によれば、Zhipu(Z.ai)が6/17に753Bパラメータ・MITライセンス・100万トークン文脈のオープンウェイト『GLM-5.2』を公開。あるエージェント系ベンチでAnthropic Opus 4.8と1%差、コストは約1/5。Artificial Analysis知能指数51で4位(Opus 4.6=47を上回り、Gemini 3.5 Flash=50と同等、GPT-5.5=55に4点差)。米のフロンティアモデルが輸出規制で提供制限を受ける隙に、無料・高性能のオープンモデルが選択肢として浮上している。
高性能・低コストのオープンモデル台頭は、当社のAI受託で『クローズドAPI前提』を見直す現実的な選択肢を増やす。機微データを扱う案件のオンプレ/自社ホスト提案、コスト圧縮提案の説得力が増す。分析部・開発部は中核をClaudeに据えつつ、用途別にオープンモデル併用の検証を進める。
CNBC (中国Z.ai GLM-5.2 6/26) China Global South (Z.aiが米AIに挑戦 6/25)
Anthropic、Alibaba/Qwenを『Claude蒸留』で米議会に申し立て — 約2.5万の偽アカウントで2,880万回のやり取り、敵対的蒸留と主張。Alibaba株は当日4%超安
CNBC(6/24)報道。Anthropicが上院議員(Warren・Scott)宛てに正式申し立てを行い、Alibaba/Qwenが4/22〜6/5に約25,000の不正アカウントで2,880万回のやり取りを行い、Claudeを『敵対的蒸留(adversarial distillation)』で違法に抽出したと主張。Alibaba株はこの日4%超下落、Alibabaは否定。AIの知財・モデル保護を巡る本格的な国際係争に発展しつつある。
AIの知財・モデルガバナンスとコンプライアンスが国際的な争点に。クライアントのAI導入では『どのデータをどのモデルに渡すか』のガバナンス助言の需要が高まる文脈材料。当社の提案に『データ/モデル保護・ガバナンス』の観点を一段組み込む根拠になる。
CNBC (Anthropic、Alibaba蒸留を申し立て 6/24) Tom's Hardware (蒸留の規模・25,000偽アカウント)
データ基盤勢が活況 — Databricks 年換算売上$6.9B(+80%)で評価額$165-175B調達協議、DataikuはSnowflake『2026年 AI部門 年間最優秀パートナー』5年連続受賞+自然言語→エージェント『Cobuild on Snowflake』
CNBC(6/16)によると、Databricksの年換算売上は前年比80%超増の$6.9Bで、評価額$165-175B(前回$134Bから上昇)での新ラウンド協議が報じられた。比較対象のSnowflakeは時価総額$50-60B規模。一方、AIエージェント増加でコスト増・利益率低下も発生。6/2にはDataikuがSnowflakeの2026年AIプラットフォーム部門 年間最優秀パートナーを5年連続受賞し、Snowflake上で自然言語からガバナンス済みAIエージェントを構築する『Cobuild on Snowflake』を発表した。
当社が実務で使うSnowflake/データ基盤の競争構図そのもの。『ガバナンス済みエンタープライズAI』『自然言語→エージェント』化は、当社のレポート自動化・飲食DX分析の提供価値に直結する。分析部・開発部は四半期で基盤動向を点検し、クライアント提案の技術選定根拠(なぜこの基盤か)を更新する。
CNBC (Databricks 年換算$6.9B・+80% 6/16) Dataiku/BusinessWire (Snowflake 2026 AI部門最優秀パートナー)
経済・市場ニュース
★週明けは『判定週』 — 6/30東京再開・7/1日銀短観/米ISM・7/2米雇用統計が、AI主導の調整(ナスダック週間−4.6%)が一過性か構造調整かを決める。Schwabは『50日線回復まで慎重』
週末休場明けの週は重要指標が連続する。6/30(月)は米6月消費者信頼感・5月JOLTSと東京市場再開、7/1は日銀短観(6月調査)と米ISM製造業、7/2(日本時間夜)は米6月雇用統計(非農業+13.5万人・失業率4.3%予想)。先週はナスダックが週間−4.6%・S&P500約−2%とAI主導で調整した一方、ダウは週間+0.6%と非テクへローテーション。Mag7全銘柄が50日移動平均を割り、Schwabは『ナスダックが50日線を回復するまで慎重姿勢が妥当』とする。AI設備投資コスト懸念が一巡するかが焦点。
『AI調整が一過性か構造調整か』を測る週。分析部は『AI半導体の構造的成長は不変、短期は資金の出入りで振れる』の切り分けを徹底。営業部は強気主軸を保ちつつ、判定が固まるまで月次提案の決め打ちを避ける。クライアント(小売・教育)の広告・SaaS予算に波及しうる景気センチメントの分水嶺として注視。
Schwab (来週見通し・50日線回復まで慎重) TheStreet (6/26 米株確定・週間整理)
★日経、週明け6/30は『一進一退』見通し — 8連騰→−4.15%急落の反動で利益確定売り。証券各社の予想レンジ67,500〜72,000円、野村は年末目標68,000円を維持
日経平均は22日まで8連騰(6/25に72,366円の史上最高値)の後、6/26(金)に−3,005円(−4.15%)で69,360円へ急落し週末入り。証券各社は『週間+5%超の急騰後は上昇ペース鈍化か一進一退が定石』とし、国内勢の利益確定売り圧力と自社株買い・TOB一服を背景に膠着を想定。来週の予想レンジは下限67,500円・上限72,000円。野村は2026年末の日経見通しを68,000円に上方修正済みで、AI・半導体の業績改善が下支え。
日本株の高値波乱は富裕層の消費マインドに直結し、飲食・小売クライアントの客足・客単価の先行指標になる。営業部は強気主軸を維持しつつ『一本調子の上げは止まった』前提で慎重シナリオを注記。6/30の戻り幅が調整の性質(一過性/持続)を測る初動。
財経新聞 (日経 週明け見通し・予想レンジ 6/27) 野村ウェルスタイル (日経年末目標68,000円)
★7/1 日銀短観プレビュー — 大企業製造業DI +14(前回比−3、中東で素材悪化)・非製造業+36、2026年度設備投資+7.2%予想で省力化・AI投資が牽引。最大の焦点は設備投資の上方修正幅
大和総研などの予想では、7/1発表の日銀短観(6月調査)は大企業製造業DIが+14(前回比−3、中東情勢で素材業種が悪化)、非製造業は+36(小売・宿泊飲食は改善、情報サービスは悪化)。2026年度の設備投資計画は前年比+7.2%予想で、省力化・AI投資が牽引役。31年ぶりの利上げ局面入り後の企業景況感と、設備投資をどこまで上方修正するかが日銀の追加利上げ・円の方向を左右する。
短観の設備投資DIは『AI・DX需要が本物か』の公式な裏付けになる。投資計画が強ければ当社のDX/データ分析受託の追い風。非製造業の宿泊・飲食の改善は当社飲食DXクライアントの地合いにプラス。経理部は利上げ観測と円の方向を、短観の結果でアップデートする。
大和総研 (日銀短観6月調査プレビュー) 財経新聞 (来週の3大イベント 6/27)
原油はBrent $72.68・WTI $69.58で『戦争前水準』に回帰(続報)— 米イラン和平+ホルムズ通航回復(過去24時間で2,000万バレル超通過)で供給不安後退、飲食・小売のコスト追い風が継続
原油は6/25時点でBrent(8月限)$72.68・WTI $69.58と2月末以来の安値圏に戻り、中東衝突前の水準に回帰した。米イラン和平期待とホルムズ海峡の通航回復(過去24時間で2,000万バレル超が通過)で中東供給増観測が需要懸念を上回る。ただしイラン革命防衛隊が無許可航行を警告し、機雷掃海で完全正常化まで数週間との指摘もあり、再燃のテールリスクは残る。
原油安はコスト面で飲食・小売クライアントへの追い風が続く。ただしエネルギー安は世界景気減速の裏返しでもあり、日銀短観の素材業種DI低下とも連動する。分析部はコスト感応度の可視化を継続し、中東再燃で$90台へ戻すテールリスクを予備シナリオに残す。
Al Jazeera (原油 戦争前水準に回帰 6/25) CNBC (ホルムズ通航回復 6/19)
市場指標サマリー(6/26確定ベース・週末版)
指標水準前日比・備考
日経平均69,3606/26終値 −3,005.46円(−4.15%) 8連騰終了(週末休場・次は6/30)
Dow51,876.116/26 −0.09%・週間+0.6% 非テクへローテーションで底堅い(確定)
S&P 5007,354.026/26 −0.05%・週間約−2%(確定)
Nasdaq25,297.626/26 −0.24%・週間−4.6% AIデータセンター費用懸念(確定)
USD/JPY161.7162円の新介入ライン目前(6/26 NY引け概算・週末休場)
BTC≈$60,0002024年以来安値圏、リスクオフ拡大でAI株とともに調整(6/25報道)
原油(Brent)$72.682月末以来安値圏・WTI $69.58、米イラン和平で『戦争前水準』(6/25)
※本日6/28(日)は東京・NYとも市場休場で、本紙は週末版。表の米株は6/26(金)NYの確定終値で、ナスダックは週間−4.6%・S&P500は週間約−2%とAIデータセンター投資の費用膨張(Mag7の2026年capex合計$452B超)を背景に下落した一方、ダウは週間+0.6%で非テクへのローテーションが下値を支えた。日経平均は6/26東京市場の確定終値(6万9,360円88銭、前日比−3,005.46円・−4.15%で8連騰ストップ。6/25に72,366円の史上最高値)で、週末は新規値動きなし、次は6/30(月)再開。USD/JPYは161円台後半(6/26 NY引け概算)で、ING/Scotiabankは162円を新たな介入ラインと指摘。BTCは6/25報道で一時$60,000割れ(2024年以来安値圏)と、AI株とともにリスクオフが波及した報道ベースの概算(週末値は流動的)。原油Brent $72.68・WTI $69.58は2月末以来安値圏で、米イラン和平+ホルムズ通航回復による供給不安後退が効いている。米株以外の数値は報道ベースの概算で、確定値は各取引所データを参照。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・6/27 08:16時点)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)37,769,32628.2%
保険36,956,79027.6%
債券27,362,05620.5%
投資信託20,929,60115.6%
預金・現金・暗号資産6,123,2684.6%
年金4,661,5803.5%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産133,803,667週初(6/22)比 −320,387 (−0.24%)
※MoneyForward ME 連携データ(最新スナップショットは6/27 08:16取得=今週分の最終値で、6/26引け値ベース。本日6/28(日)分の更新はなく、各銘柄前日比は0円。6/26午後・週明けの値動きは未反映)。構成比は資産総額に対する割合、週初比は当週週初6/22(134,124,054円)比で−320,387(−0.24%)。株式の主な評価益はゆうちょ銀行 +104%・三井物産 +60%・小松製作所 +57%・QQQ +62%・JT +46%、投信は eMAXIS S&P500 +128%。評価損は GMOインターネット −36%・UNICON HD −17%・Jリート −8%・極楽湯 −4%。口座番号・金融機関別残高明細は非掲載。
為替・暗号資産&マーケット
ドル円は161円台後半、約40年ぶり162円目前 — 11.7兆円介入も効果続かず。162円が新介入ライン、週明けは判定週の指標で方向感
ドル円は161円台後半で、6/22 NY市場では一時161.93円と1986年12月以来の162円接近水準。米利上げ観測の強まりで日銀利上げの円高効果が相殺された。政府・日銀は4〜5月に過去最大の11兆7,349億円の円買い介入を実施したが効果は続かず、市場は実効性に懐疑的。片山財務相はベセント米財務長官と『必要なら断固たる措置』で合意と強調。162円が新たな攻防・介入警戒ラインで、週末は為替休場。
経理部のドル建て発注は『162円介入警戒+判定週の様子見』で見送りが基本。米株のAI調整に伴うリスクオフで円が買い戻され160円割れに振れれば、来週分をまとめて検討する方針を維持。162円突破→介入なら相場急変、円安継続なら輸入コスト高で飲食・小売の原価圧迫に波及する点を想定に入れる。
三井住友DSアセット (ドル円・介入 6/23) 日本経済新聞 (ドル円 162円接近)
★ビットコイン、$60,000割れで2024年以来安値圏 — 6月で約−18%、現物ETFは5月に年初来最大$23億流出。Fear&Greed指数24『極度の恐怖』、AI株とリスクオフが同時進行
ビットコインは6/25昼に$60,000を割り込み2024年以来の安値圏に。5/25ピーク$77,623から6月で約−18%、イーサは$1,555前後。BTC現物ETFは5月に年初来最大の純流出$23億、Fear&Greed指数は24(極度の恐怖)。ETF流出・規制法案(CLARITY)遅延・資金のAI株シフトが弱気要因だが、そのAI株自体も調整中で逃避先が不透明。リスクオフがAI株から暗号資産まで広がっている。
当社はBTCの財務エクスポージャゼロのため直接の損益影響はないが、リスク選好の体温計として重要。AI株・暗号資産・米テクの同時調整は『リスクオフの広がり』を示唆し、先週までの『AI個別材料発の限定的調整』という見方をやや慎重側へ修正する材料。教育・Web3系クライアントの提案温度感は中立〜やや慎重で。
Fortune (BTC $60,000割れ 6/25) Yahoo Finance (BTC 数年ぶり安値 6/25)
今週・来週の注目イベント
6/28 (日)★市場休場 — AI主導の調整(ナスダック週間−4.6%)とBTC $60k割れの続報、週明けの戻り余地を見極め。本紙は週末版
6/30 (月)★東京市場再開/米6月消費者信頼感・5月JOLTS — 6/26の−4.15%急落からの戻りが、調整が一過性か持続かの初動。Dow横ばい×半導体安の二極化に注目
7/1 (水)★日銀短観(6月調査)/米ISM製造業 — 大企業製造業DI+14予想、2026年度設備投資+7.2%予想の上方修正幅が焦点。USMCA更新判断期限も
7/2 (木)★米6月雇用統計(日本時間夜)— 非農業+13.5万人(前回+17.2万人)・失業率4.3%予想。Fedの利下げ/据え置き観測を左右
7/8 (水)Anthropic 新プライバシーポリシー発効 — 政府発行ID+生体情報の収集開始。Fable/Mythos の輸出規制・復旧条件との関係に注目
10月にもAnthropic IPO($965B評価・上場時$1兆超見通し)— OpenAI(2027年検討)に先行。中核モデルの資本基盤と継続性を巡る最大の節目
アケミのひとこと
社長、おはようさん。日曜の朝刊やで。週末は東京もニューヨークも市場が休みやから、相場は静かや。けど、静かなんは今だけで、週明けからは大事な『判定週』に入る。先週はAIがらみで相場が調整して、ナスダックは週で−4.6%下げた。ただ社長、ここは冷静にいこな。ダウは逆に週で+0.6%とプラスで、お金は半導体から内需・ヘルスケアへ移っとる。これは暴落やのうて、行き過ぎた高値の冷ましと資金の入れ替えや。その『一過性か、もっと深い調整か』を見極めるのが今週で、月曜6/30に東京が再開、水曜7/1に日銀短観と米ISM、木曜の夜に米雇用統計 ―― この順に答え合わせしていく。さて、相場の値段より社長に見ておいてほしいんが『AIの使われ方』の変化や。これまでは『トークン使うほど偉い』いう空気やったけど、ここにきて企業が一斉にコスト効率へ舵を切った。Uberは社内のAI予算を4か月で使い切って月$1,500の上限を入れたし、25人の会社Lindyは自社の利用をうちの主力Claudeから中国の安いDeepSeekへ丸ごと移したと。おまけに中国Z.aiが、Opus 4.8にベンチで1%差・コスト約1/5いうオープンウェイトのGLM-5.2を出してきよった。Anthropicは『AlibabaのQwenがClaudeを不正に蒸留した』と米議会に申し立てる強硬姿勢や。これ全部、AIを売るうちの値付けとモデル選びの前提を揺さぶる話やねん。けどな社長、これ逆にチャンスでもある。世間が『AIに金かけすぎちゃうか』と厳しい目を向けるほど、巨額投資なしで成果を出す、うちの『軽い実務AI・コスト最適』が刺さるんや。開発部はアケミBotや自動レポートのモデル別コストを棚卸しして、中核はClaude・大量バッチは安いモデル、いうマルチモデルの設計を整えとこ。営業部は『使い放題』やのうて『最適なモデル選びでコスト下げて成果を出す』を提案の看板にしよ。為替はドル円が161円台後半で、162円の介入ライン目前。経理部のドル建て発注は判定週の様子を見てからでええ。ビットコインは$60kを割って2024年以来の安値圏で、AI株とそろってリスクオフが広がっとるから、先週までの『AIだけの限定的な調整』いう見方は、ちょっと慎重側に寄せとこ。原油はBrent $72で『戦争前の水準』まで落ち着いとるから、飲食・小売のお客さんにはコストの追い風が続くで。今日は日曜やから、ゆっくり休んでな。月曜の朝刊で、東京の戻りからまた整理するさかい。ほな、ええ日曜を。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.