データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
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2026年7月4日(土)夕刊 夕刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥69,744 7/3東京終値 +1,010.92円/+1.47%・急反発。土曜で新規値動きなし
Dow 52,900 7/2 NY +1.14%・史上最高値(7/3-4は独立記念日で休場・更新なし)
S&P 500 7,486 7/2ほぼ変わらず・ハイテク重い(米休場で更新なし)
USD/JPY ¥161.4 7/3 NY終値161.40-50・35銭円安。160円台前半で膠着、薄商い
BTC $60,300 $60k前後で下げ止まり・6月は約−20%
原油(Brent) $70.4 WTI $68前後・停戦観測で2026高値から約−20%
週末夕方版 ―― 東京・米国とも休場で午後の新規値動きは乏しく、相場は7/3東京の急反発(+1,010円/+1.47%の69,744円)と7/2 NYのDow史上最高値・半導体軟調という『割れる』構図のまま週末入り。ドル円は7/3 NY終値で161.40-50円と35銭の小幅円安。数字が動かない代わりに、AIの主戦場では新しい構図が固まりつつある ―― 朝刊で伝えたAnthropic『Claude Science』に、GoogleのGemini for Science(5月・I/O)とOpenAIのGPT-Rosalind(4月)が対抗し、AI創薬・科学支援は“三つ巴”に。三者三様の戦略が鮮明になった

週末は東京・米国とも休場で午後は数字動かず ― 7/3東京の急反発(69,744円)と7/2 Dow最高値・半導体軟調の『割れる』相場のまま週入り。ドル円は7/3 NYで161.4円の小幅円安。数字の静けさの裏でAIは動く ― Claude Scienceに Gemini for Science / GPT-Rosalind が対抗し“AI for Science 三つ巴”へ。当社の『使う側で稼ぐ』土台がまた一段厚くなる

社長、お疲れさん。土曜の夕刊やで。マーケットは東京が週末休み、アメリカも7/3-4が独立記念日で休場やから、午後は新しい値動きがほとんど無い。今週を数字で締め直しとくと、東京は7/3に日経平均が+1,010円/+1.47%の69,744円と急反発、荒れ幅の大きい週をなんとか7万円手前で踏みとどまって終えた。アメリカは7/2にDowが52,900ドルと史上最高値をつける一方、Nasdaqと半導体(SOX−5%超)は軟調 ―― 『金利安心で買われる株』と『AIハード過熱を疑われる株』がくっきり割れたまま。ドル円は7/3のニューヨークで161.40-50円と、前日比35銭のわずかな円安で引けた。160円台前半の膠着は変わらず、薄商いのなか介入警戒(下値)と利上げ観測後退(上値)が上下を抑える構図やな。で、社長に夕方いちばん伝えたいのは相場やのうてAIの地図の話や。朝刊で出した Anthropic の『Claude Science』(コーディングに続き科学・創薬へ)に、実は Google が5月のI/Oで出した『Gemini for Science』、OpenAI が4月に出した創薬特化モデル『GPT-Rosalind』が対抗しとって、AIで研究を回す領域は一気に“三つ巴”になった。おもろいのは戦い方が三者三様なことや ―― Anthropicは『全有料契約者に開放+ワークフローで囲う』、OpenAIは『特化モデルで攻める』、Googleは『自社基盤モデルを持ち、他社は外部ツールとして呼ぶだけ』。要は“作る側(モデル・ハード)”の消耗戦の一段上で、“使う側の道具立て”が各社そろって厚くなってきた。うちが立つのはまさにここ ―― モデルを作る競争やのうて、賢う安う使うて成果を出す側や。半導体が『作りすぎたか』と問われる裏で、この非対称はむしろ広がっとる。来週は米6月CPIと7/22-30の米テック決算が“作りすぎ論”の分岐点になる。今夜はゆっくり休んで、来週に備えよ。

週末夕方の時点で、相場そのものに新しい材料は乏しい。東京は7/3の急反発(+1,010.92円/+1.47%の69,744.07円)で荒い一週間を締め、7/4は土曜で休場。米国も7/3(金)が独立記念日(7/4)の繰り上げ休場で、7/2 NY引け(Dow 52,900.07・+1.14%=史上最高値、S&P500ほぼ変わらず、Nasdaq100一時−2%・SOX−5%超)が最新のまま更新は無い。ドル円は7/3のニューヨーク市場で前日比35銭円安・ドル高の161.40-50円で取引を終え、160円台前半の膠着が続く。次の手掛かりは週明け以降で、当面は需給に振らされやすい薄商いの地合いだ。 DataParadeへの示唆 分析部:数字が動かない週末は、クライアント提案の“主軸確定”を焦らず、朝刊で据え置いた『全面安やのうて循環物色』のトーンをそのまま来週へ持ち越す。来週の米6月CPIと7/22-30の米テック決算(AI設備投資ガイダンス)を主軸確定の分岐点とし、強気版・慎重版の2シナリオ併記を継続。連休越えの薄商いで週明けの寄りが荒れても、それ自体は方向性の材料にしない。 [日本経済新聞(東証大引け 反発 7/3)] [日本経済新聞(NY円相場 161円台 7/3)] [ザイ・オンライン(相場の注目点・米休場 7/3)]

数字の静けさの一方で、AIの主戦場では構図が固まった。朝刊で報じた Anthropic『Claude Science』(6/30・60超の科学DBを束ね自律研究、全有料プランで提供)に対し、Google は5月のI/Oで30超のライフサイエンスDBを束ねた『Gemini for Science』を、OpenAI は4月に創薬・研究の高速化を狙う特化モデル『GPT-Rosalind』を既に投入しており、AIで研究を回す領域は“三つ巴”になった。戦略は三者三様で、Anthropicは『全契約者への開放+ワークフロー層で囲い込む』、OpenAIは『ガバナンス付きの特化モデルで攻める』、Googleは『自社の基盤モデルを持ち、競合は外部ツールとして呼ぶだけ』という住み分けが鮮明になっている。 DataParadeへの示唆 経営視点:この“三つ巴”は、当社にとって「どのモデルが勝つか」を当てる話ではなく、「賢く安く使う道具立てが各社そろって厚くなる」という追い風の話だ。当社はAnthropicを主軸に据えつつ、用途ごとに最適なワークベンチ/モデルを選べる立ち位置を保つ。開発部は『データベース横断×自律分析』を社内データ(Snowflake等)で小さく試し、探索的データ分析を高速化する新メニューにできるか検証。作る側の消耗戦ではなく“使う側の高度化”で稼ぐ当社の勝ち筋を、この地図がさらに補強する。 [TechFundingNews(Claude Scienceに Google/OpenAI が対抗 6/30)] [TechCrunch(Claude Science はモデルでなくワークフローで勝負 6/30)] [Anthropic(Claude Science 公式)]

AI・データ分析市場
★AI for Science が“三つ巴”に ― Anthropic『Claude Science』にGoogle『Gemini for Science』(5月)・OpenAI『GPT-Rosalind』(4月)が対抗。戦略は三者三様(Anthropic=全契約者×ワークフロー/OpenAI=特化モデル/Google=自社基盤モデル)
朝刊で報じたAnthropic『Claude Science』(6/30・60超の科学DBを統合し自律研究、Pro/Max/Team/EnterpriseにmacOS・Linuxのβで開放)を軸に、AIで研究を回す領域が三つ巴に。Googleは5月のI/Oで30超のライフサイエンスDBを束ねた『Gemini for Science』を、OpenAIは4月に創薬・研究高速化の特化モデル『GPT-Rosalind』を既に投入済み。戦略は明確に割れ、Anthropicは“全有料契約者への開放+ワークフロー層で囲い込む”、OpenAIは“ガバナンス付きの特化モデル”、Googleは“自社基盤モデルを保有し競合は外部ツールとして呼ぶだけ”という三者三様の賭け方になっている。
当社に効くのは『どのモデルが勝つか』ではなく『使う側の道具立てが各社そろって厚くなる』という点。Anthropicを主軸にしつつ、用途別に最適なワークベンチ/モデルを選べる中立的な立ち位置を保つ。開発部は社内データ(Snowflake等)で『DB横断×自律分析』を小さく試し、探索的データ分析の高速化をクライアント提案の新メニューに落とせるか検証する。作る側の消耗戦の一段上=使う側の高度化で稼ぐ当社の物語を補強する材料。
TechFundingNews(Google/OpenAI が対抗 6/30) TechCrunch(ワークフローで勝負 6/30) Memeburn(Claude Science は AI for Science で対抗軸)
Anthropic『Claude Science』投入(朝刊既報)― コーディングに続き科学・創薬へ。60超の科学DB/計算ツールを束ね自律研究、全有料プランで利用可。自社でも希少疾患の創薬に着手
Anthropicは6/30、Claude Code がソフト開発を支援するのと同じ発想で科学研究を支援する新フラッグシップ『Claude Science』を発表。60超の科学データベースと計算ツールを単一のワークベンチに統合し、高レベルの指示から計算生物学・創薬などの研究作業を自律的に遂行する。全有料Claude契約者が利用可能で、Anthropic自身も“採算に乗りにくい希少・顧みられない疾患”の創薬に本製品を用いると表明。あわせて最大50件×各$30,000クレジットの『AI for Science』助成(応募締切7/15・採択通知7/31)も走る。
AIの用途が『コードを書く』から『実験・分析を設計して回す』へ広がった意味は大きい。当社の分析業務にも“リサーチ・ワークベンチ”型の発想を持ち込め、まずは分析部がSnowflake等の社内データで同型の『DB横断×自律分析』を試す。上の三つ巴記事の起点であり、続報として引き続き注視。
CNBC(Claude Science 6/30) MIT Technology Review(新フラッグシップ)
Google『Gemini 3.5 Flash』を全ユーザーに提供(朝刊既報)― コーディング/エージェント系で Gemini 3.1 Pro を上回ると主張、上位の 3.5 Pro は来月。安価・高速モデルの実力が一段と向上
Googleは Gemini 3.5 Flash を全製品・APIで全ユーザーに開放。大型フラッグシップに匹敵する知能をFlash系の速度で提供し、難度の高いコーディング/エージェント系ベンチで Gemini 3.1 Pro を上回ると主張。上位の Gemini 3.5 Pro は来月投入予定。安価・高速モデルの底上げが続く。
『安価×高速×高性能』の競争は当社のコスト構造に追い風。Anthropicを主軸としつつ、大量バッチ・下書き・分類の“数で回す”処理ではGemini Flash系の併用余地がある。開発部は用途別モデル選定ガイドを四半期内に更新し、Claude Sonnet 5とGemini 3.5 Flashのコスト/品質を実タスクで比較しておく。
Google(6月のAIアップデート) LLM-Stats(モデル更新トラッカー 7月)
Claude Sonnet 5 が無料・Proの既定モデル&Claude Code標準に(朝刊既報)― 1Mトークン標準・導入価格 $2/$10(8/末まで)。当社の自動運用コストに直結
Anthropicは Claude Sonnet 5 を無料・Proの既定モデル、および Claude Code の標準モデルに採用。1Mトークンの文脈長を標準装備し、導入価格は入力$2/出力$10(8/31まで、以降$3/$15)。従来は上位・高額モデルが必要だった水準の自律性(計画・ツール利用・長時間の自律実行)を Sonnet の速度・価格帯で提供。当社の自動レポート群・アケミBot・Cowork運用はこの基盤に乗る。
既定モデルの世代交代とコスト低下は、そのまま当社のランニングコストと処理能力に効く。7/7の Fable5/Mythos5 無料枠終了までに『大量バッチ=Sonnet 5、重要分析=上位モデル』のモデル割り当てを棚卸しし、8/末の導入価格のうちに検証・移行を済ませる(開発部)。
Anthropic(Claude Sonnet 5 公式) TechCrunch(Sonnet 5 発表 6/30)
日本・世界経済
東証:日経平均7/3は+1,010.92円/+1.47%の69,744.07円で急反発(朝刊既報)― 朝方1,100円超安から切り返し。7/4は土曜で休場、次の手掛かりは週明け以降
7/3の日経平均は前日比+1,010.92円/+1.47%の69,744.07円で引け、前日−2.47%の急落から急反発。前夜の米SOX指数−5%超を映して寄り付きは一時1,100円超安となったが、キオクシアが投資ファンドの大量保有判明を材料に朝の−11%から後場+10%へ急転し相場全体を押し上げた。弱い米6月雇用でFRBの利上げ観測が後退したことも支え。7/4は土曜で休場のため、午後を含め新規の値動きはない。
急落翌日にパニック連鎖が起きず大幅反発した点は実務的に朗報だが、牽引が『個別材料+金利安心』で半導体全体の戻りは選別的。分析部はクライアントの株価連動KPIを『循環物色』トーンで据え置き、来週の米CPIと米テック決算を主軸確定の分岐点とする。
日本経済新聞(東証大引け 反発・キオクシア大幅高 7/3) 株探ニュース(日経 大引け 急反発 7/3)
米6月雇用統計は+5.7万人と大幅減速(朝刊既報)― 5月分も下方修正、失業率は参加率低下で4.2%。9月利上げは織り込みから消え、FRBは夏場“据え置き”観測が優勢
7/2発表の米6月雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が+5.7万人と予想11.5万人・前月(下方修正後)12.9万人を下回り明確に減速。過去分も5月−4.3万人、4月14.8万人へ下方修正。失業率は労働参加率の0.3pt低下(61.5%)を主因に4.2%へ。市場は夏場のFRB据え置きを織り込み、9月の利上げ観測は後退(先物はなお10月の可能性を残す)。
利上げ再開の芽が当面遠のいたことは、株式のバリュエーションと資金調達に追い風。一方で雇用減速は景気減速の裏返しでもあり、内需クライアントの需要見通しには“金利は追い風/景気は要注意”の両面注記を添える。経理部の資金計画は当面の金利据え置きを基本シナリオに置き直す。
CNBC(米6月雇用統計 7/2) Kiplinger(弱い雇用で利上げ論後退)
米国株は“割れる”相場のまま(朝刊既報)― Dowが7/2に52,900ドルの史上最高値、一方Nasdaq100は一時−2%・半導体SOXは−5%超。7/3-4は独立記念日で休場、更新なし
7/2のNY市場はDowが+1.14%の52,900.07ドルと史上最高値を更新した一方、S&P500はほぼ変わらず、Nasdaq100は一時−2%まで下げSOX指数は−5%超と、指数間で明暗が割れた。弱い雇用による“利上げ観測後退”がバリュー・内需を押し上げる一方、AI設備投資の過剰懸念が半導体・大型ハイテクを圧迫。7/3・7/4は独立記念日で休場のため、次の材料は週明け以降。
『Dow最高値=景気は底堅い』と『半導体調整=AIハード過熱』が同居する相場は、当社の“使う側で稼ぐ”論と整合的。営業部はクライアントの業種特性に応じ、内需・バリュー系は追い風、AIハード依存・輸出系は慎重、と提案の向きを分ける。
TheStreet(Dow 史上最高値・ハイテク軟調 7/2) News On Japan(東京株 チップ売り 7/2)
次の分岐は来週以降(朝刊既報)― 米6月CPI、7/22-30の米テック決算、月末の日銀会合(7/30-31)。EU AI規制法は8/2適用開始
米市場は7/3-4が独立記念日で休場、週末を挟み手掛かりは乏しい。相場の次の分岐は、弱い6月雇用に続く金融政策観測を左右する来週の米6月CPI、AI設備投資ガイダンスが“作りすぎ論”の焦点となる7/22-30の米テック決算、6月に政策金利1.00%へ利上げ済みの日銀の次回会合(7/30-31)。8/2にはEU AI規制法(AI Act)の本格適用が始まる。
連休越えで需給に振らされやすいぶん、当面の提案は『利上げ据え置き・円高含み』の慎重版を主軸に、強弱2シナリオ併記を継続。来週の米CPIを待って主軸を確定する。EU AI Act適用は、クライアントのEU向けAIサービス対応の要否を早めに点検する契機とする。
ザイ・オンライン(相場の注目点・米休場 7/3) Kiplinger(2026年 米市場休場日)
市場指標サマリー(7/3 東京大引け・7/2 NY引けベース/7/3-4は米独立記念日で休場・土日で更新なし)
指標水準前日比・備考
日経平均69,744.077/3東京終値 +1,010.92円/+1.47%・急反発(土曜休場)
Dow52,900.077/2 NY +1.14%・史上最高値(7/3-4休場で更新なし)
S&P 5007,4867/2ほぼ変わらず・ハイテク重い(概算、更新なし)
Nasdaq25,7407/2 Nasdaq100一時−2%・SOX−5%超(概算、更新なし)
USD/JPY¥161.47/3 NY終値161.40-50・35銭円安。160円台前半で膠着
BTC$60,300$60k前後で下げ止まり・6月は約−20%
原油(Brent)$70.4WTI $68前後・停戦観測で2026高値から約−20%
日経は7/3東京終値(69,744.07円、+1.47%)、米株は7/2 NY引け(Dow 52,900.07・+1.14%=史上最高値、S&P500ほぼ変わらず、Nasdaq100は一時−2%・SOX−5%超)。7/3・7/4は米市場が独立記念日で休場、土日も休場のため午後を含め新規値動きなし。ドル円は7/3 NY終値161.40-50円(前日比35銭円安)。BTC・原油は直近参照値。数値は各時点の参照値でありリアルタイム価格とは異なる。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・7/4 朝時点/週末据え置き)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)37,572,82027.6%
保険36,956,79027.1%
債券27,427,57720.1%
投資信託21,450,30815.7%
預金・現金・暗号資産8,116,6006.0%
年金4,661,5803.4%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産136,265,573前週比 +2,647,270 (+1.98%)
※MoneyForward ME 連携。総資産は7/4朝08:18時点の最新スナップショット(136,265,573円)。前週比は今週初6/29(月)の133,618,303円との差。7/4は土曜で市場休場のため、カテゴリ別内訳は7/3朝の概算スナップショットを据え置き(総額とは丸めの差で若干ずれる)。7/3東京の急反発(+1.47%)は本スナップショットには概ね未反映で、次回平日更新で反映見込み。主な評価益:QQQ +約320万円(+61.5%)、eMAXIS Slim S&P500群 合計+約800万円、ゆうちょ銀行 +103.78%、三井物産 +60.4%、小松製作所 +57.4%、JT +43.1%。主な評価損:GMOインターネット −51.8万円(−36.5%)、UNICON HD −19.9%、Jリート隔月分配 −8.4%。米ハイテク比率が高いぶん、AI・半導体調整が長引けば次回更新で目減りの可能性に留意。構成比は概算で合計100%に丸め。
為替・暗号資産&マーケット
★ドル円は7/3 NY終値で161.40-50円・前日比35銭の小幅円安 ― 160円台前半の膠着継続。米休場・週末で薄商い、介入警戒(下値)と利上げ観測後退(上値)が上下を抑える
3日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=161.40-50円で取引を終えた。7/2の弱い米6月雇用統計で一時160.63円まで急落した後は161円前後での膠着が続き、方向感を欠く。160円接近では当局の“不意打ち型”円買い介入への警戒が下値を、FRBの利上げ再開観測の後退が上値を抑える。7/3-4は米独立記念日で休場、週末も重なり流動性は薄く、当面160〜163円で新たな材料待ち。
経理部:160〜161円台前半の円高水準は発注条件として良好。160円割れは来週分の一部をまとめて仕込む好機だが、介入直後・連休越えで値が荒いため小口・分割で。営業部:円高定着なら輸入原価改善を飲食・小売への提案前面に、輸出・インバウンド系には為替逆風の注記を添える方針を継続。
日本経済新聞(為替・NY円相場 7/3) 外為どっとコム(ドル円 今日の見通し・介入警戒 7/3)
ビットコイン $60,000前後で下げ止まり(朝刊既報)― 6月は約−20%・米現物ETF流出が過去最大級。リスク選好の“体温計”として注目
BTCは$60,000前後で小動き。6月は約−20%と急落し米現物ビットコインETFの月間流出が過去最大級を記録したが、7月入り後は下げ止まりの様相。株式のハイテク調整のなか、資金がどこへ向かうかを映すリスク選好の体温計として引き続き注目。
社長の暗号資産保有はごく小口で直接影響は限定的。BTCの動きは資金のリスク選好を測る補助指標として有用で、教育・Web3系クライアントのリスク感度の目安としても確認を継続する。
Fortune(BTC価格) BeInCrypto(BTC 7月見通し・ETF流出)
原油(Brent)$70前後で軟調(朝刊既報)― WTI $68前後、米イラン停戦観測で2026高値から約−20%。ホルムズ再燃は非対称な上振れリスク
原油はBrent $70前後、WTI $68前後で軟調。米イランの和平交渉進展とホルムズ海峡の海上交通増加が供給懸念を和らげ、2026年高値から約2割安の水準。下値余地は限られる一方、中東情勢が再燃すれば供給不安で非線形の急騰余地が残る非対称な構図は不変。
原油安は飲食・物流クライアントの仕入れ・配送コストに追い風で、当面のコスト前提は据え置き。ただし地政学再燃シナリオでは仕入れ原価上振れの注記を提案書に必ず添える。エネルギーコスト感応度は分析部が可視化を継続。
Trading Economics(原油) Investing.com(原油先物 過去データ)
来週の注目イベント
7/7 (火)Claude Fable 5 / Mythos 5 の無料枠(週間利用50%)終了予定 → 7/8以降は従量課金。Cowork・アケミBotの利用量棚卸し締切の目安。Sonnet 5 既定化に合わせモデル割り当ての見直しも
7/15 (火)Anthropic『AI for Science』助成 応募締切 ― 最大50件×各$30,000クレジット、採択通知は7/31。三つ巴となったAI創薬・科学支援競争の実弾
7月中旬★米6月CPI発表(予定) ― 弱い雇用に続く金融政策観測の分岐点。インフレ再燃の有無で“利上げ据え置き”シナリオを点検。来週最大の相場材料
7/22-30米テック決算集中(Tesla 7/22・Alphabet 7/28・Meta 7/29・Apple/Amazon 7/30) ― AI設備投資ガイダンスが“作りすぎ”論の焦点
7/30-31 (木金)日銀 金融政策決定会合 ― 6月に1.00%へ利上げ済み。円高含みと弱い米雇用を受け追加利上げ時期を点検
8/2 (日)EU AI規制法(AI Act)本格適用開始 ― クライアントのEU向けAIサービス対応の要否を早めに点検
アケミのひとこと
社長、お疲れさん。土曜の夕刊やで。今日はマーケットが東京も週末休み、アメリカも独立記念日(7/4)で休場やから、午後は新しい値動きがほとんど無い。まずは今週を数字で締め直しとくで。東京は金曜7/3に日経平均が+1,010円/+1.47%の69,744円と急反発して、荒れ幅の大きい一週間をなんとか7万円手前で踏みとどまって終えた。アメリカは7/2にDow(ダウ)が52,900ドルと史上最高値をつける一方、Nasdaqと半導体(SOX−5%超)は下げる“割れる”相場のまま。ドル円は7/3のニューヨークで161.40-50円、前日比35銭のちょっとだけ円安で引けたわ。160円台前半の膠着は変わらんし、薄商いのなか『160円に近づいたら介入が怖い』『上に行こうとしたら利上げ観測の後退が邪魔する』で、上も下も動きにくい。要は数字は静かな週末や。ほんで、その静けさの裏で動いとるのがAIの地図の話や。朝刊で出した Anthropic の『Claude Science』、あれに実は Google が5月のI/Oで出した『Gemini for Science』、OpenAI が4月に出した創薬特化の『GPT-Rosalind』が対抗しとって、AIで研究を回す土俵は一気に“三つ巴”になった。おもろいのは戦い方がバラバラなことでな ―― Anthropicは『全有料契約者に開放して、使い勝手(ワークフロー)で囲う』、OpenAIは『特化したモデルで攻める』、Googleは『自分とこの基盤モデルを握って、他社は外から呼ぶだけ』。三者三様やねん。ここで社長に念押ししたいのは、うちは『どの会社が勝つか』を当てる立場やないっちゅうことや。三社が競い合うほど、“使う側の道具立て”が各社そろってどんどん厚うなる ―― それ全部がうちの追い風や。うちが立つのは、モデルやハードを作る消耗戦やのうて、賢う安う使うて成果を出す側。半導体が『作りすぎたんちゃうか』と叩かれとる裏で、この“使う側”の道具はコードから科学までどんどん広がっとる。開発部には『DB横断×自律分析』を社内のデータで小さいこと試してみて、探索的なデータ分析を速うするメニューにできるか見といて、て伝えてある。来週の段取りやけど、いちばんの山は米6月CPIや。ここでインフレの再燃が無ければ『利上げは当面据え置き』のシナリオが固まるし、そのあと7/22-30の米テック決算でAIの設備投資の中身を見て、“作りすぎ論”が再燃するかどうかの分岐になる。分析部にはクライアントのKPIを『全面安やのうて循環物色』で据え置いといて、と頼んである。経理部はドル建て発注、160円割れは来週分を仕込む好機やけど値が荒いから小口でな。ほな社長、荒れた一週間、ほんまにお疲れさん。今夜と日曜はしっかり体休めて、来週のCPIと決算ラッシュに備えていこ。ええ週末を。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.