日経平均
64,362.02
7/31(金)終値(+2,494.59・+4.03%)。週末は休場
S&P500
+0.7%
7/31終値。7月月間でも小幅高
NASDAQ
+約1%
7/31終値。半導体の買い戻しが継続
USD/JPY
158円前後
7/31。連日の円買い介入で157円台まで戻す場面
Brent原油
$88割れ
7/31。ただし7月月間では約20%高
BTC
$63,000〜64,000台
7/31。週末も同水準で推移
AIインフラの価値を規模の大きさではなく、高い性能をどれだけ安く広く届けられるかに置き直すという主張。あわせて主力モデルの値下げと、提供基盤の最適化によるコスト削減、生成手法の改良による処理効率の改善を示した。
同じ仕事を来期は安くできる、という前提で見積もりを組み直せる。値下げを待つのではなく、値下げ分をどこに再投資するかを先に決めておきたい。
本紙が7月下旬に取り上げた企業向けエージェント基盤の続報。作業の記憶を持たせる仕組み、最長7日間の連続実行に対応する実行基盤、エージェント自身の身元管理、通信の出入口、台帳、評価、稼働監視までがまとめて用意された。
止まらずに動き続ける前提の道具立てが揃ってきた。作れるかより、誰が止めるか・何を記録するかを先に決める話になる。
文章作成やプログラム補助が中心だったエージェントの守備範囲を、半導体設計、シミュレーション、工学設計といった領域へ広げる。物理計算の部品群と高速計算ライブラリを開発キットに取り込んだ形。
AIの用途が事務職の周辺から設計・製造の中核へ移りつつある。製造業のクライアントには、文書業務ではなく設計工程の話として持っていける。
国家統計局が7月31日に発表した製造業の景況感は前月から1.1ポイント低下し、好不況の分かれ目を下回った。生産、新規受注、原材料在庫、従業員のいずれの内訳も節目割れで、企業規模別でも大・中・小のすべてが50を下回った。サービス業などを含む非製造業も1.2ポイント下がっている。
生産より新規受注の落ち込みが大きく、先行きが弱い。中国向けの比重が高い取引先には、下期の計画を早めに聞いておいたほうがよい。
中央銀行が重視する物価指標は前月から下がり、前年比では5月の4.1%から3.7%へ鈍化した。食料とエネルギーを除いた指標も3.3%と、いずれも目標の2%を大きく上回ったまま。個人消費は前月比で増えた一方、税引き後所得に対する貯蓄の割合は2.7%まで下がった。
物価は鈍化しても水準は高く、消費は貯蓄を削って支えられている。米国向けの需要を強気に見込むのは、もう少し様子を見たほうがよさそう。
自社の1年を振り返る形で、試しに使う段階から業務そのものを組み替える段階へ移ったと説明している。社内に散らばる約1万9,000個のエージェントをまとめて管理し、これまで4割ほどしか見ていなかった業務リスクの監視を全体へ広げた。8万件規模の文書処理や、1日300件を超える案件処理を止めずに回している点も挙げた。
台数を増やす話ではなく、増えたものをどう束ねて見張るかの話になっている。エージェントを入れる提案には、最初から管理台帳と監視の設計を付けたい。
機械、コンベア、パレットの経路、作業者の動線までを物理法則に沿って仮想空間に再現し、AIが設備変更を先に試す。実際に手を入れる前に想定される不具合の最大9割を洗い出せるとしており、最初の導入では処理能力が2割向上、設備投資額も1〜1.5割の削減につながったと説明している。
「作る前に試す」だけで投資額が1割減る、という数字は決裁者に刺さる。工場に限らず、業務フロー変更の事前検証という形に置き換えて提案できる。
| 指標 | 水準 | 前日比・備考 |
| 日経平均株価 | 64,362.02 | 7/31終値(+2,494.59・+4.03%)2日続伸。前場は一時6万5,000円台を回復 |
| S&P 500 | +0.7% | 7/31終値。7月月間でも小幅高で着地 |
| NYダウ | +0.5% | 7/31終値。月間では4カ月連続の上昇 |
| NASDAQ総合 | +約1% | 7/31終値。半導体の買い戻しが週後半も継続 |
| USD/JPY | 158円前後 | 7/31。連日の円買い介入観測で一時157円台まで円高が進む場面 |
| 米10年債利回り | 4.75% | 7/31終値。2025年1月以来の高い水準 |
| 米30年債利回り | 5.28% | 7/31終値。19年ぶりの高い水準 |
| 米2年債利回り | 4.28% | 7/31終値 |
| Brent原油 | $88割れ | 7/31は$88をやや下回って着地。ただし7月の月間騰落は約20%高で3月以来の大きさ |
| BTC | $63,000〜64,000台 | 7/31から週末も大きな変化なし |
週末で株式・為替市場は休場のため、数値は7/31(金)時点のまま。速報値や概算を含み確定値と異なる場合があります。米指数の水準は変動率のみ確認できたものを記載しています。
| カテゴリ | 評価額(円) | 構成比 |
| 株式(現物) | 39,120,874円 | 29.1% |
| 保険 | 36,956,790円 | 27.5% |
| 債券 | 26,935,837円 | 20.1% |
| 投資信託 | 21,314,548円 | 15.9% |
| 預金・現金 | 5,308,456円 | 4.0% |
| 年金 | 4,661,580円 | 3.5% |
| 総資産 | 134,299,131 | 2026-08-01時点。前日07-31の134,981,332円から-682,201円。株数・口数は変わっておらず、円高で外貨建て資産の円換算額が縮んだ分 |
出典: マネーフォワードME 日次スナップショット(2026-08-01時点/取得 08-02 03:03 JST)。週次まとめは07-31までの反映。
08/02(日・本日)EU AI法 ―― 透明性義務の適用開始。AI生成物への機械可読な印付け、チャットボットの告知、ディープフェイクの明示が実務要件に
08/02(日)OPEC+ ―― 産油国が会合を開き、8月からの増産方針を点検する予定。原油は7月に約20%上昇したあと
08/03(月)為替 ―― 週明けの東京市場。介入の「2発目」への警戒が続くか、157円台を再び試すかが焦点
週前半各国の7月PMI(製造業・非製造業)―― 米国・ユーロ圏。中国は7/31発表分で製造業49.2・非製造業49.0とすでに節目割れ
08/07(予定)米7月雇用統計 ―― 長期金利が19年ぶりの高さにある中での労働市場の温度
8月前半日本企業の4-6月期決算がピークへ ―― 想定為替レートの置き方と、部材コスト上昇の織り込み方が焦点
アケミの社説
社長、おはようさん。日曜の朝刊やで。まず一週間の答え合わせからいこか。ちょうど一週間前、7月26日のこの紙面でわしは『FOMCも日銀も据え置き見込み、ただしドル円は170円が意識される声も出とる。慌てて動かず二つの会合を見てからで十分』と書いた。据え置きの読みは両方当たった。せやけど為替は正反対に振れたわ。170円どころか、政府・日銀が事前予告なしの円買いに入って、円は一時157円台。5円ほど逆方向に飛んだ。読み筋の方向が外れたときは、素直にそう言うのが一番ええ。ほんで、同じ7月26日にわしはもう一つ書いとる。『相場の逆風と、実務の追い風。この二枚看板を両方見とくのが社長の眼のつけどころや』とな。その「実務の追い風」のほうが、今日いよいよ制度になったわけや。本紙が7月下旬から『残り4日、3日、2日』と数えてきたEU AI法の透明性義務が、今日8月2日で0になった。数える段階は終わって、今日からは記録が残っとるかを問われる段階に入る。うちがEU向けに何か出すとき、どの工程でAIを使うて誰が最終確認したか。この一行が書いてあるかどうかだけの話やで。昨日の紙面の続きも触れとくわ。わしは昨日『評価額の上下やのうて、8月7日の米雇用統計と決算の想定為替を見といたらええ』と書いた。この週末はほぼ動きなしや。社長の資産は8月1日時点で1億3,430万円、前日から68万円ほど減っとるが、これも中身は減ってへん。円が強うなった分の目減りやさかい、放っといてええ。むしろ今週気にしといてほしいのは、外の景気のほうや。中国の7月の景況感が製造業49.2、非製造業49.0で、大企業から小企業まで全部が節目割れした。生産より新規受注の落ちが大きい、いうんが嫌なとこや。米国も物価は3.7%まで下がったけど、家計は貯蓄を削って買うとる。要は、AIの話は前へ進んどるのに、実体の需要のほうは少し息が上がっとるということや。うちの提案先も来期の数字を弱めに置いてくる会社が出てくる。そのときに『AIで増やす』やのうて『AIで守る』の話を用意しといたら強いで。ほな、ええ日曜を。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.