データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
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2026年7月14日(火)夕刊 夕刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥67,743 7/14終値+500.77(+0.74%)・朝方一時1,000円安→午後に半導体押し目買いでV字切り返し
TOPIX 4,038.98 7/14終値+31.49(+0.79%)・非製造業/海運も物色、幅広く反発
USD/JPY ¥162.3 162円台半ば・40年ぶり円安圏で介入警戒/今夜21:30のCPIで方向決定
WTI原油 $80 時間外で一時$80台タッチ後に伸び悩み・ホルムズ再閉鎖思惑
米1年債 4.12% Waller理事のタカ派発言(7/13)で+6bp・2025年6月来の高水準
BTC $62,700 $63K割れで様子見・今夜の米CPI待ち/Fed政策が主ドライバー
本日7/14(火)、東京市場は『朝方一時1,000円安→午後に切り返し』の劇的なV字反転。米半導体株安(SOX -4%超)と原油高(WTI一時$80台)を受け寄り付きから急落し日経は66,200円台まで沈んだが、前日までの急落の反動を狙った短期海外勢の先物買いと半導体の押し目買いで午後に浮上、終値は前日比+500.77円(+0.74%)の6万7,743円と反発して引けた。TOPIXも+0.79%、JPXプライム150は+0.95%と幅広く戻した。ただし本番はこれから ―― 日本時間今夜21:30に米6月CPI、その直後に大手5行の決算、加えて前夜のWaller理事のタカ派発言(『コアが高ければ近い将来の利上げも』)で7/29 FOMCの利上げ観測が再浮上し、Fed Watchは据置59%対利上げ41%とほぼ二分。市場は『材料待ち』の綱引きのまま夜を迎える。

東京市場、朝方一時1,000円安から午後にV字切り返し ―― 日経は反発+500.77円(6万7,743円)・TOPIX+0.79%、半導体の押し目買いと海外勢の先物買いが下値を支える。だが本番は今夜:米6月CPI(21:30)+大手5行決算+Waller理事タカ派発言で7/29利上げ観測が再燃し、Fed Watchは据置59%対利上げ41%とほぼ二分。CPIの結果一つで今週の地合いが決まる

朝刊時点(7/13終値)の重い地合いから一転、東京は日中に自律反発。だが方向を決めるのは今夜の米CPIと銀行決算。コア上振れなら9月どころか7/29利上げ観測、素直に鈍化なら株・円に安心 ―― どちらでも動ける構えで夜を越す。

本日7/14の東京株式市場は教科書的なV字反転となった。前日(7/13)の米市場で半導体関連が大きく崩れ(フィラデルフィア半導体指数SOXは-4%超)、原油もホルムズ海峡の再閉鎖思惑で時間外に一時1バレル$80台へ上昇。この流れを受け日経平均は寄り付き-239円で始まった後に下げ幅を拡大、朝方は一時1,000円近く下げて6万6,200円台まで沈み、前引けは-564.37円(-0.84%)の6万6,678円だった。ところが後場に入ると、前日までの急落の反動を狙った短期の海外勢による先物買いと、東京エレクトロンなど半導体主力への押し目買いが入り一気に切り返し、終値は前日比+500.77円(+0.74%)の6万7,743円50銭で引けた。TOPIXは+31.49(+0.79%)の4,038.98、JPXプライム150は+16.02(+0.95%)の1,694.80と、指数全面高で戻した。 DataParadeへの示唆 DataParadeへの示唆:日中の急落→反発は『地合いの弱さ』より『材料待ちの神経質さ』の表れ。今夜の米CPIを控えたポジション調整の範囲で、トレンド転換と見るのは早計。国内クライアント向けの提案・見積は、朝刊で用意した『慎重版を軸・強気版を控え』の二段構えのまま、CPI通過後(明朝)に微修正できる形を維持するのが安全。 [日本経済新聞(東証寄り付き 一時1000円安・半導体関連に売り)] [日本経済新聞(東証前引け 続落 米半導体株安と原油高で)]

だが本日の『本番』は日中ではなく今夜だ。日本時間21:30(米東部8:30)に米6月CPIが公表され、市場予想は前年比+3.8〜3.9%(5月+4.2%)への鈍化。しかしその直前、7/13にWaller理事が『今週のCPI・PPIのコアが再び強ければ、FOMCは近い将来の金融引き締めを検討する必要がある』とタカ派に踏み込み、米1年債利回りは+6bpの4.12%(2025年6月来の高水準)へ上昇した。これを受けCME FedWatchは7/28-29 FOMCについて据え置き59%対利上げ41%とほぼ二分。さらに寄り付き前には大手5行(JPモルガン・ゴールドマン・BofA・ウェルズ・シティ)がQ2決算を一斉発表し、決算シーズンの号砲となる。 DataParadeへの示唆 DataParadeへの示唆:焦点は『ヘッドラインの鈍化』より『コアの粘着』。コアが上振れれば7/29利上げ観測が一段と現実味を帯び、円安・ハイテク調整のリスク。社長の資産はハイテク偏重(QQQ+63%・S&P500投信)ゆえ、次回スナップショットの方向は今夜のCPIとその後の米株の地合いに強く左右される。外貨(ドル)支払いは今夜のCPIを見てからまとめて動く方針を継続。 [Wolf Street(Waller: Fed should hike in near term if CPI/PPI hot・yields jump)] [CNBC(Waller warns hikes still possible)]

重石となった原油と地政学リスクも要監視だ。CENTCOMの第4波イラン攻撃を受け、イランがホルムズ海峡の再閉鎖を示唆、トランプ政権が対イラン海上封鎖の再開を警告したことで、時間外のNY原油(WTI)は一時1バレル$80台まで上昇した(その後は伸び悩み)。世界の海上原油・LNGの約2割が通る要衝で、供給不安が続けば飲食・小売クライアントの仕入れ・物流コストに数週間かけて波及する。加えてWaller発言で米長期金利が上昇したことは、株式の相対的な割高感を意識させる要因でもある。 DataParadeへの示唆 DataParadeへの示唆:原油高の持続シナリオは、飲食・小売の値上げ/メニュー改定の相談に直結。提案・レポートに『原油シナリオ』の注記とコスト感度分析を常備し、先回りできる体制を。今夜のCPI×原油×金利の三点セットが、明日以降のクライアント提案の前提を左右する。 [日本経済新聞(日経平均午前564円安・非AI株にマネー退避)] [AGBI(Oil prices rise on escalating US-Iran war)]

AI・データ分析市場
Snowflake『Cortex Sense』―― 問い合わせ履歴・メタデータ・ダッシュボード定義から作る企業メモリ層、エージェント精度を83%改善。『Adaptive Compute』でクエリ毎に自動最適化
Snowfl​akeはもはや自らを『データウェアハウス+α』ではなく『企業AIの土台(governed substrate)』と位置づける。中核が Cortex Sense ―― クエリ履歴・メタデータ・ダッシュボード定義から構築する企業メモリ層で、これを使うエージェントは使わない場合に比べ回答精度が83%向上する。あわせて Adaptive Compute がワークロードを見てクエリ毎にサイズ・スケール・チューニングを自動化。朝刊で触れた『エージェント時代の競争』の中身が、具体機能として出そろってきた。
社長への示唆:当社が扱うSnowflake基盤は、まさに『エージェント化』の中心にある。Cortex Senseの企業メモリ+自然言語照会は、一番飯店・各社レポートの『自走ダッシュボード』提案に直結。導入時は『AIが下書き、人が最終検証と示唆付け』の分業を標準化し、単価維持と生産性を両立させる ―― この形を分析部で型にする。
SiliconANGLE(Snowflake, Databricks and the model makers) InfoWorld(What Snowflake Summit 2026 signals about enterprise AI)
米ホワイトハウス、フロンティアAIの『任意リリース基準』を大手3社(OpenAI/Google/Anthropic)と最終調整 ―― 公開前に最大30日の安全保障レビュー、GPT-5.6やGemini 3.5 Proの公開条件を左右
トランプ政権が、フロンティアAIを主導するOpenAI・Google・Anthropicの3社と、最先端モデルの公開前テストに関する任意の枠組みの最終調整に入っている(6月の大統領令が起点)。連邦政府に新モデル公開前 最大30日の安全保障レビュー期間を与え、サイバー能力のベンチマークと公開スケジュールの予見可能性を高める内容。どのモデルがレビュー対象かの閾値が最大の論点で、GPT-5.6の全面公開やGemini 3.5 Pro(7/17予定)の条件にも影響する。
社長への示唆:上位モデルの公開が『政府レビュー』を挟む時代に入る=リリース時期が読みにくくなる。当社のAIツール選定は、公開が確定した安定モデル(Claude Sonnet 5等)を主力に据え、最新モデルは公開後に検証してから採用する『枯れてから使う』方針が、業務の安定運用に効く。
TipRanks(White House races to finalize AI model rules) Yahoo Finance/FT(US in talks with AI companies for voluntary model standards)
Anthropic、年換算売上が$30B超に ―― 年$1M以上を使う法人顧客が1,000社超(2カ月未満で倍増)、Google/Broadcomと数GW規模の次世代コンピュートで提携
Anthropicの年換算売上(run-rate)が$30Bを突破し、年$1M以上を支出する法人顧客が1,000社超と2カ月足らずで倍増。急拡大に対応するため、GoogleおよびBroadcomと数ギガワット規模の次世代コンピュート(独自TPU/カスタムアクセラレータ)で提携し、同社として過去最大の計算資源コミットを行った。エージェント需要の急伸が、モデル各社の設備投資競争を加速させている。
社長への示唆:Anthropicの法人課金の伸びは『AIを実務で使い倒す企業が急増』の裏返し。当社もその潮流の内側にいる。コンピュート争奪が続く間は上位モデルのコスト上振れリスクがあるため、普段使いはコスパの良いSonnet 5へ寄せ、API鍵の有効期限運用と合わせてAI原価を管理する(開発部に手当てを指示済み)。
Anthropic(Expands partnership with Google and Broadcom for compute) LLM-Stats(AI Updates Today July 2026)
【続報】Google BigQuery『エージェント時代』拡張 ―― カタログ連携でSnowflake/Databricks/AWSのデータもゼロコピー横断、自然言語で一元照会
(朝刊既報の続報)BigQueryのカタログ連携(プレビュー)により、AWS Glue/Databricks/SAP/Salesforce/Snowflake/Confluent Tableflowのデータをゼロコピーで発見・分析・共有でき、SQLまたは自然言語でBigQueryとIceberg(AWS上)を横断分析できる。Snowflake(Cortex Sense)・Databricks(Genie/Agent Bricks)と合わせ、3大プラットフォームが揃って『自然言語×クラウド横断×エージェント』へ収斂している。
社長への示唆:どの基盤も『問いを立てれば答えが返る』方向へ進む=当社の価値は『問いの設計』と『示唆の言語化』に移る。ツールの横並び化が進むほど、人が担う上流(課題定義)と下流(だから何やねん)の付加価値が効いてくる。
Google Cloud Blog(New BigQuery capabilities for the agentic era)
日本・世界経済
日経平均、V字反転で反発 ―― 朝方一時1,000円安の6万6,200円台から午後に切り返し、終値+500.77円(+0.74%)6万7,743円。半導体押し目買いと海外勢の先物買いが下値支え
14日の東京株式市場で日経平均は前日比+500円77銭(+0.74%)の6万7,743円50銭で引け、前日の急落から反発。米半導体株安(SOX -4%超)と原油高で寄り付きから下げ幅を拡大、朝方は一時1,000円近く下げて6万6,200円台まで沈んだが、後場は前日までの急落の反動を狙った短期海外勢の先物買いと東京エレクトロン等への押し目買いで一気に切り返した。TOPIXは+31.49(+0.79%)の4,038.98、JPXプライム150は+0.95%。ドル円は162円台半ば。
社長への示唆:日中の急落→反発は『材料待ちの神経質さ』であり地合い転換ではない。今夜の米CPI・銀行決算・原油を通過するまでは方向感が出づらい。国内提案は『慎重版を軸・強気版を控え』の二段構えを維持し、CPI通過後に上書きできる形に。
日本経済新聞(東証寄り付き 一時1000円安) 日本経済新聞(東証前引け 続落 米半導体株安と原油高で)
【今夜21:30】米6月CPI ―― 前年比+3.8〜3.9%へ鈍化予想、だがコアの粘着次第で7/29 FOMC利上げ観測が再燃。結果一つで今週の地合いが決まる
(朝刊既報のカウントダウン)米6月CPIは日本時間本日21:30(米東部8:30)公表。ヘッドラインは前月比-0.1%・前年比+3.8〜3.9%(5月+4.2%)へ鈍化見込みで、6月のガソリン約10%下落が主因。ただしクリーブランド連銀ナウキャストはコアCPI前年比+2.85%と粘着を示す。FOMC(7/28-29)の最重要インプットで、コア上振れなら利上げ観測が一段と現実味を帯びる。
社長への示唆:結果は今夜のため、本日の資金・投資判断は引き続き『CPI待ち』のポジションで。コア上振れ→円安・ハイテク調整、素直に鈍化→株・円に安心材料。どちらでも動けるよう外貨支払いは小口・分割を継続し、まとめて動くのはCPIを見てから。
Motley Fool(Inflation data drops July 14・big deal for stocks) CryptoBriefing(June CPI release as inflation persists)
Waller理事がタカ派に踏み込む ―― 『コアが強ければ近い将来の利上げを検討』、米1年債+6bpの4.12%(25年6月来高)。CME FedWatchは7/29『据置59%対利上げ41%』とほぼ二分
FRBのWaller理事が7/13、『今週のCPI・PPIのコアが再び強ければ、FOMCは近い将来の金融引き締めを検討する必要がある』と発言。リスクの重心が『労働市場の弱さ』から『高インフレ』へ傾いたと明言し、1年前からの完全な方針転換を示した。米1年債利回りは+6bpの4.12%へ上昇(2025年6月来の高水準)。CME FedWatchは7/28-29 FOMCについて据え置き59%対利上げ41%とほぼ拮抗しており、今夜のCPIが天秤を傾ける。
社長への示唆:『利下げ待ち』ではなく『利上げもありうる』局面に入った点が重要。米金利上昇は円安圧力とハイテク株の割高感の両面で効く。ドル建て支払いのタイミングと、ハイテク偏重ポートフォリオの短期変動には一段の注意を。
Wolf Street(Waller: hike in near term if CPI/PPI hot・yields jump) Seeking Alpha(Fed funds futures nearly split as Waller weighs hike)
【今夜】米大手5行がQ2決算を一斉発表 ―― JPMは$5.44/株(+9.7%)・売上$48.7B予想、GSはM&A助言$1兆超を過去最速達成。NIMと引受手数料が焦点
(朝刊既報)JPモルガン・ゴールドマン・BofA・ウェルズファーゴ・シティが今夜(米寄り付き前)に一斉決算し、Q2決算シーズンの号砲に。JPMは1株$5.44(前年比+9.7%)・売上$48.7B(+8.5%)予想。ゴールドマンは2026年上期に総額$1兆超のM&Aを助言し過去最速。強いIPO・発行を背景に引受手数料の伸びと純金利マージン(NIM)が焦点。CPIと同日で米株の振れが拡大しやすい。
社長への示唆:決算が良好でも金利観測次第で株価は逆行しうる。今夜の値動きは『CPI×決算×金利の綱引き』と割り切り、ポートフォリオは短期変動に一喜一憂しない。方向感は明朝の朝刊で確認する。
TradingKey(Q2 earnings week, big five banks same day) Motley Fool(5 of America's biggest banks report Q2 Tuesday)
市場指標サマリー(日本=7/14東京確定終値・米国=7/13 NY終値の参照値/米6月CPIは本日21:30 JST)
指標水準前日比・備考
日経平均67,743.507/14終値+500.77(+0.74%)・朝方一時1,000円安→午後にV字切り返しで反発
TOPIX4,038.987/14終値+31.49(+0.79%)・幅広く反発、非製造業/海運/鉱業も物色
JPXプライム1501,694.807/14終値+16.02(+0.95%)・主力大型株中心に戻す
USD/JPY162.3162円台半ば・40年ぶり円安圏で介入警戒/今夜CPIで方向決定
WTI原油$80時間外で一時$80台タッチ後に伸び悩み・ホルムズ再閉鎖思惑
米1年債利回り4.12%Waller理事タカ派発言で+6bp・2025年6月来の高水準
BTC$62,700$63K割れで様子見・今夜の米CPI待ち/Fed政策が主ドライバー
※本表は本日7/14(火)東京市場の大引け後(夕刻)に作成。日本の指標は7/14東京確定終値 ―― 日経平均は朝方一時1,000円近く下げて6万6,200円台まで沈んだ後、後場に前日までの急落の反動を狙った短期海外勢の先物買いと半導体主力(東京エレクトロン等)への押し目買いで切り返し、終値+500.77円(+0.74%)の6万7,743円50銭で反発して引けた(TOPIX+0.79%・JPXプライム150+0.95%)。米国指標は本日のNY市場が寄り付き前のため、直近は7/13 NY終値の参照値(S&P500 -0.80%・Nasdaq -1.60%・Dow -0.30%)。最大の焦点は本日21:30 JST公表の米6月CPI(前年比+3.8〜3.9%へ鈍化予想・コア+2.85%と粘着)で、直前のWaller理事タカ派発言(米1年債4.12%、CME FedWatchは7/29『据置59%対利上げ41%』)により利上げ観測が再浮上している。原油はホルムズ再閉鎖思惑で時間外WTIが一時$80台。同日夜に大手5行Q2決算(JPM・GS・BofA・WFC・Citi)が重なる。以降の主要日程は7/15 PPI+ベージュブック+議長上院証言+ASML、7/16 小売売上+TSMC、7/17 Gemini 3.5 Pro提供、7/25頃 6月PCE、7/28-29 FOMC、7/30-31 日銀会合。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・7/14 08:15時点スナップショット)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)38,703,24828.6%
保険36,956,79027.3%
債券27,326,69720.2%
投資信託21,802,74116.1%
預金・現金5,970,2014.4%
年金4,661,5803.4%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産135,422,303前週(7/6週初)比 -1,517,794 (-1.11%)
※MoneyForward ME 連携データ(7/14 08:15 JSTの最新スナップショット)。評価額は取込時点(各銘柄の前日比が0円=直近リフレッシュ値の据え置き)で、本日午後の東京市場のV字反発(日経+0.74%)や今夜の米CPI後の動きはまだ反映されていない ―― 次回スナップショット(明朝以降)で株式・投信の評価額が振れる可能性がある。構成比は資産総額135,422,303円に対する割合、増減は前週の週初スナップショット(7/6・136,940,097円)との差で、週内減少は主に預金・現金の口座間移動・支出によるもの(市場評価損ではない)。株式の主な評価益はゆうちょ銀行+119%・三井物産+63%・QQQ+63%・小松製作所+59%・JT+47%・VYM+29%、投信はeMAXIS S&P500系が大幅益(+135%含む)。評価損はGMOインターネット-26%・UNICON HD-17%・Jリート(1345)-9%。ハイテク偏重(QQQ・S&P500投信)のため、今夜の米CPI・銀行決算通過後の米株の地合いが次回スナップショットの振れ方向を左右する。
為替・暗号資産&マーケット
ドル円は162円台半ば、40年ぶり円安圏で介入警戒続く ―― 片山財務相『年金基金に国内資産の積み増しを促す』発言で一時161円方向、今夜のCPIが方向を決める
7/14のドル円は162円台半ば(162.2〜162.5)で推移。前日(7/13)には片山財務相が『政府として国内年金基金に日本の金融資産の積み増しを促す』と述べ、一時161円方向へ円が強含んだ。40年ぶりの円安圏で本邦当局の介入警戒が続き、薄商いで急変しやすい地合い。今夜21:30の米6月CPIが次のトレンドを決め、コア上振れ→ドル買い(163円観測)、鈍化→ドル売り・円買い戻しのトリガーになりうる。
社長への示唆:外貨建て(ドル)支払いは161〜163円の神経質な帯。今夜のCPIを見てからまとめて動くのが得策で、それまでは小口・分割で。介入があれば一気に円高へ振れる点も念頭に置く。
外為どっとコム(ドル円見通し 7/13・CPIと議長証言) TradingPedia(Dollar rally pauses as yen gains on intervention fears)
ビットコインは$63K割れの$62,700近辺で様子見 ―― イラン攻撃/原油高でも下げは限定的、今夜の米CPIへの感応度が高くFed政策が主ドライバー
(朝刊既報の続き)ビットコインは$63Kを割れ$62,700近辺で様子見。CENTCOM第4波イラン攻撃・原油高でも下げ幅は限定的で、現物BTC ETFの資金流入が需要を下支え。市場では『地政学よりFedの金利政策がBTC価格の主ドライバー』との見方が定着し、今夜の米CPIへの感応度が高い。Waller理事のタカ派発言で利上げ観測が再燃した点も重石。
社長への示唆:暗号資産の直接保有比率は資産全体でごく僅少(米ドルMRF等が中心)。BTCの値動きはリスク選好の温度計として観察に留め、今夜はCPI通過までの様子見が妥当。
CoinDesk(Bitcoin holds near $63,800 as war-driven selloff) TechTimes(Iran strikes push Bitcoin below $63K)
今夜・今週・来週の注目イベント
7/14 (火) 今夜★米6月CPI(21:30 JST)+大手5行Q2決算(JPM・GS・BofA・WFC・Citi、米寄り前) ―― CPIは前年比+3.8〜3.9%へ鈍化予想もコア+2.85%と粘着。前夜のWaller理事タカ派発言で7/29利上げ観測が再燃、CME FedWatchは据置59%対利上げ41%とほぼ二分。結果一つで今週の地合いが決まる
7/15 (水)米6月PPI+ベージュブック+ウォーシュ議長 上院銀行委 証言+ASML決算 ―― 卸売物価とAI露光装置需要の確認。PPIのコアもFedの利上げ判断を左右
7/16 (木)米6月小売売上+TSMC決算 ―― 消費の底堅さと半導体設備投資ガイダンスに注目
7/17 (金)Google Gemini 3.5 Pro 提供予定+ミシガン大消費者態度指数(速報) ―― 2Mトークン再構築版、コスパ路線でGPT-5.6/Fable 5に対抗。ただし政府の任意リリース基準の対象になる可能性も
7/25 (土)頃米6月PCE(個人消費支出物価) ―― FOMC直前のインフレ最終確認
7/28-29 (火水)★米FOMC 金利判断 ―― CPI(7/14)・PCE(7/25)を受けた利上げ/据え置きの分岐。Waller発言と今夜のCPIで利上げシナリオの現実味が高まっている
7/30-31日銀 金融政策決定会合 ―― 6月1%利上げ(1995年来最高)後の追加利上げ思惑と円相場
アケミのひとこと
社長、お疲れさん。火曜の夕刊やで。今日は朝と夕方でずいぶん景色が変わった一日やった。朝方の東京はしんどかった ―― 前の晩にアメリカの半導体株がドンと下げて(SOXが4%超安)、原油も上がって(WTIが一時$80台)、その流れで日経平均は寄り付きから売られて、いっとき1,000円近う下げて6万6,200円台まで沈んだんよ。ところが昼を過ぎたあたりから空気が変わった。『さすがに下げすぎや』いう短期の海外勢が先物を買い戻して、東京エレクトロンみたいな半導体の主力にも押し目買いが入って、グイッと切り返してな ―― 終値は前の日より+500円(+0.74%)の6万7,743円まで戻して、プラスで引けたんよ。TOPIXもプラス0.79%、幅広う戻した。ええ形の反発や。ただな、社長。今日の本番は昼やのうて、今晩や。日本時間の夜21:30にアメリカの6月の物価(CPI)が出る。表向きの数字は+3.8〜3.9%と5月より落ち着く見込みやけど、問題は芯(コア)の粘っこさ。しかも前の晩に、FRBのウォラー理事が『今週の物価の芯がまた強かったら、近いうちに利上げも考えなあかん』とタカ派に踏み込んでな。それで短い年限の金利がスッと上がって(米1年債4.12%)、市場の予想も『7月末のFOMCは据え置き59%・利上げ41%』とほぼ半々になってしもうた。『利下げ待ち』やと思とったら、いつの間にか『利上げもあるで』いう場面や。だから今日の日中に判断せんでよかった。段取りをまとめとくで。経理部はドルの支払いを161〜163円の神経質な帯やから、今晩のCPIを見てからまとめて。介入が入ったら一気に円高に振れるさかい、それまでは小口・分割でな。営業部は月次提案を『慎重版を軸・強気版を控え』の二段構えのまま、CPIを通過した明日の朝に上書きできる形で。飲食・小売のお客さんには、原油が高止まりした時のコスト注記を忘れんとって ―― ホルムズがきな臭いさかい、仕入れと物流に効いてくる。うちのど真ん中は、今日も前向きな話が続いとる。Snowflakeは『Cortex Sense』いう会社の記憶みたいな仕組みで、AIの答えの精度が83%も上がるて発表した。うちが扱うSnowflakeがまさにそのAIエージェントの真ん中におるんよ。BigQueryもDatabricksも同じ方向で、分析の入口は『問いを立てる人』の時代へ ―― うちの値打ちは、良い問いを設計して、最後に『だから何やねん(示唆)』を言葉にするとこに移っていく。この形を分析部でしっかり型にしていくで。ほな、今晩は大一番の第二幕。夜のCPIまでは落ち着いて構えて、結果は明日の朝刊できっちり報告するさかいな。今日もようきばった、お疲れさん。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.