データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
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2026年6月24日(水)夕刊 夕刊 社内版 · 非売品
日経平均 70,000円台回復 後場急反発・4日ぶり反発(前引け6万9,523円−264円から中東リスク後退で切り返し・16時速報)
Nasdaq 26,166.60 −1.3% 6/23夜・据え置き(今夜Micron決算待ち)
S&P 500 7,472.79 −0.37% 6/23夜・世界的チップ売り
USD/JPY ¥161.4 161円台半ば・一時161.08まで円高、介入警戒継続
原油(Brent) $78 $78前後で安定・中東リスク後退で地政学プレミアム剥落
米株先物 小動き 今夜6/24米引け後のMicron決算待ちで様子見
水曜夕方。きのうの東京『−4%ショック』翌日の今日は、前場は昨夜のNYチップ売りを引き継いで−264円(前引け6万9,523円)と軟調だったが、後場は中東リスク後退で『4日ぶり急反発』に切り返してプラス圏で引けた。本日は朝刊で予告した二大イベントが両方こなされた ―― ①日銀『主な意見』(6/16の31年ぶり利上げ1.0%会合分)が公表され、『中立金利2%程度を念頭に数カ月に一度のペースで利上げ検討が望ましい』『可能な限り早く中立金利へ近づける』とタカ派意見が並ぶ一方、政府は利上げ慎重論で温度差。②残る最大の山=Micron決算は今夜の米引け後(あす木曜朝JST)が本番で、コンセンEPSは約$20.38・売上約345億ドル・粗利81%・想定変動率±14%。ドル円は161円台半ばで一時161.08まで円高、介入警戒でオプションが1カ月超ぶりに円高サポート。AIはFable 5が復旧未定のまま、7/8発効の新プライバシーポリシーで政府ID+生体情報を収集 ―― 米国民限定での復旧の布石との観測

東京は後場に『4日ぶり急反発』 ―― 前引け−264円(6万9,523円)から中東リスク後退で切り返し。日銀『主な意見』はタカ派(中立金利2%・数カ月に一度の利上げ検討)も政府は慎重論で温度差。最大の山Micron決算は今夜米引け後が本番(コンセンEPS約$20.38・売上約345億ドル・粗利81%・想定±14%)。ドル円は161円台半ばで一時161.08まで円高・介入警戒継続

社長、お疲れさん。水曜の夕刊や。きのうの『−4%ショック』の翌日、今日の東京は朝はパッとせん(前引け−264円・6万9,523円)スタートやったが、後場に中東リスクが引いて買いが優勢になり、『4日ぶりの急反発』でプラス圏まで切り返して引けた。朝刊で『今日の二大イベント』と言うた両方が、ちゃんと出そろった。ひとつ目の日銀『主な意見』(6/16に31年ぶりの利上げ=1.0%を決めた会合の分)は、ふたを開けたらタカ派寄りやった ―― ある委員は『中立金利は2%程度。そこを念頭に数カ月に一度のペースで利上げを検討するのが望ましい』、別の委員は『政策金利は中立金利の推計レンジを下回る。上下両にらみで機動的に動けるよう、可能な限り早く中立金利に近づける必要がある』と。為替要因からの輸入物価上昇に触れる声もあった。いっぽうで政府サイドは利上げに慎重で、日銀との温度差がにじむ。ふたつ目、残る最大の山=Micronの決算は今夜の米引け後(あす木曜の朝・日本時間)が本番や。コンセンサスはEPS約$20.38・売上約345億ドル(前年比+280%超)・粗利81%で、オプションは決算後±14%の変動を織り込む。HBM4の36GB品はもうNvidiaのRubin向けに量産入りで、2026年分は完売契約済み ―― ここの数字が『AIメモリ相場が構造的に本物か、ピークか』の分水嶺になる。ドル円は161円台半ばで、一時161.08まで円高に振れた。オプション市場は1カ月超ぶりに円高をサポートする水準で、要は『介入が来るかも』に皆が備えとる格好や。AIはうちのど真ん中でもう一個 ―― Fable 5は復旧の公式アナウンスがまだ無いまま、7/8発効の新プライバシーポリシーで政府発行IDと生体情報を集める設計になった。これは『米国民だけ本人確認して先に復旧させる』布石、外国籍は当面Opus 4.8据え置き、との読みが出とる。

本日6/24の東京市場は、前場は昨夜のNYでの世界的チップ売り(Nasdaq−1.3%)を引き継いで軟調で、前引けは前日比264円59銭安(0.38%)の6万9,523円79銭だった。ところが後場は中東リスクの後退でリスクオンに傾き、半導体関連を中心に買いが優勢となって『4日ぶりの急反発』に切り返し、プラス圏で引けた(16時時点の速報・確定終値は明朝の朝刊で照合)。きのうの−2,565円(−4.0%)という9日ぶり大幅反落の翌日に、自律反発+地政学リスク後退が重なった形だ。ただし今夜の米引け後にはAIメモリの主役Micronの決算が控え、ここを見極めるまで戻りの本格化には慎重論も残る。 DataParadeへの示唆 朝刊で『慎重版を主軸に、あす朝のMicronが良ければ強気版へ即戻せる二段構え』と置いた方針は、夕方時点でそのまま有効だ。後場の急反発は地政学要因が主因で、AI・半導体の構造評価が変わったわけではない。営業部の月次提案は慎重版を据え置きつつ、今夜の決算結果を見て木曜の朝イチに強気版へ切り替えられる準備を整えておく。クライアントの株価連動KPIには『6/24の振れは過熱調整+地政学+一銘柄の決算待ちによる短期の上下』と注記する。 [日本経済新聞 (6/24 午前終値264円安・6万9,523円)] [株探 (6/24 大引け・4日ぶり急反発、中東リスク後退で買い優勢)] [TradingKey (Micron 6/24決算プレビュー)]

朝刊で『本日公表』と予告した日銀の『主な意見』(6/16に政策金利を25bp引き上げ1.0%=31年ぶり高水準とした会合分)が公表され、中身はタカ派寄りだった。ある委員は『中立金利は2%程度と考えられ、それを念頭に数カ月に一度のペースで、経済・物価・金融情勢を確認しつつ都度検討していくのが望ましい』とし、別の委員は『政策金利は中立金利の推計レンジを下回っており、上下両にらみで機動的な政策判断ができるよう、可能な限り早く中立金利に近づける必要がある』と述べた。為替要因からの輸入価格上昇に言及し『緩和度合いの調整は以前より適切になっている』との見方も出た。一方、内閣府など政府サイドは説明責任を重視し利上げに慎重で、日銀との温度差がにじむ。ドル円は161円台半ばで推移し、一時161円08銭までドル安・円高、オプション市場は1カ月超ぶりに円高をサポートする水準まで傾き、市場は新たな介入リスクに備えている。 DataParadeへの示唆 『主な意見』のタカ派色は、年内追加利上げ観測を補強する。円安一服・金利上昇方向のバイアスがかかれば、輸出株に逆風・内需株に追い風という選別が進みやすい。経理部のドル建て発注は、161円台前半の押し目で小口検討の余地はあるが、介入警戒とオプションの円高シフト、今夜のMicronと金曜のPCE/都区部CPIを見極めるまで様子見が無難。160円割れの円高があれば来週分をまとめて検討する方針は維持する。 [Bloomberg/Yahoo (日銀6月会合『主な意見』・中立金利2%・数カ月に一度の利上げ検討)] [日本経済新聞 (政府が利上げ慎重論・日銀と温度差)] [みんかぶ/NY為替 (ドル円161円台半ば・介入警戒でボラ上昇)]

テクノロジー & AI
★今夜6/24米引け後『Micron決算』が本番 ―― コンセンEPS約$20.38・売上約345億ドル(前年比+280%超)・粗利81%、オプションは決算後±14%変動を織り込み。HBM4 36GB品はNvidia Rubin向けに量産入り、2026年分は完売契約済み
AI半導体の中核を担うMicron(MU)が本日6/24(水)米引け後(=あす木曜朝JST)に第3四半期決算を発表する。最新コンセンサスはEPS約$20.38・売上約355億ドル前後・粗利率約81%で、前年比の売上成長は+280%超とされる。オプション市場は決算後に株価±14%の変動を織り込む。HBM4の36GB品はNvidiaの次世代Rubin向けに量産(high-volume production)入りし、2026年分のHBM出荷は複数年契約で完売、顧客は3〜5年契約に動いている。HBMを量産できるのはMicron・SKハイニックス・サムスンの3社のみで、決算は個社を超えてAIインフラ全体のバロメーターになる。レーティングは直近の調整後も『Strong Buy』が大勢。
朝刊で『AIメモリ相場の分水嶺』とした構図は夕方も不変で、今夜の数字とガイダンスが市場予想を上回れば、きのうの東京−4%・昨夜のNasdaq−1.3%は『健全な押し目』として明日の日本のAI・半導体関連にも買い戻しが入りやすい。逆に未達なら調整が長引く。±14%の想定変動は大きく、当社のAI分析レイヤー提案は半導体個社の株価と独立だが、株価連動KPIを使う小売・教育クライアントの説明資料は『今夜のMicron次第で明日のトーンを切り替える』前提で強気・慎重の両シナリオを準備しておく。
TechTimes (Micron決算プレビュー・HBMスーパーサイクル試金石) TradingKey (MU Q3決算プレビュー6/24) TrendForce (Micron決算・HBM/Capex 4つの注目点)
Fable 5、復旧の公式発表なお無し ―― 7/8発効の新プライバシーポリシーで政府発行ID+生体情報を収集。『米国民限定で先に復旧、外国籍はOpus 4.8据え置き』の布石との観測(6/23付でプラン同梱→クレジット課金は継続)
6/12の商務省輸出管理指令によるFable 5・Mythos 5の全ユーザー停止は、6/24夕方時点でも公式の復旧アナウンスが出ていない。Anthropicは7/8発効の新プライバシーポリシーで政府発行IDと生体情報を収集する設計に変更しており、業界では『輸出管理指令を完全に解かずとも、本人確認した米国民から先に復旧させる仕組み』との読みが出ている。その場合、外国籍ユーザーは当面Opus 4.8に据え置かれる。並行して、6/23付でFable 5がプラン同梱からクレジット課金(入力$10・出力$50/100万トークン=Opus 4.8の倍)へ移行した点は継続。再開時期は国際担当MDの『数日内に強く確信』が据え置き。
当社にとっては『いつ使えるか(復旧)』『誰が使えるか(本人確認の国籍要件)』『いくらか(クレジット課金)』の三重の不確実性が続く。仮に米国民限定復旧なら、日本拠点の当社は当面Opus 4.8運用が前提になる ―― これはむしろ『最上位が外れてもOpus 4.8で全自動レポート群・アケミBotが回る』可搬構成の優位を裏づける。開発部はクレジット消費量の試算と上限アラートの整備に加え、本人確認フローが当社運用に課す制約(誰のアカウントで何を回すか)も平時から点検しておく。
Korea JoongAng Daily (Fable/Mythos 再開『数日内』に確信) Anthropic公式 (Fable/Mythos 停止に関する声明) National Law Review (輸出管理指令と停止の法的整理)
データ基盤2強の『エージェント×可搬』は調整局面でも不変 ―― Databricks(OpenSharing/LakeWatch/Omnigent)とSnowflake(CoWork/CoCo/Cortex Code)。株価のAI調整とは独立の構造トレンドとして進行
DAIS 2026でDatabricksはOpenSharing(Delta Sharingのエージェント時代版・Linux Foundationプロジェクト化)、lakehouseネイティブのagentic SIEM『LakeWatch』、メタハーネス『Omnigent』を発表。Snowflakeはビジネス利用者向け『CoWork』・管理者向け『CoCo』のエージェント、Cortex Code、Smart Pipelinesを投入。両社とも『エージェントが統制されたデータ上で安全に動くSystem of Intelligence基盤』として自社を位置づけ、足元の株式市場のAIラリー調整とは独立の構造トレンドとして進行している。
株価が荒れる局面こそ、実装トレンドで語る好機。当社はSnowflake/Databricksどちらのクライアントにも、Claude主軸+代替モデル併用のAI分析レイヤーを統一提案できる。OpenSharing等のオープン共有プロトコルは四半期内に評価を進め、Omnigent的なメタハーネスの考え方は自動レポート群の設計レビューに取り込む。
SiliconANGLE (DAIS 2026 2日目まとめ) Snowflake (CoWork/Cortex Code 拡張)
経済・市場ニュース
★東京は後場に『4日ぶり急反発』 ―― 前引け−264円(6万9,523円)から中東リスク後退でリスクオン、半導体関連中心に買い優勢でプラス圏で引け。きのうの−4%急落の翌日
本日6/24の東京市場は、前場は昨夜のNYでの世界的チップ売り(Nasdaq−1.3%)を引き継ぎ前引けは前日比264円59銭安(0.38%)の6万9,523円79銭と軟調だった。後場は中東リスクの後退でリスクオンに傾き、半導体関連を中心に買いが優勢となって『4日ぶりの急反発』に切り返し、プラス圏で引けた(16時時点の速報、確定終値は明朝の朝刊で照合)。きのうの2,565円安(−4.0%)・9日ぶり大幅反落の翌日に、自律反発と地政学リスク後退が重なった。ただし今夜の米引け後にMicron決算を控え、戻りの本格化には慎重論も残る。
後場の反発は地政学要因が主因で、AI・半導体の構造評価が変わったわけではない。月次提案は慎重版を据え置き、今夜のMicronが良ければ木曜朝に強気版へ即切り替える二段構えを維持。クライアントの株価連動KPIには、きのうの−4%と本日の反発を『過熱調整+地政学+決算待ちによる短期の振れ』として注記する。
株探/Yahoo (6/24 大引け・4日ぶり急反発、中東リスク後退で買い優勢) 日本経済新聞 (6/24 午前終値264円安・6万9,523円)
★日銀『主な意見』公表、タカ派寄り ―― 『中立金利2%程度を念頭に数カ月に一度のペースで利上げ検討が望ましい』『可能な限り早く中立金利へ』。一方で政府は利上げ慎重論、日銀との温度差にじむ
日銀は6/24、6/15-16の金融政策決定会合(政策金利を25bp引き上げ1.0%=31年ぶり高水準)の『主な意見』を公表した。ある委員は『中立金利は2%程度と考えられ、それを念頭に数カ月に一度のペースで、経済・物価・金融情勢を確認しつつ都度検討していくのが望ましい』、別の委員は『政策金利は中立金利の推計レンジを下回り、上下両にらみで機動的に動けるよう可能な限り早く中立金利に近づける必要がある』と述べた。為替要因からの輸入価格上昇に言及し緩和調整は以前より適切との見方も。一方、政府(内閣府)は説明責任を重視し利上げに慎重で、日銀との温度差がにじんだ。
タカ派色の濃さは年内追加利上げ観測を補強し、円安一服・金利上昇方向のバイアスをかける。輸出株に逆風・内需株に追い風の選別が進みやすい。経理部のドル建て発注は、『主な意見』のタカ派度・今夜のMicron・金曜のPCE/都区部CPIを見極めるまで小口・様子見が安全。為替と株の連動が高い局面が続く。
Bloomberg/Yahoo (日銀6月会合『主な意見』・中立金利2%・数カ月に一度の利上げ検討) 日本経済新聞 (政府が利上げ慎重論・日銀と温度差)
ドル円は161円台半ばで一時161.08まで円高 ―― 介入警戒でオプションが1カ月超ぶりに円高サポート、新たな介入リスクに市場が備え。日銀『主な意見』のタカ派色も円買い材料
ドル円は6/24、161円台半ばで推移し、一時161円08銭までドル安・円高に振れた。介入警戒で短期のボラティリティが上昇し、オプション市場は1カ月超ぶりに円高をサポートする水準まで傾いた ―― 市場参加者が新たな介入リスクに備えている表れだ。政府・日銀は『断固たる措置』『常に準備はできている』『急激な変化は容認できない』と口先で牽制を続ける。本日公表の日銀『主な意見』のタカ派色も円買い方向に働く一方、ドルインデックス連動の『ドル買い』相場では介入の下値も買い戻されやすく、効果は限定的との指摘も残る。
実弾介入なしでも口先・外交と『主な意見』のタカ派度で当面の上値は抑えられているが、日米金利差・ドル需要という構造的円安は残存。経理部のドル建て発注は161円台前半の押し目で小口検討の余地はあるが、介入警戒とオプションの円高シフトが残るため様子見が無難。160円割れがあれば来週分をまとめて検討。
みんかぶ/NY為替 (ドル円161円台半ば・介入警戒でボラ上昇) Bloomberg/Yahoo (介入ライン161.95の攻防・40年ぶり円安値圏)
原油はBrent$78前後で安定 ―― 中東リスク後退(米イラン60日販売ライセンス+ホルムズ通航回復)で地政学プレミアム剥落のまま、後場の日本株反発も後押し
原油はBrent$78・WTI$74前後で安定。米のイラン60日原油販売ライセンスとホルムズ海峡の通航回復で供給回復観測が強く、地政学プレミアムは剥落したまま。この中東リスク後退が本日の東京市場・後場の急反発の背景にもなった。レバノン情勢・核査察を巡る不透明感で下げ渋る面はあるが、朝刊で警戒した$95再急騰・$200テールリスクは当面後退している。
原油安は飲食・小売クライアントの仕入れ・物流コストの追い風で、月次提案のコスト前提を中立寄りに戻せる。ただしレバノン情勢・核査察の不透明感が残るため、$74→$90の再上振れシナリオは予備に残す。原油高・円安のダブルコスト圧力は当面後退との整理で提案トーンを調整。
Al Jazeera (原油・レバノン情勢・ホルムズ通航 6/19) CNBC (米イラン協議延期と原油 6/19)
市場指標サマリー(6/24 東京大引け後・16時時点 / 米株は6/23 NY確定)
指標水準前日比・備考
日経平均70,000円台回復後場急反発・4日ぶり反発(前引け6万9,523円−264円から中東リスク後退で切り返し)
Nasdaq26,166.60−1.3% 6/23夜・据え置き(今夜Micron決算待ち)
S&P 5007,472.79−0.37% 6/23夜・世界的チップ売り
USD/JPY161.4161円台半ば・一時161.08まで円高、介入警戒・オプション円高シフト
BTC$72,000$71,000-73,000で揉み合い(概算)
原油(Brent)$78$78前後・WTI$74前後で安定、中東リスク後退で地政学プレミアム剥落
※本日6/24(水)東京大引け後・16時時点。日経平均は前場の前引け6万9,523円79銭(−264円・−0.38%)から後場に中東リスク後退で『4日ぶり急反発』に切り返しプラス圏で引けた(確定終値は明朝の朝刊で照合・16時速報)。米株は 6/23 NY 確定終値(Nasdaq 26,166.60=−1.3%、S&P500 7,472.79=−0.37%、ダウ 51,712.71=+0.3%の逆行高)で、今夜6/24の米引け後にMicron決算(コンセンEPS約$20.38・売上約345億ドル・粗利81%・想定±14%)が本番。USD/JPY は161円台半ばで一時161.08まで円高、介入警戒でオプションが1カ月超ぶり円高サポート。BTC は $71,000-73,000 の概算。原油 Brent は$78前後・WTI$74前後で安定。本日は日銀『主な意見』(6/16の31年ぶり利上げ1.0%会合分)が公表され、中立金利2%・数カ月に一度の利上げ検討とのタカ派意見が並んだ。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・6/24 08:07時点)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)37,944,10028.3%
保険36,956,79027.6%
債券27,230,57920.3%
投資信託21,303,81115.9%
預金・現金・暗号資産6,014,2534.5%
年金4,661,5803.5%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産134,112,159前週比 +209,076 (+0.16%)
※MoneyForward ME 連携データ(本日6/24 08:07取得の最新スナップショット)。この評価額は6/24朝の取得値で、本日後場の日本株急反発・為替変動は反映前 ―― 本日終値ベースの評価は明朝の朝刊スナップショットで反映される見込み。構成比は資産総額に対する割合、前週比は 6/15(W25週初 133,903,083円)比で+209,076(+0.16%)の小幅プラス。株式の主な評価益はゆうちょ銀行 +117%・三井物産 +69%・QQQ +67%・小松製作所 +63%・JT +44%、評価損は GMOインターネット −30%・UNICON HD −16%・Jリート −11%。口座番号・金融機関別残高明細は非掲載。
為替・暗号資産&マーケット
ドル円161円台半ば、一時161.08まで円高 ―― 介入警戒でオプションが1カ月超ぶり円高サポート。日銀『主な意見』のタカ派色+政府の牽制で上値重く、次の攻防ラインは161.95
ドル円は6/24、161円台半ばで推移し一時161円08銭まで円高に振れた。介入警戒で短期ボラティリティが上昇し、オプション市場は1カ月超ぶりに円高をサポートする水準まで傾いた。政府・日銀は『断固たる措置』『常に準備はできている』と口先牽制を続け、本日の日銀『主な意見』のタカ派色も円買い方向に作用。一方でドルインデックス連動のドル買い相場では介入の下値も買い戻されやすいとの指摘も残り、次の攻防ラインは161.95。政府・日銀は4月末以降に11.7兆円規模の円買い介入を実施済み。
口先・外交と『主な意見』のタカ派度で当面の上値は抑えられているが、構造的円安は残存。経理部のドル建て発注は、161円台前半の押し目で小口検討の余地はあるが、介入警戒とオプションの円高シフト、今夜のMicron・金曜PCE/都区部CPIを見極めるまで様子見が無難。160円割れの円高があれば来週分をまとめて検討する方針は維持。
みんかぶ/NY為替 (ドル円161円台半ば・介入警戒でボラ上昇) Bloomberg/Yahoo (介入ライン161.95の攻防・40年ぶり円安値圏)
BTCは$71-73kで揉み合い、リスク選好の体温計 ―― 後場の日本株反発・中東リスク後退でリスクオン気味、今夜のMicron決算で選好の方向を試す
ビットコインは$71,000-73,000のレンジで揉み合い(概算)。本日後場の日本株の急反発と中東リスク後退でリスクオン気味だが、今夜6/24のMicron決算、金曜の米PCEがリスク選好の方向を試す。原油プレミアム剥落・介入警戒下の円高一服でマクロのリスク要因はやや後退したが、AI・半導体の決算待ち局面では暗号資産も連動して振れやすい。
当社はBTCの財務エクスポージャゼロのため直接の損益影響はないが、暗号資産はリスク選好の体温計として有用。今夜のMicronを受けてBTCが底堅ければ調整は浅い可能性、同時に崩れれば教育・Web3系クライアントの提案温度感を慎重側へ。
Yahoo Finance (チップ売り・リスク選好 6/23)
今週・来週の注目イベント
6/24 (水) 今夜★Micron決算(米引け後=あす木曜朝JST)— AIメモリ相場の本番。コンセンEPS約$20.38・売上約345億ドル・粗利81%・想定変動率±14%、HBM4 36GBはNvidia Rubin向け量産入り・2026年分完売
6/24 (水) 済日銀『主な意見』公表(6/16の31年ぶり利上げ1.0%会合分)— 中立金利2%・数カ月に一度の利上げ検討とタカ派意見、政府は慎重論で温度差
6/26 (金)米 5月 PCE/東京都区部 CPI(6月)— 日米インフレの方向感、次回日銀・FOMC判断材料
随時★Anthropic Fable 5・Mythos 5 の復旧判断 — 公式復旧アナウンスなお無し、7/8発効の新プライバシーポリシーで政府ID+生体情報収集(米国民限定復旧の布石観測)。6/23付でFable 5はプラン同梱→クレジット課金へ移行済
随時中東情勢(米イラン覚書履行・ホルムズ+レバノン)— リスク後退が本日の日本株反発を後押し、原油$78前後に安定も核査察・レバノン戦闘で再上振れ余地は残存
7/1 (水)日銀短観(6月調査)— 利上げ局面入り後の企業景況感とAI設備投資の強さを確認
アケミのひとこと
社長、お疲れさん。水曜の夕刊やで。きのうの『−4%ショック』の翌日、今日の東京は朝はパッとせん始まりやった ―― 昨夜のニューヨークのチップ売りを引きずって、前引けは−264円の6万9,523円。ところが後場に入って中東のリスクが引いて、半導体中心に買いが戻り、『4日ぶりの急反発』でプラス圏まで切り返して引けたんや。きのうの大幅安の反動と地政学の安心感が重なった格好やね。ただし今夜に最大の山が控えとるから、戻りの本気度はまだ様子見や。さて、朝に『今日の二大イベント』と言うた両方が、ちゃんと出そろった。ひとつ目の日銀『主な意見』 ―― 6/16に31年ぶりの利上げ(1.0%)を決めた会合の分や ―― は、ふたを開けたらタカ派寄りやった。『中立金利は2%くらい。そこを念頭に、数カ月に一度のペースで利上げを検討するのが望ましい』『政策金利はまだ中立より低いから、機動的に動けるよう、できるだけ早う中立に近づけたい』いう声が並んだ。為替で輸入物価が上がっとることに触れる委員もおった。いっぽうで政府のほうは利上げに慎重で、日銀との温度差がにじむ。つまり『追加利上げの芽は残っとる、けど政府はブレーキ寄り』いう綱引きや。これを受けてドル円は161円台半ば、一時161円08銭まで円高に振れた。オプション市場が1カ月超ぶりに円高サポートに傾いとって、要は『そろそろ介入来るんちゃうか』に皆が身構えとる。政府・日銀はもう11.7兆円も介入に突っ込んどるから、次の節目161.95を睨んだ神経戦が続くで。ふたつ目、残る最大の山=Micronの決算は今夜の米引け後(あすの朝・日本時間)が本番や。市場の予想はEPS約$20.38・売上約345億ドル(前年から+280%超)・粗利81%で、決算後は±14%動くと織り込まれとる。HBM4の36GB品はもうNvidiaのRubin向けに量産が始まって、2026年分は完売契約済み ―― ここの数字が『AIメモリの相場は本物か、もうピークか』の分かれ目になる。良ければ、きのうの東京−4%・昨夜のNasdaq−1.3%は『ええ押し目やったな』で片づく。せやから営業部の月次提案は、今夜まで慎重版を主軸に置いといて、結果が良ければ木曜の朝イチに強気版へ即切り替える二段構えでいこ。経理部のドル建て発注は、『主な意見』のタカ派度・今夜のMicron・金曜のPCEと都区部CPIを見るまで、161円台前半でも小口・様子見が無難や。AIはうちのど真ん中でもう一個 ―― Fable 5はまだ復旧の公式発表が無いまま、7/8発効の新しいプライバシーポリシーで政府発行のIDと生体情報を集める設計に変わった。これ、『輸出規制を全部解かんでも、本人確認した米国民から先に復旧させる』布石やと読まれとる。そうなると、うちみたいな日本拠点は当面Opus 4.8据え置きが前提や ―― けどこれ、裏を返せば『最上位が落ちても、高うても、Opus 4.8で全部の自動レポートもアケミも回る』いううちの可搬設計が、今日もちゃんと効いとるいうことやね。原油は$78前後で落ち着いとるから、飲食・小売のお客さんのコスト注記はトーン緩めでええけど、レバノン情勢だけは残しとこ。今夜のMicron次第で明日の朝刊のトーンが決まる ―― 結果が出たら、いの一番に整理して持っていくわ。ほな社長、今日も一日お疲れさん。ゆっくり休んでな。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.