データパレード調査部 株式会社データパレード
The DataParade
DATA PARADE RESEARCH DIVISION
♦ ♦ ♦
2026年7月13日(月)夕刊 夕刊 社内版 · 非売品
日経平均 ¥67,204 大引け -1,353.58(-2.0%)・朝は69,000円台も韓国株急落&中東で急反落
KOSPI -8.0% サーキットブレーカー発動・SK Hynixソウル株-12〜13%/時価総額約$328B消失
USD/JPY ¥162.1 『有事のドル買い』+原油高で161.5→162台前半へ円安進行
原油(WTI) $74 イラン革命防衛隊がホルムズ海峡封鎖を表明・一時+4%超/トランプは『開いている』
BTC $63,000前後 中東緊張のリスクオフで軟調・週間の上げを削る/今夜以降CPI待ち
米株(S&P500) 7,575 7/10終値・週末休場で据え置き/明日CPI前で今夜再開待ち
月曜夕。朝刊で『AI相場の体温計』と呼んだSK Hynixが、皮肉にも本日その体温計を急落させた ―― ソウル市場のSK Hynix株が-12〜13%と急落し、半導体比率の高い韓国KOSPIは-8%でサーキットブレーカー発動、時価総額$328B超が消えた。米IPOの熱狂が『材料出尽くし=利益確定』へ反転した格好だ。この韓国発の半導体売りが東京へ波及し、朝方69,000円台まで買われた日経平均は大引け67,204円(-1,353・-2.0%)まで急反落。さらに地政学が重なった ―― イラン革命防衛隊が『ホルムズ海峡を封鎖する』と表明し、WTIは一時+4%超の$74台、ドル円は『有事のドル買い』で162円台前半へ円安が進んだ(トランプ大統領は海峡は『開いている』と火消し)。すべては明日7/14の米6月CPI+ウォーシュ議長 下院初証言+大手銀Q2決算という『三つ巴』の前哨戦

朝刊で『AI相場の体温計』と呼んだSK Hynixが本日その体温計を急落させた ―― ソウルのSK Hynix株-12〜13%・韓国KOSPIは-8%でサーキットブレーカー発動(時価総額$328B消失、米IPO熱狂の材料出尽くし)。この半導体売りが波及し日経平均は朝の69,000円台から大引け67,204円(-2.0%・-1,353)へ急反落。加えてイラン革命防衛隊が『ホルムズ海峡封鎖』を表明しWTI一時+4%超$74台・ドル円は有事のドル買いで162円台へ円安。すべては明日7/14の米6月CPI+ウォーシュ議長初証言+大手銀決算の前哨戦

月曜夕刊。今朝の朝刊は本日のSK Hynix米ナスダック通常取引(SKHY)開始を『AI設備投資サイクルの体温計』と位置づけたが、蓋を開ければ体温計は急落した。金曜の米デビュー+13%で高まった期待が『材料出尽くし=利益確定』へ反転し、ソウル市場のSK Hynix株は-12〜13%と1か月ぶり安値、半導体の指数寄与が大きい韓国KOSPIは-8%でサーキットブレーカー(取引一時停止)が発動、約$328B(約53兆円)の時価総額が消えた。この韓国発の半導体・AI株売りが東京へ即座に波及。日経平均は寄り付き直後こそ69,000円台を回復したが、KOSPIのサーキットブレーカーを機に下げ足を速め、キオクシア・東京エレクトロン・アドバンテスト等が一段安、大引けは67,204.15円(-1,353.58・-2.0%)まで急反落した。地政学も逆風に転じた ―― イラン革命防衛隊が『ホルムズ海峡を封鎖する』と表明し、原油の供給不安からWTIは一時前週末比+4%超の$74台へ急伸、東京外為ではドルに『有事の買い』が入り円相場は161円台後半から162円台前半へ円安が進んだ。トランプ大統領は海峡は『開いている』と火消しに回ったが、市場の警戒は解けていない。すべての値動きは、明日7/14(火)に米6月CPI・ウォーシュFRB議長の議会初証言・JPMorgan/Goldman/BofAらのQ2決算が同日集中する『三つ巴』を前にした前哨戦だ。BTCも中東リスクオフで$63,000前後へ軟調。今夜の米国市場再開が、この韓国・中東発ショックを追認するか和らげるかの最初の関門になる。

今朝の朝刊は、本日のSK Hynix米ナスダック通常取引(SKHY)開始を『AI設備投資サイクルの体温計』と紹介した ―― その体温計が、皮肉にも本日急落した。金曜7/10の米デビューで+13%(公開価$149→$168)、調達$26.5Bは外国企業の米IPO史上最大という熱狂だったが、市場はこれを『材料出尽くし=利益確定』と読み替えた。Bloombergによればソウル市場のSK Hynix株は本日-12〜13%と1か月ぶり安値へ急落し、半導体の指数寄与が突出して大きい韓国KOSPIは-8%でサーキットブレーカー(取引一時停止)が発動、約$328B(約53兆円)もの時価総額が消えた。アナリストは『ADR上場で$26.5Bの調達期待がすでに織り込まれていた』と利益確定売りを主因に挙げる。この韓国発の半導体・AI株売りが東京へ即座に波及し、朝方69,000円台を回復していた日経平均は下げ足を速め、キオクシア・東京エレクトロン・アドバンテストなどが一段安、大引けは67,204.15円(前週末比-1,353.58・-2.0%)まで急反落した。 DataParadeへの示唆 朝刊で『体温計』と位置づけたその日にAI・半導体株が急落したのは示唆的だが、当社の見立ては変わらない ―― これは需要の崩壊ではなく、米IPO熱狂の過熱調整・利益確定だ。開発部・分析部は、SKHYと関連半導体の値動きを引き続きAI相場の体温計としてウォッチしつつ、今回の急落を『AI設備投資サイクルの終わり』と早合点しないこと。むしろクライアント提案の景況前提は『AI需要は継続、株価は循環株ゆえボラティリティ大』の二段構えで維持する。明日7/14のCPI・大手銀決算を通過するまで、環境認識の断定は避ける。 [Bloomberg (SK Hynix Shares Slump in Seoul After $26.5B US Debut)] [Free Press Journal (KOSPI Halts Trading After 8% Plunge; SK Hynix Slides 12%)] [日本経済新聞 (東証14時 韓国株急落でAI・半導体関連が一段安)]

地政学も朝刊時点から一段と逆流した。朝刊はトランプ大統領の『イランとの停戦は終わった』発言(NATOトルコ)を伝えたが、本日はイラン革命防衛隊が『ホルムズ海峡を封鎖する』と明確に表明した。世界の海上原油輸送の約2割が通る要衝の封鎖観測に供給不安が広がり、NY原油先物(WTI 8月渡し)は日本時間13日朝の取引で一時、前週末終値比+4%超の1バレル$74台を付けた(Brentも連動して上昇)。東京外国為替市場では、情勢悪化と原油高を受けて基軸通貨ドルへ『有事の買い』が入り、円相場は前週末の161円台後半から162円台前半(161.76→162.17)へ円安ドル高が進んだ。トランプ大統領は海峡は『開いている』と述べて火消しに回り、実際の封鎖が実行されたわけではないが、市場の警戒は解けていない。この原油高・円安・株安の三点セットは、明日7/14の米6月CPIを前にした神経質な地合いを一段と際立たせた。 DataParadeへの示唆 6月に月間-20%急落した原油が、7/7のタンカー攻撃→本日のホルムズ封鎖表明で完全に反転しつつある。当社・クライアントのコスト前提は上振れ側へ寄せ直す局面だ。飲食・小売クライアントには、これまでのWTI $70-80レンジ前提に加え、封鎖が実行された場合の$90-100超・非線形急騰を『テールリスク』として明確に併記する。経理部はドル建て発注を162円台の円安局面で急がず、CPI(7/14)と原油の方向が定まるまで小口・分割を徹底する。原油高が続けば、明日のCPIが示すはずの『6月の原油安によるインフレ鈍化』の下支え効果も先々剥落しうる点を、経営前提のアップデート材料にする。 [Yahoo!ニュース/共同通信 (NY原油、一時4%超上昇 イラン、ホルムズ海峡封鎖表明)] [秋田魁新報/共同 (NY原油、一時4%超上昇 円安進行162円台)] [財経新聞 (東京為替:ドル・円は堅調、中東の戦闘再開で原油高に反応)]

テクノロジー & AI
★『AI相場の体温計』SK Hynixが本日急落 ―― ソウル株-12〜13%、韓国KOSPIは-8%でサーキットブレーカー発動、時価総額$328B消失。米IPO熱狂の『材料出尽くし』利益確定
朝刊の続報かつ本日の主役級の反転。本日SKHYの通常取引が始まったSK Hynixは、ソウル市場(000660.KS)で-12〜13%と1か月ぶり安値へ急落。半導体の指数寄与が大きい韓国KOSPIは-8%まで下げてサーキットブレーカー(取引一時停止)が発動し、約$328Bの時価総額が消失した。金曜の米デビュー+13%・調達$26.5Bという熱狂の反動で、アナリストは『ADR上場で調達期待がすでに織り込まれていた』と利益確定を主因に挙げる。半導体ピーク懸念と中東ショックも重なった。
朝刊で『体温計』と呼んだ翌場でのこの急落は象徴的だが、需要崩壊ではなく過熱調整と読む。当社は(1)SKHYと関連半導体をAI相場の体温計として週次ウォッチ継続、(2)今回の下げを『AI設備投資の終わり』と早合点せず、クライアント提案の景況前提は『AI需要は継続・株価は循環株でボラ大』の二段構えで維持、(3)自社の受注環境(AI・データ分析需要)への直接影響は限定的と整理する。投資推奨ではなく地合い確認用の指標として扱う。
Bloomberg (SK Hynix Shares Slump in Seoul After $26.5B US Debut) Free Press Journal (KOSPI Halts Trading After 8% Plunge; SK Hynix Slides 12%) Yahoo Finance (KOSPI Falls 8%, Triggers Circuit Breakers, Big Tech Selloff Hits Asia)
半導体『ピーク懸念』がアジアを直撃 ―― キオクシア・東京エレクトロン・アドバンテストが一段安。今夜の米ハイテク再開で世界のAI株が試される
韓国発の半導体売りは東京にも即波及し、キオクシア・東京エレクトロン・アドバンテストなどAI・半導体関連株が一段安となった。背景には『半導体サイクルのピーク懸念』と中東ショックの二重の逆風。KOSPIのサーキットブレーカー発動をきっかけに海外勢の先物売りが膨らみ、日経平均は後場に下げ足を速めた。今夜以降に再開する米国市場でエヌビディア等の値動きが、この半導体調整が一時的か本格化かの分水嶺になる。
当社の事業はAIの『使い手・分析』側で、半導体ハードの循環そのものへのエクスポージャは小さい。ただしAI株の急落が続けば投資家心理経由でクライアント(教育・小売・飲食のDX投資)の意欲に間接波及しうる。開発部は自動化スタック(Claude中心)の運用に変更なしを確認しつつ、分析部はクライアントKPIの環境認識に『AIハードは調整局面入りの可能性・ソフト/分析需要は継続』の温度差を一言添える。今夜の米ハイテク再開を明朝の朝刊で必ずフォローする。
日本経済新聞 (東証14時 韓国株急落でAI・半導体関連が一段安) 財経新聞 (日経平均は反落、半導体株安が波及)
Google、BigQuery『Comments to SQL』で自然言語→SQL ―― データ分析の入口が『問いを書く』へ(朝刊既報)。当社コア業務ど真ん中の潮流は変わらず
朝刊既報。Google Cloud は今月のAIアップデートでBigQueryに『Comments to SQL』を追加し、自然言語のコメントからSQLを自動生成できるようにした。データウェアハウス操作の敷居を下げ、非エンジニアの分析参加を促す機能。本日のAI株急落は相場の過熱調整であり、こうしたAIの実務浸透(自然言語データ分析の民主化)というファンダメンタルズのトレンドとは切り分けて捉えるべき事象だ。
株価のボラティリティとAIの実装トレンドは別物 ―― 本日のような日こそ両者を混同しないことが重要だ。当社の強みは『問いの設計』と『検証・示唆』にあり、自然言語→SQLの民主化はむしろ追い風。分析部は自然言語クエリを下書きに使いつつ最終検証は人が担う運用を試し、『自然言語→SQL→検証済みレポート』の提供価値を言語化する。プラットフォームはClaude中心を維持し、BigQuery系案件で本機能を評価対象に。
Google Cloud Blog (What Google Cloud announced in AI this month) BuildFastWithAI (AI News Today July 2026)
経済・市場ニュース
★日経平均は大引け67,204円(-1,353・-2.0%)へ急反落 ―― 朝は69,000円台も、韓国KOSPI-8%サーキットブレーカーで半導体売りが波及。海外勢の先物売り膨らむ
本日の東京市場の急変。日経平均は寄り付き直後こそ69,000円台を回復したが、韓国KOSPIが-8%まで下げてサーキットブレーカーが発動すると下げ足を速め、大引けは67,204.15円(前週末比-1,353.58・-2.0%)で続落した。前引けの段階で-770円(67,786円)、後場に海外短期筋の先物売りが膨らみ一段安。SK Hynixのソウル株急落を起点とした半導体・AI関連株安と、イランのホルムズ海峡封鎖表明による原油高・景気減速懸念が重なった。来週(7/13-17)の予想レンジは6万5千〜7万2千円と広く、ボラティリティ上昇を織り込む。
最高値圏からの急反落だが、材料は『米IPO熱狂の反動+中東ショック』という外部要因で、当社クライアントの国内需要ファンダメンタルズが崩れたわけではない。クライアントの株価連動KPI(小売の高額品需要等)は追い風シナリオを主軸に据えつつ、今回のような外部ショック時の下振れ注記を厚めに添える。経営判断としては、明日7/14の米CPI・大手銀決算・議長証言の『三つ巴』を通過するまで、強気トーンへの本格転換は保留する。半導体はSK Hynixを含めAI相場の体温計として週次ウォッチ。
日本経済新聞 (東証14時 韓国株急落でAI・半導体関連が一段安) 日本経済新聞 (東証前引け 反落 770円安の6万7786円)
★イラン革命防衛隊『ホルムズ海峡を封鎖する』と表明 ―― WTI一時+4%超の$74台へ急伸、ドル円は有事のドル買いで162円台前半へ円安。トランプは『海峡は開いている』と火消し
朝刊の『停戦終了』発言から一段の逆流。イラン革命防衛隊が、世界の海上原油輸送の約2割が通るホルムズ海峡を封鎖すると表明し、供給不安が広がった。NY原油先物(WTI 8月渡し)は日本時間13日朝に一時、前週末終値比+4%超の1バレル$74台を付けた(Brentも連動高)。東京外為ではドルへ『有事の買い』が入り、円は前週末の161円台後半から162円台前半(161.76→162.17)へ円安ドル高。トランプ大統領は海峡は『開いている』と述べ火消しに回ったが、実際の封鎖実行ではないものの市場の警戒は継続している。
6月に-20%急落した原油が7/7のタンカー攻撃→本日の封鎖表明で明確に反転しつつあり、当社・クライアントのコスト前提は上振れ側へ寄せ直す局面。飲食・小売クライアントにはWTI $70-80レンジ前提に、封鎖実行時の$90-100超・非線形急騰を『テールリスク』として併記する。経理部はドル建て発注を162円台の円安で急がず、CPI(7/14)と原油の方向確定まで小口・分割を徹底。原油高が続けば明日CPIが示すはずの『原油安によるインフレ鈍化』の下支えも先々剥落しうる点を経営前提の更新材料にする。
Yahoo!ニュース/共同通信 (NY原油、一時4%超上昇 イラン、ホルムズ海峡封鎖表明) 秋田魁新報/共同 (NY原油、一時4%超上昇 円安進行162円台)
明日7/14は『米6月CPI+ウォーシュ議長 下院初証言+大手銀Q2決算』が同日集中(朝刊既報の続報) ―― 本日の株安・原油高で前哨戦のボラが一段上昇
朝刊既報の続報。今週最大の材料は明日7/14(火)で、米6月CPI(8:30 ET)・ウォーシュFRB議長の議会初証言(下院金融委10:00 ET)・JPMorgan/Goldman/BofA/Wells Fargo/CitiのQ2決算が同日に集中する。CPIはヘッドラインが原油安で+0.1%前後と軟らかく見える一方、コアは+0.3%・前年比2.9%前後の底堅さが残る見込み(Kiplinger)。本日の韓国発の株安・ホルムズ封鎖表明による原油高で、明日を前にした地合いはボラティリティが一段上昇した。FactSetはS&P500のQ2 EPSを前年比+23.3%成長と強気に置く。
経営判断の節目は明日7/14に変わらず集中する。本日の外部ショックで市場は神経質化しており、CPIのヘッドライン軟化に安心せずコアと原油の再燃を併せ見る必要がある。経理部はドル建て発注をCPI通過まで小口・分割で継続。営業部は月次提案を、CPI鈍化=リスクオン回帰の強気版と、コア上振れ+原油高=9月利上げ観測の慎重版の2本立てで維持し、明日の三つ巴通過後に社長判断でトーンを寄せる。分析部はクライアントKPIの環境認識にAI生産性論と原油の温度を添える。
CNBC (Stock market next week 7/13-17) Kiplinger (June CPI Preview)
市場指標サマリー(7/13 東京大引け・米株は7/10終値ベース/16:15 JST時点)
指標水準前日比・備考
日経平均67,204.15大引け -1,353.58(-2.0%)続落・朝69,000円台→韓国株急落&中東で急反落
KOSPI(韓国)-8.0%サーキットブレーカー発動・SK Hynixソウル株-12〜13%/時価総額約$328B消失
Dow52,637.017/10終値(+0.29%)・週末休場で据え置き/今夜再開
S&P 5007,575.397/10終値(+0.42%)・最高値圏/明日CPI前で今夜再開待ち
Nasdaq26,281.617/10終値(+0.29%)・今夜の米ハイテク再開で半導体調整が試される
USD/JPY162.1有事のドル買い+原油高で161.76→162.17へ円安進行/介入警戒継続
原油(WTI)$74イラン革命防衛隊のホルムズ封鎖表明で一時+4%超/Brentも連動高
BTC$63,000前後中東緊張のリスクオフで軟調・週間の上げを削る/今夜以降CPI待ち
※本日7/13(月)16:15 JST時点。日経平均は東京市場大引け67,204.15円(前週末比-1,353.58・-2.0%で続落)。朝方は69,000円台を回復したが、韓国KOSPIが-8%でサーキットブレーカー発動(SK Hynixソウル株-12〜13%・時価総額約$328B消失)したのを機に半導体・AI関連が一段安、後場に海外勢の先物売りで下げ加速。米株(Dow 52,637.01・S&P500 7,575.39・Nasdaq 26,281.61)は7/10 NY確定終値で、週末休場のため据え置き ―― 今夜以降の再開が焦点。USD/JPYはイランのホルムズ海峡封鎖表明を受けた『有事のドル買い』+原油高で161円台後半から162円台前半へ円安進行。WTIは一時+4%超の$74台(Brent連動高)。BTCは中東リスクオフで$63,000前後へ軟調。明日7/14は米6月CPI+ウォーシュ議長 下院初証言+大手銀Q2決算(JPM・GS・BofA・WFC・Citi)、7/15 PPI+ASML、7/16 小売売上+TSMC、7/17 Gemini 3.5 Pro提供、7/29 FOMC・7/30-31 日銀会合。
社長の資産ポートフォリオ(MoneyForward ME 連携・7/13時点スナップショット)
カテゴリ評価額(円)構成比
株式(現物)38,592,93128.5%
保険36,956,79027.3%
債券27,326,69720.2%
投資信託21,802,74116.1%
預金・現金5,968,9044.4%
年金4,661,5803.4%
ポイント・マイル1,0460.0%
総資産135,310,689前週初(7/6)比 -1,629,408 (-1.19%)
※MoneyForward ME 連携の7/13最新スナップショット(135,310,689円)。この評価額は7/10引け値ベースで、本日7/13東京市場の急落(-2.0%)はまだ反映されていない ―― 次回スナップショット(週明け以降)で株式・投信の評価額に下押しが出る可能性が高い。構成比は資産総額に対する割合、増減は前週初スナップショット(7/6・136,940,097円)との差。株式の主な評価益はゆうちょ銀行 +116%・三井物産 +62%・小松製作所 +59%・JT +47%・武田薬品 +28%・VYM +29%・QQQ +63%、投信はeMAXIS S&P500系が引き続き大幅益(+134%含む)。評価損はGMOインターネット -28%・UNICON HD -16%・Jリート(1345) -9%。ハイテク偏重(QQQ・S&P500投信等)のため、本日の半導体・AI株急落と明日7/14の米6月CPI通過後の米株の地合いが、次回スナップショットの振れ方向を左右する。口座番号・金融機関別残高明細は非掲載。
為替・暗号資産&マーケット
ドル円は162円台前半へ円安進行 ―― ホルムズ封鎖表明で『有事のドル買い』+原油高。ただし162円台後半は『円安バブル一服』の天井感、CPIと議長証言で米金利次第
本日午前の東京外為でドル円は堅調地合いとなり、161.76から162.17まで円安が進んだ。イランのホルムズ海峡封鎖表明を受けた情勢悪化不安と原油高で、基軸通貨ドルに『有事の買い』が入った形。外為どっとコムは162円台後半という天井が『円安バブル一服』の局面にあると分析し、明日7/14の米6月CPIとウォーシュ議長証言で米金利がどう動くかが次の方向を決めるとする。物価上昇が速ければ利上げ期待で下値切り上げ、緩やかなら調整の綱引き。介入警戒も根強く上値は重い。
161-163円は介入と有事フローで急変しうる神経質な帯。本日は中東リスクで一段の円安に振れたが、方向の確定は明日のCPI・議長証言待ち。経理部はドル建て発注・支払いを分割で継続し、162円台での大口発注は見送りを基本に、CPI(7/14)通過後にまとめて検討する。輸出比率の高いクライアントには円安採算の追い風を整理しつつ、CPI鈍化+中東沈静での円高急反転シナリオも注記しておく。
外為どっとコム (ドル円見通し・円安バブル一服/CPIと議長証言 7/13) 財経新聞 (東京為替:ドル・円は堅調、中東の戦闘再開で原油高に反応)
BTCは中東リスクオフで$63,000前後へ軟調 ―― ホルムズ封鎖表明でリスク選好後退、株安と歩調。次の初動は明日7/14の米CPIと大手銀決算待ち
ビットコインは中東緊張の再燃(イランのホルムズ海峡封鎖表明)によるリスクオフで軟調に転じ、$63,000前後へ。株安・原油高と歩調を合わせ、リスク資産全般から資金が退避した。米ビットコインETFの資金流出も重しで、月初来のさえない地合いが続く。ETHも連れ安。次の方向感は明日7/14の米CPIと大手銀決算、月末7/29のFOMCが決める。
当社は暗号資産の財務エクスポージャゼロだが、BTCの値動きは教育・Web3系クライアントのリスク選好の温度計。本日のリスクオフはこれら顧客の広告・新規投資意欲がいったん様子見に傾くサインで、提案の前提は据え置きつつ、明日のCPI通過後に温度を再確認する。中東緊張が長引けばリスク資産全般の戻りが鈍る点は織り込んでおく。
Investing.com (Bitcoin Slides as Middle East Tensions Fuel Risk-Off) FXStreet (BTC retreats as fresh US-Iran tensions dampen risk appetite)
今週・来週の注目イベント
7/13 (月・本日)★済:SK Hynixソウル株-12〜13%・韓国KOSPI-8%でサーキットブレーカー発動/日経平均-2.0%(大引け67,204円)/イラン革命防衛隊がホルムズ海峡封鎖を表明・WTI一時+4%超$74台・ドル円162円台へ円安。今夜以降の米国市場再開が最初の関門
7/14 (火)★米6月CPI(8:30 ET)+ウォーシュFRB議長 下院金融委 初証言(10:00 ET)+大手銀Q2決算(JPM・WFC・BofA・Citi・GS) ―― 週最大の三つ巴。本日の株安・原油高でボラ一段上昇、CPIヘッドライン軟化とコア底堅さの綱引き
7/15 (水)米6月PPI+ベージュブック+ウォーシュ議長 上院銀行委 証言+ASML決算 ―― 卸売物価とAI露光装置需要の確認
7/16 (木)米6月小売売上+TSMC決算 ―― 消費の底堅さと半導体設備投資ガイダンス、本日のAI株調整の持続性を見極め
7/17 (金)Google Gemini 3.5 Pro 提供予定+ミシガン大消費者態度指数(速報) ―― 2Mトークン新規再構築版、Deep Thinkは$250/月Ultra限定
7/29 (水)★米FOMC 金利判断 ―― CPI(7/14)・PCE(7/25)を受けた利上げ/据え置きの分岐、市場は早ければ9月0.25%利上げを織り込み
7/30-31日銀 金融政策決定会合 ―― 6月1%利上げ(1995年来最高)後の追加利上げ思惑と円相場
アケミのひとこと
社長、お疲れさん。月曜の夕刊やで。今朝の朝刊で、うちは『今日から本格取引が始まるSK Hynixは、AIの設備投資が元気かを測る体温計になる』て書いたやろ。ところがその体温計、いざ蓋を開けたら急落してもうたんよ。金曜のアメリカ上場で+13%と盛り上がった反動で、『もう材料は出尽くした、いったん利益確定や』いう売りが出て、本場ソウルのSK Hynix株は-12〜13%。半導体の比重が大きい韓国の株価指数(KOSPI)は-8%まで下がって、取引を一時止める『サーキットブレーカー』まで発動した。消えた時価総額は$328B、日本円で約53兆円やて。この韓国発の半導体売りが東京にも飛び火して、朝は69,000円台まで買われとった日経平均が、大引けは67,204円 ―― 前の金曜から1,353円安(-2.0%)まで急に落ちてもうた。キオクシアや東京エレクトロン、アドバンテストいうAI・半導体の常連もそろって一段安や。ただ社長、ここは冷静にいこ。これは『AIの需要が消えた』んやのうて、上場の熱狂が行き過ぎた分の調整・利益確定や。半導体株はもともと上げ下げの激しい景気敏感株やしな。うちの商売はAIの『使い手・分析』側で、半導体そのものの波にはあんまり乗っとらんから、受注環境への直接の影響は小さい ―― そこは安心してええ。もういっこ、嫌な材料が重なった。イランの革命防衛隊が『ホルムズ海峡を封鎖する』てはっきり言うたんよ。世界の海の原油輸送の2割が通る要衝や。供給不安で原油(WTI)は一時4%超上がって$74台、為替は『有事のドル買い』で円安が進んで162円台前半まで来た。トランプさんは『海峡は開いとる』て火消しに回ったけど、実際に封鎖されたら原油はもっと跳ねる。飲食・小売のお客さんの仕入れ・配送コストに効いてくるから、提案書には『封鎖されたら$90-100超』いうテールリスクの注記を厚めに入れとくわ。段取りやけど、経理部はドル建ての支払いを162円台で慌てて動かさんと、明日のCPIと原油の向きを見てから小口・分割で。営業部の月次提案は、CPIが素直に落ち着く強気版と、コア上振れ+原油高の慎重版の2本立てをキープや。そして、この株安・原油高・円安ぜんぶが、明日7/14の『米CPI+ウォーシュ議長の初証言+大手銀の決算』いう三つ巴の前哨戦やと思て見ときや。今夜アメリカの市場が開いたら、この韓国・中東発のショックを追認するか和らげるかの最初の関門になる ―― そこは明日の朝刊でちゃんと拾うからな。今日はよう荒れた一日やった。ゆっくり休んでな、ほな。
— Akemi, Vice President · Data Parade Inc.