データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
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2026年7月10日(金)朝刊 朝刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥69,744 7/9終値+1,010(+1.49%)・本日7/10は寄り付き前/米ハイテク続伸で続伸期待
S&P 500 7,543.65 +0.81% 7/9・半導体反発で最高値圏(7,500台)
Nasdaq 26,206.89 +1.30% 7/9・SOXX+5%のAI半導体ラリー
USD/JPY ¥162.5 40年ぶり安値圏・162.0を新介入ライン視
原油(Brent) $77 7/9反落(-1.3%)・停戦崩壊も市場は一旦楽観織り込み
BTC $62,000 中東リスクで軟調も株高で下げ渋り
金曜朝刊の主役はAI半導体だ。7/9の米市場は半導体の急反発と原油安を追い風に上昇し、Nasdaqが+1.30%(26,206.89)、S&P500が+0.81%(7,543.65)で最高値圏、SOXX(半導体ETF)は+5%。この地合いを本日7/10、SK HynixがNasdaqへ約$28-29Bで上場することが受け止める ―― 需要はざっと7倍超、AIメモリ(HBM)ブームの象徴だ。東京は7/9に+1,010円で4日ぶり反発済みで、本日は米ハイテク続伸を受け続伸が期待される。逆風の中東は、トランプ大統領が『停戦は終わった』と宣言し追加空爆・封鎖・カーグ島の輸出拠点攻撃まで示唆したが、原油はBrent$77へ反落し市場はいったん楽観を織り込んだ。AIは当社ど真ん中で、Anthropicが中位モデル Claude Sonnet 5 を投入 ―― 導入価格 入力$2/出力$10・Free/Proの既定に、ほぼOpus級のエージェント挙動と報じられる

AI半導体が主役 ―― 7/9米市場はNasdaq+1.30%・S&P500最高値圏、SOXX+5%の急反発。本日7/10はSK Hynixが約$28-29BでNasdaq上場(需要7倍超)、AIメモリ(HBM)ブームの象徴に。東京は4日ぶり反発から続伸期待。中東はトランプ『停戦終了』宣言も原油Brent$77へ反落で市場は楽観織り込み。AIはAnthropicが中位 Claude Sonnet 5 を投入(入力$2/出力$10・Free/Pro既定・ほぼOpus級)

金曜朝刊。今朝の相場を貫くテーマは『AI半導体トレード』だ。前日7/9のニューヨークは、半導体の急反発と原油安を支えに上昇して終えた ―― Nasdaqが+1.30%の26,206.89、S&P500が+0.81%の7,543.65で最高値圏(7,500台)、ダウも+0.27%の52,487.35。半導体ETFのSOXXは+5%と急伸し、Marvell・Corning・Coherent・Lumentumといった通信用チップ関連が買われた。中東の米イラン応酬という逆風はなお残るが、市場は『AIの需要は地政学より強い』とばかりに逆風を消化した。そして本日7/10(金)、この物色の中心にSK HynixのNasdaq上場が加わる。ADR(米国預託証券)で約$28-29Bという大型で、AIメモリ(HBM)の主役の一角がウォール街に登場する ―― 需要は発行株数の7倍超、Baillie Gifford・Coatueらがアンカーに名を連ね、当初はティッカーSKHYVで『発行条件付き(when-issued)』取引、正式なSKHYでの通常取引は7/13(月)から。東京市場は7/9に前日比+1,010円(+1.49%)の69,744円と4日ぶりに反発済みで、本日は米ハイテク続伸とSK Hynix上場という追い風を受け、続伸が期待される。逆風の中東では、トランプ大統領が『停戦は終わった』と宣言し、追加の空爆・海上封鎖、さらにはイランの主要輸出拠点カーグ島への攻撃まで示唆した。ただ原油はBrentが$77近辺へ反落(-1.3%)し、市場はいったん最悪シナリオを織り込みすぎとみて楽観に傾いた。ドル円は162円台半ばで40年ぶり安値圏、162.0を新たな介入ラインとして睨む神経質な帯が続く。AI界では当社の業務ど真ん中で動きが続く ―― Anthropicが中位モデル Claude Sonnet 5 を投入し、導入価格は入力$2/出力$10(8/31まで、以降$3/$15)、Free/Proの既定モデルに据えた。早期テスターは『自己チェックしながら多段タスクを最後までやり切る、ほぼOpus級のエージェント挙動』と評する。7/12に迫るFable 5の込み利用終了と合わせ、当社のモデル選定・コスト設計を見直す好機だ。

今朝の相場の背骨はAI半導体トレードだ。前日7/9のニューヨークは半導体の急反発と原油安に支えられ、Nasdaqが+1.30%の26,206.89、S&P500が+0.81%の7,543.65で最高値圏、ダウも+0.27%の52,487.35で引けた。半導体ETFのSOXXは+5%と急伸し、Marvell・Corning・Coherentなど通信用チップ関連が買われた。米イランの応酬という逆風が残るなかでも、市場は『AI需要は地政学に勝る』とばかりに悪材料を消化した。この地合いを本日7/10、SK HynixのNasdaq上場が引き継ぐ。ADRで約$28-29Bという大型で、AIメモリ(HBM)の主役がウォール街デビューする ―― 需要は発行株数の7倍超で、まずティッカーSKHYVの『発行条件付き』取引が7/10に始まり、正式なSKHYでの通常取引は7/13(月)からだ。東京は7/9に+1,010円で4日ぶり反発済みで、本日はこの米ハイテク続伸を受け続伸が期待される。 DataParadeへの示唆 『地政学より半導体』の物色は、当社のAI事業にとって追い風の環境だ。分析部は製造・商社クライアント向けKPIを『半導体・AI需要は底堅い』を軸に、中東は要警戒の注記付きで組む。SK Hynixの上場は、当社が提案するデータ基盤・AI分析レイヤーの『市場からの信任』を裏書きする材料として、営業部の月次提案の枕に使える。ただし本日はSK Hynixの初値が『AI相場の体温計』となるため、大きく崩れれば急速にリスクオフへ振れる点に留意する。 [Yahoo Finance (米株 7/9 チップ反発・原油安)] [Motley Fool (7/9 AI半導体ラリー)] [df.media (SK Hynix $29B IPO)]

逆風の中東は、緊張の水準こそ高いまま、市場心理はいったん落ち着いた。トランプ大統領は『停戦は終わった』と宣言し、追加の空爆・海上封鎖、さらにイランの主要輸出拠点カーグ島への攻撃まで示唆。船舶追跡データはホルムズ海峡の通航減少を示し、多くの船がイラン承認ルートを選んでいる。それでも原油は7/9にBrentが$77近辺へ反落(-1.3%)、WTIも$72台へ低下した ―― 前日7/8の急伸(2日で+7%)の反動と、『AI需要は続く』というリスク選好が勝った形だ。ドル円は162円台半ばで40年ぶり安値圏。米FOMC6月議事要旨のタカ派(利下げ観測後退)を背景にドルが底堅く、市場は162.0を新たな介入ラインとして睨む。片山財務相は介入警戒姿勢を崩していない。次の最大の材料は7/14(火)の米6月CPI(5月は前年比+4.2%)で、原油高のインフレ波及がどう出るかが焦点だ。 DataParadeへの示唆 地政学プレミアムは高止まりだが『全面戦争回避』観測が最悪シナリオを抑える微妙な均衡で、原油は$75-80のレンジを軸に振れやすい。経理部はドル建て発注を小口・分割で継続し、162円台での大口発注は見送りを基本に。飲食・小売クライアントの物流・エネルギーコストは原油連動のため、営業部は月次提案に原油再騰時のコスト上振れ注記を必ず添える。資金繰り・投資判断の節目は来週7/14の米CPIに置く。 [Yahoo Finance (原油 米イラン・ホルムズ 7/9)] [VT Markets (ドル円162超・介入リスク)] [Trading Economics (JPY)]

テクノロジー & AI
★Anthropic、中位モデル Claude Sonnet 5 を投入 — 導入価格 入力$2/出力$10(8/31まで、以降$3/$15)、Free/Proの既定に。早期テスターは『ほぼOpus級のエージェント挙動』
Anthropicは新しい中位モデル Claude Sonnet 5 をリリース。導入価格は入力$2/出力$10(百万トークン、8/31まで。以降は$3/$15)で、Free・Proプランの既定モデルに据えた。早期テスターは、出力を自己チェックし、従来のSonnetが途中で止まっていた多段タスクを最後までやり切る『ほぼOpus級のエージェント挙動』と評価。Fable 5(規制解除後に7/1再展開)、Cowork クラウド対応、Claude Science ベータに続く矢継ぎ早の投入で、価格性能比の主力を厚くする一手。
当社は自動レポート群・アケミBot・分析ワークフローを大量のトークンで回しており、モデルのコスト性能比が損益に直結する。ほぼOpus級の挙動を入力$2/出力$10で使えるなら、Fable 5(7/12以降 従量$10/$50M)を要所に温存しつつ、常用の主力をSonnet 5へ寄せる余地が大きい。開発部は7/12のFable 5込み利用終了に合わせ、『常用=Sonnet 5・高難度=Opus 4.8/Fable 5』の振り分けを新ワークフローテレメトリで裏取りしながら今週中に確定する。
LLM-Stats (AI Updates 7月) Anthropic Newsroom
★本日7/10、SK HynixがNasdaqへ約$28-29Bで上場 — AIメモリ(HBM)ブームの象徴、需要は発行株数の7倍超。SKHYVで発行条件付き取引→7/13にSKHYで通常取引
SK Hynixが7/10(金)、Nasdaqへ約$28-29BのADR(米国預託証券)上場に踏み切る。1ADS=普通株の1/10で総株数は約1.779億ADS、価格は約$149-158/ADS。需要は発行の7倍超で、Baillie Gifford・Coatueらソブリンウェルスファンド・ロングオンリー勢がアンカー。7/10はティッカーSKHYVで『発行条件付き(when-issued)』取引、正式なSKHYでの通常取引は7/13(月)開始。AIサーバー向け高帯域メモリ(HBM)需要の象徴的なウォール街デビューで、AI相場の『次のストレステスト』とも評される。
SK HynixはAI・データ基盤サプライチェーンの中核(HBM)を担うプレイヤーで、その大型上場が7倍超の需要を集めた事実は、当社が提案する『データ×AI』市場そのものへの資金流入を裏書きする。営業部は月次提案の環境認識に『AIインフラへの市場信任は継続』を織り込める。一方、初値が崩れればAI相場全体の過熱感への警戒が一気に強まるため、分析部は本日の値動きをクライアント向けKPIの地合い判断材料としてモニタする。
df.media (SK Hynix $29B Nasdaq) Yahoo Finance (SK Hynix $28B offering) TheStreet (Nasdaqデビューは市場のストレステスト)
OpenAI GPT-5.6 は限定プレビュー継続(Sol/Terra/Luna) — 米政府要請で約20社の審査済みパートナー限定、公開日・順番待ちなし。Google Gemini 3.5 Pro は7/17提供予定へ後ずれ
朝夕刊既報の続報。OpenAIは6/26に発表したGPT-5.6(旗艦Sol・バランスTerra・高速安価Luna)を、米政府の要請で約20社の審査済みパートナー限定のプレビューとして展開。7月初旬時点で公開日も順番待ちもなく、一般利用は不可。Google Gemini 3.5 Proは5月I/Oで6月提供を約束したが、企業テスターが推論・コーディングの不備を指摘し7月へ後ずれ(提供予定7/17)。加えてTransformer共同発明者Noam ShazeerがOpenAIへ、ノーベル賞受賞者John JumperがAnthropicへ移籍するなど上位研究者の移動も相次ぐ。
フロンティア3社の力関係は流動的だが、当社が主軸に据えるAnthropicは Sonnet 5・Cowork クラウド・Claude Science と製品面の手数で先行し、Jumper氏の獲得で研究層も厚みを増した。GPT-5.6が一般に降りてこない以上、当社の実務スタックをClaude中心に固める判断は当面正しい。開発部・広報部は四半期内に用途別モデル選定ガイドを更新する。
AI Central (The AI Landscape 7月) LLM-Stats (LLM News 7月)
Claude Cowork がクラウド対応・研究者向け『Claude Science』ベータ — 端末オフライン中もタスク継続、Maxプランから順次展開(7/9既報)
前日夕刊既報。AnthropicはClaude Coworkをクラウド対応にし、web・モバイルから利用可能かつ端末オフライン中もクラウド側でタスクを継続実行できるようにした(Maxプランから数週かけ順次)。あわせて研究者向けAIワークベンチ『Claude Science』をベータ提供(Pro/Max/Team/Enterprise)、監査可能なアーティファクト生成と計算資源への柔軟アクセスを提供する。
Coworkのクラウド実行は、当社の自動レポート・アケミBotが抱える『端末稼働依存の停止リスク』(5月末のサブ端末ロックアウト)を構造的に下げる。Sonnet 5の低コスト化と組み合わせれば、クラウドCoworkへ寄せられるジョブが増える。開発部は7/12までに『クラウドへ寄せるジョブ』『常用モデル(Sonnet 5)』の棚卸しを完了する。
NBC News (Cowork クラウド対応) Anthropic (Claude Science)
経済・市場ニュース
★7/9米市場はAI半導体主導で上昇 — Nasdaq+1.30%(26,206.89)・S&P500+0.81%(7,543.65)で最高値圏、SOXX+5%。原油安が追い風、東京は本日続伸期待
7/9のニューヨーク市場は半導体の急反発と原油安に支えられ上昇。Nasdaqが+1.30%の26,206.89、S&P500が+0.81%の7,543.65で最高値圏(7,500台)、ダウは+0.27%の52,487.35。半導体ETFのSOXXは+5%と急伸し、Marvell・Corning・Coherent・Lumentumなど通信用チップ関連が買われた。米イランの応酬という逆風がありながらも、AI需要への強気が悪材料を上回った。本日7/10のSK Hynix上場を前に『AIトレード』への資金集中が続いている。
米ハイテク続伸は7/9に4日ぶり反発した東京(69,744円)の本日の下支え。分析部は製造・商社クライアント向けKPIを『AI・半導体は底堅い』を軸に組む。ただし本日はSK Hynixの初値が地合いを左右する変数となるため、営業部は東京続伸を過度に前提化せず、7/14の米CPIまで慎重寄りのトーンを併記する。
Yahoo Finance (米株 7/9 チップ反発) TheStreet (S&P500/Nasdaq 7/9)
★トランプ『停戦は終わった』と宣言、追加空爆・封鎖・カーグ島攻撃を示唆 — それでも原油Brentは$77へ反落、市場は最悪シナリオを織り込みすぎとの見方
トランプ大統領は米イラン停戦が『終わった』と宣言し、追加の軍事行動として海上封鎖やイランの主要輸出拠点カーグ島への攻撃も示唆した。緊張は高止まりし、船舶追跡データはホルムズ海峡の通航減少を示す。にもかかわらず7/9の原油は反落 ―― Brent$76.99(-1.3%)、WTI$72.64(-1.2%)。前日7/8の急伸(2日で+7%超)の反動に加え、『AI需要優先』のリスク選好が勝った。市場は和平までの道のりが荒れることを織り込みつつ、エスカレーション自体はいったん消化した格好。
『停戦終了宣言』という強い言葉と『原油反落』という値動きのねじれは、市場が悪材料を織り込みすぎと判断していることを示す。ただしカーグ島攻撃・ホルムズ本格封鎖となれば非対称に急騰しうるため、リスクは依然下振れ寄り。経理部はドル建て発注を小口・分割で継続、飲食・小売クライアントには原油$75-80レンジ前提のコスト注記を整える。分析部は業種別エネルギーコスト感応度を可視化。
Yahoo Finance (原油 米イラン・ホルムズ 7/9) CNBC (原油・ホルムズ・制裁 7/7)
ドル円は162円台半ばで40年ぶり安値圏 — FOMCタカ派でドル底堅く、市場は162.0を新介入ライン視。片山財務相は介入警戒を継続
ドル円は7/9に162.54近辺(約162.03まで一時下押し)で、40年ぶり安値圏。米FOMC6月議事要旨のタカ派(『いくらかの引き締めが正当化されうる』との見方が多数)でドルが底堅く、中東緊張の安全資産ドル買いも重なった。市場は162.0を新たな介入の節目として意識し、近づく場面では急な円高の巻き戻しも。片山さつき財務相は『必要時に介入する用意』と警戒姿勢を継続、日米は通貨政策で緊密に連絡と表明。
円安は輸入・ドル建てコストに逆風だが、162.0近辺は介入で急反転しうる神経質な帯。経理部はドル建て発注・支払いを分割で行い、162台での大口発注は見送りを基本に。輸出比率の高いクライアントには円安採算の追い風を前向きに。次の為替の初動は7/14の米CPI。
VT Markets (ドル円162超・介入リスク) Investing.com (162は介入ライン)
次の最大の材料は7/14の米6月CPI — 5月は前年比+4.2%(2023年来最高)、原油高のインフレ波及と利上げ観測を左右。FOMC議事要旨はタカ派継続
7/8公開のFOMC6月議事要旨はタカ派で、利下げ観測はほぼ後退(CME FedWatchで12月までの利上げ確率が約40%)。市場の次の焦点は7/14(火)発表の米6月CPI。前回5月は前年比+4.2%と2023年来の高水準で、中東発の原油高がインフレ再加速につながるかが最大の関心事。日銀は6月に1%利上げ(1995年来最高)済みで、7/30-31会合での追加利上げ思惑と円相場もにらむ局面。
利下げ観測後退=日米金利差維持=円安の下地は不変。本日の東京続伸は米ハイテク主導の地合い改善であって、金融政策が緩んだわけではない。経理部は資金繰り判断の節目を7/14のCPIに置き、原油高のインフレ波及を見極める。CPIが上振れれば円安・株の変動が増す点をクライアント提案の前提に。
CNBC (Fed 議事要旨・内部対立 7/8) TradingView (FOMC6月議事要旨 7/8)
市場指標サマリー(7/9米確定ベース・7/10東京寄り付き前)
指標水準前日比・備考
日経平均69,744.077/9終値+1,010.92(+1.49%)・4日ぶり反発/本日7/10寄り付き前
Dow52,487.35+138.96 (+0.27%) 7/9確定
S&P 5007,543.65+0.81% 7/9確定・最高値圏(7,500台)
Nasdaq26,206.89+336.24 (+1.30%) 7/9確定・SOXX+5%
USD/JPY162.540年ぶり安値圏・162.0を新介入ライン視
原油(Brent)$76.99-1.3% 7/9・停戦終了宣言も反落(WTI$72.64)
BTC$62,000中東リスクで軟調も株高で下げ渋り
※本日7/10(金)は東京市場の寄り付き前(07:30時点)。米株は7/9 NYの確定終値(Dow 52,487.35・S&P500 7,543.65・Nasdaq 26,206.89)で、半導体ETF SOXXは+5%。日経平均は7/9東京市場の確定終値(69,744.07円、+1,010.92・+1.49%で4日ぶり反発)で、本日は米ハイテク続伸を受け続伸が期待される。USD/JPYは162円台半ばで40年ぶり安値圏、市場は162.0を新たな介入ラインとして意識(FOMCタカ派でドル底堅く、片山財務相が介入警戒)。原油はトランプ大統領の『停戦終了』宣言・カーグ島攻撃示唆にもかかわらず7/9はBrent$76.99(-1.3%)・WTI$72.64へ反落(前日+7%の反動+AI需要優先のリスク選好)。BTCは中東リスクで$62,000近辺の軟調だが株高で下げ渋り。本日7/10はSK HynixがNasdaqへ約$28-29Bで上場(SKHYVで発行条件付き取引→7/13にSKHY通常取引)。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・7/9時点)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)38,599,73028.1%
保険36,956,79026.9%
債券27,333,12519.9%
投資信託21,486,05315.6%
預金・現金8,472,4996.2%
年金4,661,5803.4%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産137,510,823前週(W27最新7/5)比 +1,186,605 (+0.87%)
※MoneyForward ME 連携データ(7/9 08:17 JST の最新スナップショット。本日7/10分は未取得のため7/9値を最新とする)。各銘柄の前日比は0円で、7/9の東京反発(+1.49%)や7/9夜の米ハイテク続伸(Nasdaq+1.30%)はまだ評価額に反映されていない点に留意 ―― ハイテク偏重(QQQ・S&P500投信等)のため次回スナップショットで上振れ方向に効く可能性。構成比は資産総額に対する割合、前週比は前週W27最新スナップショット(7/5・136,324,218円)との差。株式の主な評価益はゆうちょ銀行 +119%・小松製作所 +62%・三井物産 +66%・QQQ +61%・JT +49%、投信はeMAXIS S&P500が最大+134%。評価損はGMOインターネット -30%・UNICON HD -19%・Jリート -8%。
為替・暗号資産&マーケット
ドル円162円台半ば、介入ライン162.0を睨む神経質な帯 — 円建てコスト逆風だが急反転リスクも、次の初動は7/14 米CPI
ドル円は7/9に162.5前後で40年ぶり安値圏。FOMCタカ派と中東緊張の安全資産ドル買いが円安を後押しする一方、162.0近辺は市場が新介入ラインとして意識し、急な円高の巻き戻しも見られる。片山財務相は介入警戒を継続。7/2の急な円高が政府介入だったかは今月後半の公式データ待ち。次の為替の初動は7/14の米6月CPI。
162.0近辺は介入で急反転しうる神経質な帯。経理部はドル建て発注・支払いを分割で行い、162台での大口発注は見送りを基本に。円高への振れ(介入・リスクオフ)があれば局面確認後にまとめて検討。輸出比率の高いクライアントには円安採算の追い風を前向きに。
Trading Economics (JPY) VT Markets (ドル円162超・介入リスク)
BTCは約$62,000で軟調継続も下げ渋り — 中東リスクオフを株高が一部相殺、上値は依然重い
ビットコインは中東の地政学リスクオフを受け$62,000近辺で軟調が続くが、7/9の米ハイテク続伸によるリスク選好の改善が一部下値を支え、下げ渋る展開。米イランの応酬で不確実性は高く、BTC・ETHとも上値は重い。リスク資産は地政学の不透明感が強い局面で需要が鈍りやすい。
当社は財務エクスポージャゼロだが、暗号資産の値動きは教育・Web3系クライアントのリスク選好の温度計。リスクオフ局面ではこれら顧客の広告・新規投資意欲が鈍りやすい点を提案の前提に置く。株高との綱引きで方向感が乏しい点は、地合いが『AI強気×地政学警戒』の綱引きにあることを映す。
Fortune (BTC 7/8) Trading Economics (JPY/リスク)
今週・来週の注目イベント
7/10 (金)★SK Hynix Nasdaq上場(約$28-29B・SKHYVで発行条件付き取引) — AIメモリ(HBM)ブームの象徴、初値がAI相場の体温計に。正式SKHY通常取引は7/13から
7/10-11中東情勢 進行中 — トランプ『停戦終了』宣言後の追加空爆・海上封鎖・カーグ島攻撃の有無、ホルムズ通航状況が原油を左右
7/12 (日)★Claude Fable 5 有料プラン込み利用の締切 — 以降は従量課金(入力$10/出力$50M)。開発部はFable 5依存箇所の棚卸し+Sonnet 5/クラウドCowork移行の締切
7/14 (火)★米6月CPI — 前回5月+4.2%(2023年来最高)。原油高のインフレ波及と利上げ観測を左右する最大の材料
7/15 (水)米大手銀 決算シーズン開始 / Anthropic『Claude Science AI for Science』助成 申請締切(最大50件・各$30,000)
7/17 (金)★Google Gemini 3.5 Pro 提供予定(後ずれ後・2Mトークン/Deep Think刷新版)
7/30-31日銀 金融政策決定会合 — 6月1%利上げ(1995年来最高)後の追加利上げ思惑と円相場
アケミのひとこと
社長、おはようさん。金曜の朝刊やで。今朝のテーマは一本、『AI半導体』や。ゆうべのニューヨークはな、半導体がドカンと戻して、Nasdaqが+1.30%、S&P500も+0.81%で最高値圏まで来た。半導体のかたまり(SOXX)は+5%やで。中東でゴタゴタしとるのに、市場は『AIの需要のほうが強いわ』とばかりに悪材料を消化した。で、その物色のど真ん中に、今日7/10、SK Hynixがニューヨーク(Nasdaq)に約$28-29Bで上場してくる。AIサーバーに欠かせんメモリ(HBM)の主役の一角や。需要はなんと発行株数の7倍超 ―― これはもう『AIにまだ金は集まっとる』いう何よりの証拠や。今日はまずSKHYVいうティッカーで仮取引が始まって、ちゃんとしたSKHYの通常取引は来週月曜(7/13)からになる。東京はきのう+1,010円で4日ぶりに反発したとこやから、今日はこの米ハイテク続伸を受けて、続いて上がるやろと期待しとる。ただし浮かれすぎたらあかんで。今日はそのSK Hynixの初値が『AI相場の体温計』になるから、そこが崩れたら空気は一変する。中東のほうは、トランプさんが『停戦は終わった』と強い言葉を出して、追加の空爆やら海上封鎖、イランのカーグ島いう輸出拠点まで狙うと匂わせとる。それやのに原油は反落して、Brentは$77まで下がった ―― 市場は『悪い話を織り込みすぎや』と見とるわけや。でもな、これは綱渡りの均衡で、ホルムズが本格的に閉まったら一気に跳ねかねん。リスクはまだ下向きやと思うとって。ドル円は162円台半ばで40年ぶりの円安ゾーン、162.0が新しい介入ラインやから、ここは神経質な帯や。さて、うちのど真ん中のAIもええ動きやで。Anthropicが中位モデルの Claude Sonnet 5 を出してきた ―― 導入価格は入力$2・出力$10(8月末まで)で、Free/Proの既定モデルや。早いテスターは『自分で答え合わせしながら多段の仕事を最後までやり切る、ほぼOpus級』て言うとる。これ、うちの自動レポートやアケミBotを大量に回す身からしたら、ほんまにありがたい。今週末7/12でFable 5の込み利用が終わって従量課金になるから、それに合わせて開発部は『ふだん使いはSonnet 5、ここぞの難物だけOpus 4.8かFable 5』いう振り分けを、新しいテレメトリで裏取りしながら固めよ。段取りやけど、経理部はドル建て発注は162円台やし小口・分割で。営業部は東京が続伸しても前のめりにならんと、来週7/14の米CPIまでは慎重寄りのトーンで、飲食のお客さんには原油再騰時のコスト注記を忘れんとってな。ほな、今週も締めの金曜、きばっていこ。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.