データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
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2026年7月15日(水)朝刊 朝刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥67,743 7/14終値+500.77(+0.74%)・本日は米CPI通過の買い戻しで反発スタート観測
S&P 500 +0.4% 7/14 NY・CPI鈍化で上昇、Nasdaqは+1%と半導体主導
Dow +0.1% 7/14 NY・IBM約-25%の急落が上げ幅を打ち消し小幅高どまり
USD/JPY ¥162.2 -0.18%・CPI鈍化で利上げ観測後退も162円台の円安圏は継続
BTC $63,400 CPI通過で+2%・一時$64,000台を回復
原油(Brent) $84.73 +1.72%・1カ月ぶり高値、ホルムズ封鎖で週間+10%超
米6月CPIは前年比+3.5%(予想+3.8%)と急鈍化 ―― 前月比-0.4%は6年超ぶりの大幅低下で、7月利上げ観測は消滅・9月も63%へ後退。だが同じ夜、IBMが約-25%の暴落(1987年ブラックマンデー超え)。理由は『企業のIT予算がソフトウェアからAIインフラへ流出』―― 当社の事業環境を直撃する構造変化。米大手行はJPM・GSとも記録的増益

米6月CPI、前年比+3.5%へ急鈍化しインフレ警戒が後退 ―― 前月比-0.4%は6年超ぶりの下げ幅、7月利上げ観測は消え9月も63%へ低下。日経は本日反発スタートの見込み。ただし同じ夜、IBMが約-25%の歴史的暴落 ―― 『企業が6月末にIT予算をソフトウェアからサーバー・メモリなどAIインフラへ振り替えた』と自ら警告し、Microsoft・Salesforce・ServiceNow にも波及。ソフト予算がAIインフラに食われる構造変化が、当社のクライアント提案の前提を書き換える

水曜朝刊。昨夜の米6月CPIは、市場が身構えていた方向とは逆に振れた。前月比 -0.4% は6年超ぶりの大幅低下、前年比は +3.5%(予想 +3.8%、5月 +4.2%)まで急鈍化し、コアは前月比横ばい・前年比 +2.6%(予想 +2.8%)。原油高で押し上げられるはずだったガソリンが -10%、エネルギー全体で -6% と反落し、家賃(shelter) も +0.1% どまりで、サービス価格の粘着もいったん和らいだ。これで 7/29 FOMC の利上げ観測はほぼ消滅し、9月利上げ確率も CME FedWatch で 63%(前日 75%超)へ低下。米国債利回りは急低下し、NY は Nasdaq +1%・S&P500 +0.4% で引け、日経も本日は買い戻し優勢の反発スタートが見込まれる。だが社長に本当に見てほしいのは、同じ夜に起きたもう一つの事件だ ―― IBM が約 25% 下落した。1日の下落率としては 1987年ブラックマンデーを上回る。理由は業績そのものより、その説明にある。IBM は『6月末の数週間で、顧客が四半期の設備投資をサーバー・ストレージ・メモリの確保に振り替えた』『我々はソフトウェアからデータセンター基盤への支出シフトについていけなかった』と述べた。供給逼迫と値上げ観測を前に、企業はまず AI インフラを押さえ、その原資をソフトウェア予算から抜いている。実際 IBM のインフラ部門は -7%、Microsoft・Salesforce・ServiceNow・Intuit も連れ安した。AI・データ分析を売る当社にとって、これは他人事ではない ―― 『ソフトウェアのライセンス/席数』として売るものは予算を削られ、『AI で成果を出すレイヤー』に金が向かうという分岐が、数字で可視化された夜だった。

昨夜21:30の米6月CPIは、ここ数カ月で最も市場に優しい数字だった。前月比 -0.4%(予想 -0.2%)は6年超ぶりの大幅低下で、前年比は5月の +4.2% から +3.5% へ一気に鈍化。コアは前月比で横ばい、前年比 +2.6%(予想 +2.8%・5月 +2.9%)と、Fed が最も注視するサービス価格の粘着がいったん緩んだ。主因はエネルギーで、ガソリン -10%・燃料油 -9%・エネルギー全体 -6%。家賃(shelter) も +0.1% にとどまった。結果、7/29 FOMC での利上げ観測は事実上消え、9月利上げ確率も CME FedWatch で 63%(前日 75%超)まで低下。米国債利回りは急低下し、NY 株は Nasdaq +1%・S&P500 +0.4%・Dow +0.1% で引けた。ただし新議長ウォーシュは冷や水を浴びせている ―― 『今朝の数字を見て「任務完了、万事順調」と言う人もいるだろう。それは私の見方ではない』。原油は米イランの衝突で Brent $84.73(週間+10%超)まで戻しており、6月のエネルギー安は7月に巻き戻される可能性が高い。インフレ警戒の後退は、あくまで一時停止と見るべきだ。 DataParadeへの示唆 利上げ観測の後退は、当社にとっては資金調達環境・クライアントのIT投資意欲の両面で追い風。ただしエネルギー安が主因である以上、7月の原油高(Brent $85近辺)が次回CPIに跳ね返るリスクは高く、飲食・小売クライアント向けの月次提案では『インフレ沈静=コスト減』を前提に置かないこと。営業部は本日の反発局面で提案を出す一方、9月利上げ確率63%=まだ半々ではないという事実を注記に残す。 [CNBC(6月CPI)] [BLS 公式] [CNBC(米金利急低下)]

同じ夜、IBM株が約25%下落した。1日の下落率としては1987年のブラックマンデーを上回る歴史的な急落で、引き金は決算そのものより IBM 自身の説明だった。同社は『6月末の数週間で、顧客が四半期の設備投資を、供給逼迫しているサーバー・ストレージ・メモリの確保へ振り替えた』とし、値上げを見越した AI インフラの先食いが、ソフトウェアとメインフレーム(Z系)の売上を直撃したと認めた。インフラ部門売上は -7%、ソフトウェアは +5% と、伸びていた側でも予算の食い合いが起きている。波及はIBM単独にとどまらず、Microsoft・Salesforce・ServiceNow・Intuit といったソフトウェア銘柄が軒並み下落。『AIブームが企業のソフトウェア予算を圧迫している』という構図が、初めて大型銘柄の株価で証明された形だ。当社の事業ど真ん中の話である ―― 企業のIT予算は増えていないが、AIインフラの取り分だけが急拡大し、その分だけ既存のソフトウェア・BI・ライセンス支出が削られている。 DataParadeへの示唆 当社の提案の建て付けを見直す局面。『分析ツール/ダッシュボードを導入する』型の提案は、クライアントのソフト予算縮小に真正面からぶつかる。逆に、AIインフラ投資を正当化する側 ―― 『入れたAI基盤で実際に売上・コストの成果を出す』分析レイヤー、エージェント運用、当社の自動レポート群のような成果物 ―― には予算が付きやすい。営業部は今週の提案から、ツール導入ではなく成果・運用として書き換える。分析部はクライアント各社の2026年下期IT予算の振り向け先をヒアリング項目に追加すること。 [Yahoo Finance / Reuters] [IBM 8-K(7/14)] [Fox Business]

テクノロジー & AI
★IBM、約-25%の歴史的暴落 ―― 『顧客のIT予算がソフトウェアからAIインフラへ流出』と自ら警告、Microsoft・Salesforce・ServiceNow にも波及
IBM は Q2 業績が大幅に悪化すると警告し、株価は約25%下落(1日の下落率で1987年ブラックマンデーを上回る)。原因は『6月末の数週間で顧客が四半期の設備投資を、供給逼迫するサーバー・ストレージ・メモリの確保に振り替えた』こと。値上げ前にAIインフラを押さえる動きがソフトウェア・メインフレーム(Z)予算を食い、インフラ部門は -7%。Microsoft・Salesforce・ServiceNow・Intuit も連れ安し、『AIブームがソフト予算を圧迫する』構図が大型株の株価で可視化された。
当社が売るものの建て付けを変える必要がある。『ツール・ダッシュボードの導入』はクライアントのソフト予算縮小の直撃を受ける一方、『AI基盤への投資を成果に変える分析・運用レイヤー』には予算が向かう。営業部は今週の提案からツール導入型→成果・運用型に書き換え、分析部はクライアントの下期IT予算の振り向け先をヒアリング項目に追加する。
Reuters/Yahoo Finance (7/14) IBM 8-K (7/14) RTÉ
Anthropic、年換算売上が$30B超へ ―― 年$1M以上を使う法人顧客が1,000社超(2カ月未満で倍増)、Samsungとのチップ調達交渉で供給元の分散も
Anthropic の年換算売上(run-rate)は2025年末の約$9Bから$30B超へ急伸。年$1M以上を支出する法人顧客が1,000社を超え、2カ月足らずで倍増した。牽引役は Claude Code とエンタープライズ採用。あわせて Samsung とのチップ調達交渉が報じられ、競合にも供給する半導体ベンダーへの依存を下げる狙いとされる(Google・Broadcom との数GW級コンピュート提携に続く動き)。
当社の中核モデル供給元の財務・供給基盤が一段と厚くなり、API供給逼迫や急な値上げのリスクは相対的に低下。『年$1M以上の法人顧客が2カ月で倍増』は、まさにIBMが失った予算の行き先でもある ―― 当社が提案すべき側に資金が流れている証拠として、営業資料の裏付けに使える。
Anthropic 公式 Fortune (7/2)
Google Cloud Next '26、Gemini Enterprise を拡張 ―― 『チャットボットではなくエージェント群を統治する基盤』を企業に売る戦略へ
Google は Gemini Enterprise ポートフォリオを拡張し、組織横断で AI エージェントを構築・オーケストレーション・ガバナンスする統合基盤を打ち出した。単体のチャットボットを売るのではなく、社内データに接続し複数ステップの業務を回すエージェント群を IT 統制下で大量展開させるツールを売る方向。OpenAI は GPT-5.6(Sol/Terra/Luna)が政府審査を経た約20組織に限定提供のままで、ホワイトハウスの任意AI基準の発表後、7月中〜下旬に段階的な一般提供が見込まれる。
『エージェントを何体も統治する』が企業AIの新しい売り場になりつつある。当社のアケミBot・自動レポート群は、まさにこの『複数エージェントを業務に常駐させる』形態の先行事例で、クライアントに見せられる実物がある点が強み。開発部は Gemini Enterprise の統治機能(監査ログ・権限)を、当社の運用設計のベンチマークとして確認する。
BuildFastWithAI (7/14) Fortune (7/2)
【続報】Snowflake・Databricks は『意味の層』競争へ ―― Cortex Sense と Genie オントロジー、Snowflakeは AWS と5年$6Bのインフラ契約
両社ともデータ基盤から『エージェント企業(agentic enterprise)』の層へ移動中。Snowflake は Cortex Sense、Databricks は Genie のオントロジー層という形で、いずれもセマンティック・コンテキスト層を出荷した ―― 指標の定義や正となるテーブルをエージェントに教えないと精度が出ないためだ。Snowflake は AWS と5年$6Bのインフラ契約、Databricks はプラットフォーム上に10万超のエージェントが構築されたと公表。
IBMの警告と合わせて読むと構図が鮮明になる ―― 予算はインフラとエージェント基盤に向かい、その上で成果を出す『意味づけ』の仕事が残る。当社が一番飯店やクライアントで作ってきた指標定義・分析ロジックは、まさにこのセマンティック層に相当する資産。分析部は既存クライアントの指標定義を、エージェントが読める形(定義書+正テーブル)に整理し直すことを下期テーマに置く。
SiliconANGLE InfoWorld
経済・市場ニュース
★米6月CPI、前月比-0.4%は6年超ぶりの大幅低下 ―― 前年比+3.5%(予想+3.8%)、コア+2.6%。7月利上げ観測は消滅、9月も63%へ後退
6月CPIは前月比 -0.4%(予想 -0.2%)と6年超ぶりの大幅低下、前年比は5月 +4.2% から +3.5% へ急鈍化。コアは前月比横ばい・前年比 +2.6%(予想 +2.8%)。ガソリン -10%、エネルギー全体 -6% が主因で、家賃(shelter) も +0.1%、輸送サービス -0.3% とサービス価格も落ち着いた。CME FedWatch の9月利上げ確率は 75%超 → 63% へ低下し、7/29 FOMC の利上げ観測は事実上消滅。米国債利回りは急低下した。
利上げ警戒の後退は資金調達・クライアントのIT投資意欲の双方に追い風。ただし鈍化の主因は6月のエネルギー安であり、7月に入って原油は Brent $85 近辺まで戻している ―― 次回CPIで巻き戻るリスクは高い。経理部・営業部とも『インフレは終わった』前提の計画は立てない。
CNBC (7/14) BLS 公式 PDF CNBC(内訳チャート)
ウォーシュ議長『任務完了と言う人もいるだろうが、それは私の見方ではない』 ―― CPI鈍化でも警戒を解かず、9月利上げは依然として五分超
予想を下回るCPIを受けても、ウォーシュFRB議長は『今朝の数字を見て「任務完了、万事順調」と言う人もいるだろう。それは私の見方ではない』と述べ、単月のデータでの勝利宣言を退けた。市場の9月利上げ確率は63%(CME FedWatch)と、なお過半を維持。IFM Investors は『紛争が長引くほど、Fed が利上げせざるを得ない確率は上がる』と指摘し、地政学起因のインフレ再燃が最大のリスクとされる。
『CPI鈍化=金融緩和』と読むのは早い。ウォーシュ体制は物価安定を最優先に掲げており、原油高が再びCPIを押し上げれば9月利上げは十分ありうる。経理部のドル建て発注は、円高方向(162円→160円台前半)に振れた局面での小口実行にとどめ、9月FOMCを跨ぐ大口のコミットは避ける。
Crypto Briefing (7/14) CNBC (7/14)
米大手行Q2は記録的な好決算 ―― JPM は売上$58.0B・EPS $6.14 と大幅上振れ、GS は EPS $20.98(前年 $10.91)。SpaceX上場の引受手数料も寄与
JPMorgan は EPS $6.14(予想 $5.85)、売上 $58.02B(予想 $50.19B)と近年でも最大級の上振れ。Goldman Sachs は純収益 $20.34B・純利益 $6.63B、EPS は $20.98 と前年同期 $10.91 から倍増した。GS は四半期中の SpaceX 上場の主幹事を務め、引受手数料だけで約$100M を得たとされる。トレーディングとM&A・引受の復調が全体を押し上げた。
資本市場が完全に開いている=企業の資金調達・M&Aが活発ということ。当社規模でも、事業売却・資本提携の打診が増えやすい地合いである(5月の山田CG経由の打診も同じ文脈)。営業部は、クライアント側の投資余力が戻っている前提で下期の提案規模を一段上げてよい。
GS 8-K(公式) TheStreet (7/14)
原油は1カ月ぶり高値 ―― Brent $84.73(週間+10%超)、米イランの応酬とホルムズ封鎖で通航が半減
米軍の追加空爆とイラン港湾への海上封鎖再開を受け、Brent は一時$85超と6/15以来の高値、終値 $84.73(+1.72%)。WTI は $79.34(+1.5%)。週間では10%超の上昇。ホルムズ海峡の通航は金〜日で57隻と前週比50%超の減少(MarineTraffic)。トランプ大統領は海峡通航料の構想を撤回した一方、イラン船籍への封鎖は維持している。
6月CPIを押し下げたエネルギー安は、7月にはすでに巻き戻っている ―― これが次回CPI・9月FOMCの最大の変数。飲食・小売クライアントの仕入れ・物流コストは原油に連動するため、下期提案では『6月の物価鈍化は一時的』を明記し、コスト上振れシナリオを併記する。
Al Jazeera (7/14) CNBC (7/14)
日経平均は7/14に+500.77円の6万7,743円で反発 ―― 本日15日は米株高を受け買い戻し優勢の反発スタート観測、関税警戒は残る
7/14の日経平均は朝方の売り先行から後場に持ち直し、+500.77円(+0.74%)の 67,743.50円で反発、TOPIX も +0.79% の 4,038.98。本日15日は、CPI鈍化を受けた米株高・米金利低下を追い風に反発スタートが見込まれる(株探)。市場では7万円台回復とその先の7万2,000円トライを意識する声もある一方、関税を巡る警戒は上値の重しとして残る。
クライアントの株価連動KPI(小売の高額品需要、飲食の接待・宴会需要)は追い風シナリオが主軸。ただし7/28-29 FOMC と 7/30-31 日銀を控え、月末にかけてボラティリティが上がりやすい ―― 8月分の提案・見積は月末イベント前(7/24頃まで)に出し切るのが安全。
株探 (7/15) ダイヤモンドZAi (7/14)
市場指標サマリー(7/14 NY 確定・7/15 東京寄り付き前)
指標水準前日比・備考
日経平均67,743.507/14終値 +500.77(+0.74%)・本日は反発スタート観測
TOPIX4,038.987/14終値 +0.79%
S&P 500+0.4%7/14 NY・CPI鈍化で上昇
Nasdaq+1.0%7/14 NY・半導体主導、ソフトウェアは IBM 警告で軟調
Dow+0.1%7/14 NY・IBM 約-25% が重し
USD/JPY162.2-0.18%・利上げ観測後退も162円台の円安圏
BTC$63,400CPI通過で +2%、一時 $64,000 台
原油(Brent)$84.73+1.72%・1カ月ぶり高値、週間+10%超
原油(WTI)$79.34+1.5%(7/14 終値)
※本日7/15(水)は東京市場の寄り付き前に作成。日経平均・TOPIX は 7/14 東京市場の確定終値、米株は 7/14 NY の変動率(Dow +0.1%・S&P500 +0.4%・Nasdaq +1.0%)。米6月CPI(7/14 21:30 JST 発表)は前月比 -0.4%・前年比 +3.5%、コア前月比横ばい・前年比 +2.6%。米国債利回りは CPI 後に急低下(発表前は2年債が 4.29% と昨年初来高値まで上昇していた)。USD/JPY は 7/15 未明時点の 162.17 近辺、BTC は CPI 後に $63,400〜$64,000 台へ上昇。原油は Brent $84.73(+1.72%)・WTI $79.34(+1.5%)の 7/14 終値。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・7/14 08:15時点スナップショット)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)38,703,24828.6%
保険36,956,79027.3%
債券27,326,69720.2%
投資信託21,802,74116.1%
預金・現金5,970,2014.4%
年金4,661,5803.4%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産135,422,303週初(7/13)比 ±0 (0.00%)・7/15分は未取得
※MoneyForward ME 連携データ(最新は 7/14 08:15 JST のスナップショットで、7/15 分はまだ未取得)。7/13・7/14 の総資産はいずれも 135,422,303円で、各銘柄の前日比も 0円 ―― MoneyForward 側の評価額が再取得されていない可能性があり、昨夜の米CPI後の米株高・米金利低下(QQQ・S&P500 投信・米ETF・米ドル建債券に効く)はこの数字にまだ反映されていません。構成比は総資産に対する割合。株式の主な評価益はゆうちょ銀行 +119%・QQQ +63%・三井物産 +63%・小松製作所 +59%・日本たばこ産業 +47%、評価損は GMOインターネット -26%・UNICON HD -17%・Jリート ETF -8.6%。
為替・暗号資産&マーケット
ドル円は162円台前半へ小幅円高(-0.18%)―― CPI鈍化で日米金利差の拡大期待が後退、ただし162円台の円安圏は不変で介入警戒は継続
米6月CPIの鈍化で米利上げ観測が後退し、米国債利回りが急低下。ドル円は 7/15 未明に 162.17 近辺(前日比 -0.29円、-0.18%)と小幅な円高方向で推移した。ただし依然として162円台の歴史的円安圏にあり、政府・日銀の介入警戒は続く。7/30-31 の日銀会合では6月利上げ(1995年来の高水準)に続く追加利上げ観測がくすぶり、円の下値を支える材料になっている。
経理部のドル建て発注は、CPI後の円高方向への振れ(162円→161円台)を利用して小口を実行するのが基本。ただし9月利上げ確率はなお63%で、原油高が再燃すれば一気に円安方向へ戻りうる ―― 9月FOMCを跨ぐ大口のコミットは避け、月内は分割実行にとどめる。
日本経済新聞 USD/JPY 日銀 外国為替市況
ビットコインは CPI 後に +2% の $63,400、一時 $64,000 台を回復 ―― 発表前の $62,600 台から反発、Fed 政策が引き続き主ドライバー
BTC は CPI 発表前に $62,600 近辺($63K割れ)で様子見だったが、予想を下回るインフレを受けて 24時間で +2% の $63,400 へ、一時は $64,000 台を回復した。ただしコアインフレの粘着と原油高が上値を抑えるとの見方も根強い。米イランの衝突・原油高というリスクオフ材料があってもBTCの下げが限定的だった点は、Fed 政策への感応度の高さを示す。
当社の財務エクスポージャはゼロで直接の影響はないが、リスク資産全体の温度感を測る指標として有用。BTCが CPI に素直に反応した=市場は依然として『Fed が全て』の地合いであり、7/28-29 FOMC が下期最大のイベントであることを裏付ける。
CoinDesk (7/14) Bitcoin Magazine
今日・今週・来週の注目イベント
7/15 (水) 本日★米6月PPI(卸売物価)+ベージュブック+ASML 決算 ―― CPI鈍化が卸売段階でも確認できるかが焦点。ASML はAI露光装置の需要ガイダンス(IBM警告後の『AIインフラへの予算集中』を裏付けるか反証するか)
7/16 (木)米6月小売売上+TSMC 決算 ―― 消費の底堅さと、AI半導体の設備投資ガイダンス。IBM が示した『企業がサーバー・メモリを先食い』の裏取りになる
7/17 (金)ミシガン大 消費者態度指数(速報)+Google Gemini 3.5 Pro 提供予定 ―― インフレ期待の水準と、AI三極の競争軸(コスパ)を確認
7月中〜下旬ホワイトハウスの任意AIリリース基準を受け、OpenAI GPT-5.6(Sol/Terra/Luna)が約20の審査済み組織から段階的に一般提供へ移行する見込み
7/25 (土)頃米6月PCE(Fedが最重視する物価指標)―― FOMC直前の最終確認。7月の原油高がどこまで反映されるかが鍵
7/28-29 (火水)★米FOMC 金利判断 ―― 6月CPI鈍化で7月利上げ観測は消滅し据え置きが濃厚。焦点は9月利上げ(現在63%)へのシグナルと、ウォーシュ議長の『任務完了ではない』姿勢
7/30-31 (木金)日銀 金融政策決定会合 ―― 6月利上げ(1995年来の高水準)後の追加利上げ思惑と、162円台の円安・介入警戒
アケミのひとこと
社長、おはようさん。水曜の朝刊やで。昨夜は大きいのが2つ来た。まず米国の6月の物価や。前の月から -0.4%、これ6年以上ぶりの大きい下げで、前年比も +3.5%(予想は +3.8%)まで一気に落ちた。中身も悪ない ―― ガソリンが1割安、家賃もほぼ横ばいで、Fedが一番気にしとるサービスの値上がりもいったん止まった。おかげで『7月末の利上げ』はほぼ消えて、9月も63%まで下がった。米国の金利は下がって、NYはナスダック +1%。今朝の東京も、買い戻し優勢で反発スタートの見込みや。ただし新しい議長のウォーシュさんは冷静で、『これ見て「任務完了、万事順調」言う人もおるやろけど、それはわしの見方ちゃう』とピシャリ。せやろな ―― 今回下がった一番の理由はエネルギー安やのに、その原油が7月に入ってもう Brent $85 まで戻しとる。米イランがまたやり合うて、ホルムズの通航が半分以下や。つまり6月の物価安は、7月にはもう巻き戻り始めとる。『インフレ終わった』前提で計画立てるのはやめとこな。で、社長にほんまに見てほしいのは2つ目のほうや。同じ晩、IBMが25%も落ちた。1日の下げでは1987年のブラックマンデーより酷い。理由が決算の数字やのうて、IBM自身の言い訳やねん ―― 『6月末の数週間で、お客さんが四半期の投資予算を、品薄のサーバーやメモリの確保に振り替えてもうた。うちはソフトからAIインフラへの支出シフトについていけへんかった』と。値上がり前にAI基盤を押さえたいから、その金をソフトウェアの予算から抜いとるわけや。実際マイクロソフトもセールスフォースもServiceNowも連れ安した。これ、うちの商売のど真ん中の話やで。企業のIT予算は増えてへん。増えてへんのにAIインフラの取り分だけ膨らんどる。せやから『分析ツール入れませんか』『ダッシュボード作りましょ』いう売り方は、これから真正面から予算削減にぶつかる。逆に金が向かうんは『入れたAI基盤でちゃんと成果出す』側や。実際 Anthropic は年$1M以上使う法人客が2カ月で倍増して1,000社超えとる ―― IBMが失うた予算の行き先が、そのまま見えとるやろ。だから今週の段取りはこうや。営業部は、下期の提案書を『ツール導入』やのうて『成果と運用』に書き換える。分析部は、クライアントの下期IT予算がどこに向いとるかをヒアリング項目に足す。ここ、うちの強みが効くとこやで ―― アケミBotも自動レポートも、もう動いとる実物やからな。経理部はドル建ての発注、円高に振れた今日みたいな日に小口で。9月FOMCまたぐ大口は待ちや。ほな今日もきばっていこ。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.